60年前には宇宙に人工物はなかったが2022年に軌道上に打ち上げられた人工衛星等の機数は過去最大の2,368機。過去10年間で約11倍に増加、増加の中心を占めるのは商業衛星であり、 商業衛星の打上げは、今後さらなる増加を見込む。主な通信衛星コンステが計画する衛星の打上げ機数は5万機を超える。政府衛星としても、安全保障分野におけるミサイル防衛や宇宙領域把握を目的とする衛星や、新興宇宙国の衛星などの打上げが見込まれる。今後10万機以上もの、まさに無数ともいえる数の小型衛星が地球周辺に打ち上げられることは、地球空間にさらに高濃度の電磁波スモッグをもたらすことになる。全体として、人間、動物、植物の生活を形作り続けてきた自然の電磁気圏の大きな乱れはだれも予測できない計り知れない大変革をもたらそうとしている。我が事務所や居住空間も頭痛やその他の体の異変を感じ測定するとある程度プロテクトしていても非常に高い数値が検出され対応せざる負えない状況となっている。今後、地上から観測できる10cm以上の物体が約2万個、観測はできないものの、理論上1cm以上の物体は50〜70万個、1mm以上になると1億個を超えると推測されている宇宙ゴミによる宇宙空間の事故同様、地球上の全生命に対する危機状態が起きる可能性を考えると、経済戦争といえるこれらの活動も戦争以上に恐ろしい結末を生体に及ぼす可能性があることは否定できない。
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Date: 2023/10/16(月)
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