低周波音の測定における測定環境の影響
通常の条件での低周波音の測定においては測定場所の周囲温度、湿度などの影響はほとんどないと考えてよいが高温多湿な環境条件においては使用可能な温度や湿度などを十分調べたうえで測定を実施しする必要がある。低周波音レベル計の場合、温度範囲はー10〜+50℃、湿度範囲は相対湿度30〜90%以下となっている。レベルレコーダーの場合は0〜+50℃、90%以下である。風があるときは風の影響を軽減するためにウッドスクリーンが使用されるが効果にも限度があるので測定は避け風による雑音レベルを対象外超低周波音と考え、対象とする超低周波音とのレベル差に着目して測定することが必要である。
Date: 2023/08/21(月)


磁化の測定法
磁化の測定法には試料に働く力を精密な化学天秤で測る方法や化学天秤の代わりに、ねじばかりやばねばかりを使う方法もあります。しかし強磁性体の場合には普通電磁誘導を利用して測定します。それらは振動試料型磁力計(VSM)と呼ばれ磁化が小さい場合でもVSMで測定できます。電磁誘導を利用する磁化測定法はこのほかに震動コイル型、試料引き抜き型、さらに磁場僧院によって生じる電圧を積分する方法などがあります。超伝導のジョセフソン効果を利用したスキッドというものもあり微弱な磁場や磁化を測定する有力な手段となっている。スキッドは超伝導量子干渉計(SQUID)のことで絶縁層に流れる(量子現象)電流を測定する。
Date: 2023/08/14(月)


磁気飽和
強磁性体にコイルを巻きコイルに流れる電流を次第に増加すると強磁性体内部の磁界の強さは次第に増加する。しかし磁化力が増加して一定以上になると急速に磁化力の増加が低減する。この現象は磁化力が増加するにしたがって磁界の方向に配列する分子磁石の数は次第に増して磁束密度は増加する。しかし一定体積の中にある分子磁石の数には限りがあるので全部の分子磁石の配列する過程が最後に近づくにつれて磁石力を増しても磁束密度がほとんど増さなくなると考えられる。また磁化力が一定の場合でも強磁性体の磁化率が変化する。強磁性体が急激にその磁性を失う臨界温度は磁性体の種類によって異なる。
Date: 2023/08/07(月)


磁気シールド
磁界は真空に限らずどんな物質の中でも生じる。したがってどんな物質を用いても磁界を絶縁することはできない。しかし電気計器などでは地球磁界や外部からの磁界の影響を受けると測定結果に誤りを生ずるので外部磁界を断ち切りその影響を少なくする必要がある。このような計器は磁気遮蔽、磁気シールドをするために鉄が磁気を通しやすい性質を利用しこれらの計器は鉄製のケースに密閉されている。このようにした場合、外部の磁界によって作られる磁束はほとんど鉄製のケースの中を通って計器を外部磁界から断ち切ることができる。しかし対象範囲が大きくなると外部の広範囲にわたる磁界をシールドするのは困難になる。
Date: 2023/07/31(月)


核磁気共鳴現象
総ての物質は原子を組み合わせた分子から成り立っている。また宇宙には素粒子が充満し総ての物質はそれらに影響を及ぼすエネルギーの連鎖で現存している。人体の細胞の7割には水素原子核が含まれている。通常では様々な方向に向いているこれにある周波数の電磁波を加えその前後の動向で体内の健康状態の把握をしようというがMRI(核磁気共鳴映像法である。このような微細な体のメカニズムを攪乱するのが化学物資や電磁波となる。体の中には人体の機能を支える様々な物質が活動している。温度が高くなるほど物質の動きが活発になるケースが多いので夏は体調を整える絶好に時期でもあるが体内の細胞を活性化するにはその媒体である良質な水の介在が不可欠である。したがって体を動かし老廃物をしっかり放出するとともに良質な水分補強も不可欠となる。夏はしっかり水分補強をするとともに自力で体を動かし新陳代謝を高める絶好の機会と考えよう。
Date: 2023/07/24(月)


自然と人の恒常性
現在農場では世界的に作物が人によってっ管理され農機具や化学肥料、農薬等を使用し栽培されていると思いますが数十年前、目にした自然農法では化学肥料も病虫害に対する農薬(消毒剤)等も一切使用せず、米と麦の二毛作で最高の収穫量を得ているとのことでした。自然総てに言えることですがその地に住む人々は地域の土地や川、湖、海から豊富な作物や魚介類を豊富に得ることができました。その意味では豊富な自然の恵みを得て現在よりとても豊かだったといえます。人工的な様々な化学物質はそれらの豊富な恵みのみならず地球上の様々な生物種を絶滅させつ続けています。自然農法では稲のあるうちに稲の頭の上から麦をばらまき稲を収穫したときにその藁をその上にばらまき麦を刈る前に麦の上から米をばらまき刈り取った麦わらをそのまま振りかけておくだけ、草取りもしない耕すこともなく最高の収穫量を得るというのです。本来地球が元気であれば地球は自然の恵みであふれているのです。人も自然のままが一番いいということです。できるだけ人工的な負荷を避け地球の循環に沿った自然な生き方をすれば病気にもならないということです。
Date: 2023/07/17(月)


カビとアレルギー
梅雨の季節、今まさに真っ最中ですが室内でカビの繁殖が活発になる時期でもあります。室内の掃除が滞っていると様々な場所でクロカビ(クラドスポリウム)、アカカビ(フザリウム)、ツチアオカビ(トリコデルマ)、ススカビ(アルテルナリア)が繁殖し壁等に1平方センチメートル当たり10億個の胞子が付着するといった状況になることもあります。胞子はエアコンやわずかな空気の流れで表面から飛び散り空気中を浮遊し住人が吸い込むと喘息やアレルギー症状を引き起こすことになります。アレルギー感受性の強い方は皮膚や目が腫れて苦しむこともあります。この時期特に結露に気を付けることまた掃除をしてカビが発生しにくいように気を付けましょう。
Date: 2023/07/10(月)


VOC(揮発性有機化合物)の揮発
VOCは温度の上昇とともにその放散量が増すことになる。冬期中には気温が低いのでVOCの放散速度が極端に遅くなるため感じなかったものが春から夏にかけその揮発量の上昇により室内のVOC濃度が増すことになる。春、初夏ではまだ窓もオープンにしている状況が多いため問題にならないこともあるが盛夏になると冷房を入れ締め切った状態が長く続くことになる。特に最近の住宅は断熱気密性が高いために換気が重要となる。だが夏季の換気は注意しないと結露の原因となる。現代の住宅では電磁波や化学物質も注意点が異なることを意識してほしい。
Date: 2023/07/03(月)


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