高周波電磁波に関するアンテナ特性
アンテナ特性を正確に測定するためには、電波暗室やオープン・サイトなどの施設や測定設備が必要となる。正確な測定はお金と時間を要するアンテナの指向性を簡易に把握するためにはアンテナの基礎事項を知っておく必要がある。アンテナから放射される電磁界(電波)は、そのアンテナの固有の方向特性をもっている。この方向特性を指向性または指向特性という。その方向特性が総ての方向に対して均等でないものを指向性があるといい、方向性が全くなく、総ての方向に均等なものを無指向性あるいは等方性という。ある特定の方向に強い指向性を持つものを単一指向性という。
Date: 2023/09/25(月)


高度情報時代へのリスク回避対策
人工衛星や地上のスポット受発信基地による高速大容量通信システムは世界的に武器を使用した戦争や情報戦の要となり一般的には交通や学習、経済活動に必須なものとなる。すでに一般道のリンク旅行時間の提供による最適なルート検索、タクシー車両などから得られるプローブ情報への対応、すべての気象情報や災害情報、特別警報(地震を除く)のナビゲーション、地図上への表示VICS WIDEサービスはサービス開始以降に発売されたカーナビであれば対応している。基幹送信所ETC2.0(電波ビーコン5.8GHz帯)では、道路側のアンテナであるITSスポットとの高速・大容量、双方向通信で、路車協調システムによる運転支援サービスを受けることができる。渋滞回避支援は道路交通情報をITSスポットでリアルタイムに配信する。これにより、カーナビが最速のルートを検索し、その時々の最新情報に従った最速ルートが賢く選択される。安全運転支援とは、ドライブ中のヒヤリを減らすため事前に注意喚起情報の提供を行う。SA/PAや道の駅などに設置されているITSスポットを利用してインターネット接続が出来る。ETC2.0(電波ビーコン5.8GHz帯)サービスは主として高速道路に、DSSSは一般道に設置されている。これらの風潮は今後もち密かつ拡大化していく。今後我々は地球上に張巡らされたこれらの電磁空間から逃れることが次第にできなくなっていく。この環境から過敏症の患者が自らを守る対策が必要となる。外出時、就寝時様々なスポット的対応を学んでおいていただく必要がある。
Date: 2023/09/18(月)


道路交通情報通信システム
道路交通情報通信システムは、道路交通情報を通信・放送メディアによって送信し、カーナビゲーション(以下、カーナビ)などの車載装置に文字や図形(地図など)として表示させる国内向けのシステムであり、道路上に設置した情報発信装置(ビーコン)やFM多重放送などにより、交通情報を提供するもので高度道路交通システム(ITS)の一翼を担っている。VICSにおける情報通信、情報提供は、、FM放送電波(FM多重放送)、路側設置の光ビーコン、DSRC(5.8 GHz帯)と多様な通信・放送メディアによって行われている。光ビーコンは都市部やその周辺の主要な一般道路を中心に、道路上に設置されている光学式車両感知器。赤外線による通信で車速70 km/h以下に対応する。前方30 km程度先までの一般道の情報を、都市部では加えて周辺の高速道路の情報も提供するビーコン数は全国で約数万箇所、(約56,000基2017年)が設置されている。地域と世界の情報が様々な形で電磁波によって送受信される。この目に見えぬ電磁波濃度が地球生態系に及ぼす影響は全く未知数である。

Date: 2023/09/11(月)


毒性発現
副作用のない健康増進サプリなどは通常、同様な作用、効果しか出ないが副作用の強い薬物も含め毒物は様々な症状を呈することになる。毒性の発現部位が特定の臓器に集中するとき臓器障害に先立って消化器障害や呼吸器障害などが現れることがあり特定の臓器に集中すると心臓毒、肝臓毒、腎臓毒などとも呼ばれている。同じ毒物でも急性中毒の症状と慢性中毒の症状は異なってくる。神経毒とは中枢神経や末梢神経系に異変を起こすもので人体の機能が瞬時にマヒしたりパニックに陥ってしまうものでサリンのような神経ガスや有機リン系の農薬も同様の急性・慢性中毒症状を示す。
Date: 2023/09/04(月)


化学物質過敏症・電磁化過敏症,近年の様相
シックハウスや化学物質過敏症が問題視され数十年が過ぎ、一部報道されていた人工化学物質の環境問題ももともとマスコミではスポンサーに配慮しなければならない微妙な問題なだけに近年取り上げられることはほとんどなくなっている。今目の前で起きているのは戦争、異常気象、核廃棄物、ごみ汚染等の人類への直接的な視覚的、体感的な脅威である。しかし人工化学物質や人工電磁波の環境への氾濫はじわじわと進行しとてつもない複合汚染として、それを摂取する人体の反応も複雑な様相を示し多くの被害者とその家族を苦しめている。超微量の膨大な化学物資や空間を覆う電磁波が人体へ及ぼす影響は計り知れない。
Date: 2023/08/28(水)


低周波音の測定における測定環境の影響
通常の条件での低周波音の測定においては測定場所の周囲温度、湿度などの影響はほとんどないと考えてよいが高温多湿な環境条件においては使用可能な温度や湿度などを十分調べたうえで測定を実施しする必要がある。低周波音レベル計の場合、温度範囲はー10〜+50℃、湿度範囲は相対湿度30〜90%以下となっている。レベルレコーダーの場合は0〜+50℃、90%以下である。風があるときは風の影響を軽減するためにウッドスクリーンが使用されるが効果にも限度があるので測定は避け風による雑音レベルを対象外超低周波音と考え、対象とする超低周波音とのレベル差に着目して測定することが必要である。
Date: 2023/08/21(月)


磁化の測定法
磁化の測定法には試料に働く力を精密な化学天秤で測る方法や化学天秤の代わりに、ねじばかりやばねばかりを使う方法もあります。しかし強磁性体の場合には普通電磁誘導を利用して測定します。それらは振動試料型磁力計(VSM)と呼ばれ磁化が小さい場合でもVSMで測定できます。電磁誘導を利用する磁化測定法はこのほかに震動コイル型、試料引き抜き型、さらに磁場僧院によって生じる電圧を積分する方法などがあります。超伝導のジョセフソン効果を利用したスキッドというものもあり微弱な磁場や磁化を測定する有力な手段となっている。スキッドは超伝導量子干渉計(SQUID)のことで絶縁層に流れる(量子現象)電流を測定する。
Date: 2023/08/14(月)


磁気飽和
強磁性体にコイルを巻きコイルに流れる電流を次第に増加すると強磁性体内部の磁界の強さは次第に増加する。しかし磁化力が増加して一定以上になると急速に磁化力の増加が低減する。この現象は磁化力が増加するにしたがって磁界の方向に配列する分子磁石の数は次第に増して磁束密度は増加する。しかし一定体積の中にある分子磁石の数には限りがあるので全部の分子磁石の配列する過程が最後に近づくにつれて磁石力を増しても磁束密度がほとんど増さなくなると考えられる。また磁化力が一定の場合でも強磁性体の磁化率が変化する。強磁性体が急激にその磁性を失う臨界温度は磁性体の種類によって異なる。
Date: 2023/08/07(月)


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