人体と電気&化学物質
脊髄は外層で脊髄骨が保護し内層は脊髄膜(硬膜・くも膜・軟膜)で包まれ保護されているがこれは脳を包む脳膜とひとつながりになっている。脊髄神経が頭部を除くすみずみまで伸び末端の情報を脊髄を経由して大脳皮質に伝えたり反対に脳の命令を、脊髄を経由して全身の筋肉などに伝え、運動をさせたりする。これらの信号も総て人体内の化学物質と電気信号によって伝えられている。人は自然の植物や自然水のミネラルを摂取し自分の中で起こす電流の力によって体の細部を宇宙とのエネルギーと連携しながら動かしている。しかし問題は自然の適量のミネラルや電流ではなく人工的大量の化学物質や電磁波に人間が体の内外で曝されているということである。これらに耐えられない生物が毎日100から300種が絶滅しているとわれている。総ての命の根源は自然である。その根源がなくなれば私達の命も無くなるということになる。
Date: 2024/07/22(月)


神経細胞間および神経細胞と筋肉細胞間のコミュニケーション
植物、原生生物、菌類とは対照的に、動物(それらすべて)はホルモンだけでなく、神経制御システム、つまり神経系も持っている。神経細胞は、細胞核(すなわち、特殊な真正球)を持つ特殊な体細胞である。この特殊化は、動物が動きたいという衝動に駆られた結果であり、運動の引き金となるはずの細胞間のコミュニケーションは、ホルモンを介しては遅すぎる。神経細胞間、神経細胞と筋肉細胞の間は、いわゆるシナプスで、情報の転送が行われる場所である。神経細胞間のコミュニケーションは、電気的(非常に迅速に行わなければならない場合にのみ)または化学的(通常)のいずれかで行われる。これらのシナプスは、したがって電気的または化学的シナプスと呼ばれる。化学シナプスの場合、細胞膜にイオンチャネル(イオンは荷電粒子)があり、いわゆる神経伝達物質を介して情報伝達が行われる。アセチルコリンはそのような神経伝達物質の1つである。絶え間ない情報を紡ぐために、これらの神経伝達物質も再び分解される。アセチルコリンの場合、神経伝達物質のアセチルコリンを分解するのはアセチルコリンエステラーゼである。このようなシステムは、神経伝達物質の量と分解の速度を介して情報の非常に微妙な違いが伝えられる。また、神経伝達物質の受容体がイオンチャネルであり、したがって2つの情報伝達の組み合わせが存在するという変種もある。
Date: 2024/07/15(月)


体細胞の機能と毒物学の基礎
1個体である生き物を総合的にみていくとそれは生態系と相似といえます。1か所で何かを変えると、バランスが崩れて病気になったり、死んだりする可能性があります。すべての生物は、いわゆる細胞と呼ばれる基本的な構成要素で構成されています。細胞の構造に基づいて、生物は原核生物と真核生物の2つの主要なカテゴリに分けることができます。原核生物には真の細胞核がありませんが、真核生物にはあります。原核生物にはバクテリアが含まれます。真核生物には、単細胞生物(原生生物)、真菌、植物、動物が含まれます。細胞核に加えて、真核生物は、細胞分化を有する多くの細胞からなることが多く、常に好気性です。すなわちエネルギー生産のために酸素を必要とするという点でも異なります。このエネルギー生産は、細胞の発電所としても知られるミトコンドリア(細胞小器官、つまり実質的に細胞内の器官)で行われます。いわゆる酸化的リン酸化(酸素を介した細胞呼吸)では、エネルギー分子ATPがミトコンドリアの呼吸鎖を介して生成されます。複数の体細胞からなる生物は、これらの細胞が互いに通信して初めて生きることができます。このコミュニケーションは通常、化学メッセンジャーまたは電子を介して行われます。また、細胞壁の電子差(電子電位差)が化学伝達物質の放出につながることもよくあります。細胞の細胞壁には、これらのメッセンジャー物質の「ドッキングサイト」、いわゆる受容体があります。メッセンジャー物質をレシピエント細胞にドッキングさせることで、レシピエント細胞に次の「ドミノ効果」が起こります。これらはメッセンジャー物質(働きに応じて同じものまたは異なるもの)を放出し、再び電子ポテンシャル勾配があるか、特定のメッセンジャー物質を取り込むための「チャネル」が開かれます。地球上の生態系の連鎖で個々が生存しているように1つの細胞、1つの生き物の体内でも地球の生物連鎖、宇宙のエネルギー連鎖と同様なエネルギー循環が行われていることがみられるのです。
Date: 2024/07/08(月)


害虫駆除作業による殺虫剤で乳児死亡?
科学的な見地からすると、昆虫も人間も動物に属し地球生物です。したがって、論理的には分子レベルでみるとそれらの細胞も同じように機能するということになります。したがって、殺虫剤は、昆虫だけでなく、人間やペットにも同じように毒性、つまり有毒な影響を与える可能性が高くなります。殺虫剤の人間や動物に対する毒性に関する疑問にもっと詳しく答えるためには、体細胞、特に神経細胞の機能をもう少し深く調べ、毒物学の科学分野も扱う必要があります。同じ分子は、天然か合成かに関係なく、同じ毒性効果があります。単なる希釈では分子は化学的に変化しません。毒物学的に有効な量(用量)のみが減少します。特定の生物群に対してのみ有効な毒はありません。毒性有のものは総ての生物に機能するということでただその容量がその生体への閾値を超えるか否かの違いによって毒性が発現されるということになります
Date: 2024/07/01(月)


ドイツにおけるリフォーム時のカビ処理
リノベーション中は、カビがはびこった材料を可能であれば洗浄し、それ以外の場合は取り除く必要があります。ガラスなどの平滑な表面は問題なく洗浄できますが、タイルでも多孔質の目地のため難しいです。感染した石膏の場合、フライス盤や剥がしによる除去は避けられず、石膏ボードは完全に交換する必要があり、感染した領域から大きな安全距離を保ち、感染した地域の断熱材にも同じことが当てはまります。多くの断熱材では、カビの蔓延は実験室でのみ認識されるため、断熱材はできるだけ寛大に、または実験室の所見に従って交換する必要があります。天然の断熱材は通常、湿気による損傷の影響を大きく受けるため、保管することはめったにありません。床構造のポリスチレン製の断熱材でさえ、通常、数週間の湿気で非常にひどく微生物汚染されているため、交換が推奨されます。木材は通常、紙やすりで磨くか、平削りにすることができますが、それによって、接続点、接合部、亀裂に残留する汚染を考慮する必要があります。
Date: 2024/06/24(月)


カビ除去時の健康リスク
2006年、ドイツ建設業雇用者賠償責任保険協会は、BG情報(BGI)858「建物改修における生物剤による健康被害」(DGUV情報201-208で新規)を発行し、アスベストまたはKMF修復(KMF=人工鉱物繊維)と同様に、シーリング対策、負圧維持、低粉塵作業、個人用保護具(PPE)に関する労働安全衛生要件が定められています。大規模な解体作業の場合、負圧維持による密閉はほとんど不要ですが、現在では数1,000mの体積流量で使用できる非常に強力な抽出システムがあります3/hは、解体エリアで直接強い負圧を発生させるため、真菌や解体材料が発生源で直接抽出されるため、大規模なシーリングは必要ありません(いわゆるD-MIR®プロセス)。このような抽出システムに必要な投資は管理可能であるため、これまでこのシステムを提供している企業は数社しかないのは驚くべきことです。PPE、つまり危険クラスに応じた呼吸保護具を備えた通気性のある全身スーツの着用は、現在、修復会社の間で広く確立されています。日本ではここまで厳しい措置をすることはないのですがお国柄の違いでしょうか。日本でカビが発生しやすい気候、ヨーロッパでは湿度が低いので近年の住宅事情で変わってきたようです。
Date: 2024/06/17(月)


カビ除去・改善に関して
カビの改善方法としては通常、消毒剤の使用と目に見える表面の修復が専門的な修復として提案されます。しかしその後、何度もカビの発生に遭遇します。本格的にカビ対策を行うには微生物成分の実際の除去のみが有効であり、これは通常、影響を受けた成分の除去・解体を意味します。多くの微生物学的研究により、消毒剤による効果的な殺傷は、カビの蔓延後にはほとんど効果がなく、発芽可能なカビ成分と他のカビ成分の両方が残ることが示されています。これは、実際には、必要な濃度と曝露時間で消毒剤を全面的に使用することができないという事実に一部起因しています 。深層繁殖部分やコンポーネントの深さへの影響は言うまでもなく、消毒剤が届かないコーナーが常にあります。カビを構成する菌糸体、胞子担体の中で表面的に胞子キャリアのみが通常、カビの汚染状況として直接認識されているにすぎないからです 。

Date: 2024/06/10(月)


住環境による障害は変化する
住環境による障害の症状は1日の時間や季節によって変化する。電磁波は低周波も高周波も時間によってその強弱が変化する。低周波騒音等も同様である。これらの物理的な要因も天候によっても変化しさらに化学的な要因、微生物的な要因も1日の時間、季節によっても変なする。これらの複合的な要因によって体調も変化するため一つに絞ってその要因だけに焦点を当てて測定、改善などによる解決をしようとしても的外れになり時間と費用を費やすだけになる可能性がある。したがって常にこれらの全般的な要因が背景にあることを考えながらアドバイスする必要がある。
Date: 2024/06/03(月)


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