通常の条件での低周波音の測定においては測定場所の周囲温度、湿度などの影響はほとんどないと考えてよいが高温多湿な環境条件においては使用可能な温度や湿度などを十分調べたうえで測定を実施しする必要がある。低周波音レベル計の場合、温度範囲はー10〜+50℃、湿度範囲は相対湿度30〜90%以下となっている。レベルレコーダーの場合は0〜+50℃、90%以下である。風があるときは風の影響を軽減するためにウッドスクリーンが使用されるが効果にも限度があるので測定は避け風による雑音レベルを対象外超低周波音と考え、対象とする超低周波音とのレベル差に着目して測定することが必要である。
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Date: 2023/08/21(月)
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