新たなる環境ホルモン
環境ホルモンとも呼ばれる内分泌攪乱化学物質は、本来ホルモンが結合するレセプターに結合することによって、本来ホルモンと類似の作用をもたらす場合と、逆に作用を阻害する場合がありPCBやDDT,ノニルフェノール、ビスフェノールAなどの化学物質は前者の例であり、DDEやビンクロゾリン(農薬)等は後者の例といわれている。またダイオキシン類の様にレセプターに結合するのではなく、細胞内のシグナル伝達経路に影響を及ぼすことによって遺伝子を活性化し機能性蛋白の産生等をもたらすものもある。これらのうちには農薬の有効成分に含まれているものが多くあり生産・使用がすでに中止されているものもあるが未解明な新たなるものが生産され検証されていないものがさらに様々な影響を及ぼし続けることが懸念される。
Date: 2023/11/27(月)


経済産業省における化学物質管理政策
化審法は、化学物質の製造・輸入に関する上市前の事前審査及び上市後の継続的な管理により、化学物質による環境汚染を防止することを目的としている。化管法は事業者による化学物質の自主的管理の改善を促進し、環境の保全上の支障を未然に防止することを目的とする。事業者は国が定める化学物質管理指針に留意した化学物質管理を実施するとともに、進捗状況等の情報提供を行う等国民の理解を図るよう努なければならない。指定化学物質等取扱い事業者が講ずべき第一種指定化学物質等及び第二種指定化学物質等の管理に係る措置に関する指針等により有害性のおそれのある化学物質及び 当該化学物質を含有する製品を、事業者間で譲渡・提供する際に、化学物質の性状及び取扱い情報を提供することを義務づけている。

Date: 2023/11/21(火)


ドイツの住環境報道(問題のある屋内モバイル通信)より
世界的にもドイツにおいても政治的には、全国的な移動通信の拡大も推進されています。その高周波の人工的にパルスされた電磁界は、産業やビジネスの利益だけでなく、無数の消費者の利益のためにもほとんど無害であると公式に宣言されています。しかし、2021年、米国連邦最高裁判所は、米国連邦通信委員会(FCC)に、無線放射によって引き起こされた損傷の科学的証拠を長年無視してきた理由を最終的に説明するよう命じました。また、英国では、5G携帯電話事件の訴訟が認められました:5Gの健康への悪影響のリスクと個人の保護オプションについて国民に十分な知らされていなかったため、また、この技術の健康リスクを特定できなかったための適切かつ十分な理由が提示されていなかったため、その問題点が政府に向けられました。2020年、「欧州議会調査局」による欧州議会のブリーフィングは、5Gに関して、「曝露の種類と期間とともに、高周波などの5G信号の特性は、癌の原因と考えられているDNA損傷を含む曝露の生物学的および健康的影響を増幅するようである」と述べています。一方、移動体通信分野での多くの研究は、生物学的影響と損傷の影響が限界値を下回っていることを証明していますが。これらはすでに現在では時代に沿ってはいないものの、ドイツでも公的指針値は高く設定されています。意見は事実上分かれたままですが、これは、アパートや地下室の内部を含め、全面的に人工的にパルス化された電磁放射に人々を曝すリスクがないわけではないことを意味します。この分野の詳細については、Kühling教授の最近出版された本「評価のジレンマ携帯電話」を読むことをお勧めします。世界的に電磁波環境は加速して影響が増幅していく中、これらに過敏な方は、自分自身でそれらの数値を検知し住環境と身体を整えていく必要があることを自覚しておいたほうがよさそうです。
Date: 2023/11/13(月)


電磁波を知覚できない危険性
電磁放射を意識的または苦痛に知覚することができない人々は、周囲の電磁放射量の増加によっても危険にさらされています。「電磁波・放射線によるストレス」は心の状態を乱し、免疫システムを損ない、ストレスホルモンの放出を増加させます。ドイツでは早くから原子力エネルギーからの脱却に関し太陽光発電が推進されています。が一方で私たちの生活環境における電磁波の増加による危険性のひとつに、太陽光発電も指摘されています。太陽光発電機の直流と直流電圧を交流と交流電圧に変換する、いわゆるインバーターから放出される放出量が特に懸念されています。交流通電ケーブル自体と同じように、それらはほとんどシールドできない磁気交流場を生成します。それらが、寝室に影響を与えない状況であれば安心できるのですが寝室に影響を及ぼすようであれ特に電磁波に過敏な人々にとっては大きな問題となっていくことがドイツでは問題視されています。
Date: 2023/11/06(月)


環境における障害リスク要因の把握
健康リスクとしての環境要因は様々ですが目に見えるもの、体感できるもの、体感も目にも見えないものがあります。体感できるか否かになると人それぞれの感受性によって異なる。粒子状物質もPM2.5や花粉、微生物のカビ等でそれぞれ人によって感受性が違います。また化学物質も電磁波も人によって感受性が異なるとかんがえられます。測定の機会が増えるにしたがって私の場合はそれらの状況への感受性が高くなり測定しなくてもある程度、リスクの存在を認識できるようになっています。過敏症の方への対策としてはそれらのリスク(環境負荷)を総合的に低減していくこと、そして生活習慣上の負荷要因も低減してくことも実践していく必要があります。健康への早道は地道な生活習慣の活性化にほかなりません。
Date: 2023/10/30(月)


電磁密度上昇への対処
宇宙インターネットの構築を目指す各社は、それぞれが数万機もの衛星の打ち上げを計画しており、軌道上の衛星の数はかつてないほど増える。そうなれば、既存の宇宙ごみと衝突する可能性は上がり、あるいは宇宙インターネットの衛星自身も宇宙ごみになってしまう可能性も上がる。もちろん、「衛星が地球を覆う」というのは比喩的な表現であり、地球周辺の空間は広大なため、たとえ数万機の衛星が打ち上げられても、文字どおり衛星同士がひしめき合うようなことにはならない。それでも、衝突の確率が確実に上がることは間違いない。いわゆる進歩と気候変動の名の下に、これは私たちの生活環境をますます電磁放射の影響下に置き、これらすべてが人間と自然によって許容できるかどうかについての重要な問題に対しては適切に考慮されていない。2021年、米国連邦最高裁判所は、米国連邦通信委員会(FCC)に、無線放射によって引き起こされた損傷の科学的証拠を長年無視してきた理由を最終的に説明するよう命じた。また、英国では、5G携帯電話事件の訴訟が認められた。2020年、「欧州議会調査局」による欧州議会のブリーフィングは、5Gに関して、「曝露の種類と期間とともに、脈動などの5G信号の特性は、癌の原因と考えられているDNA損傷を含む曝露の生物学的および健康的影響を増幅するようである」と述べている。実際に時々でも偏頭痛による断続的な痛みを感じたなら対処すること、その備えに対する心構えを持っておく必要がある。
Date: 2023/10/23(月)


人工電磁波と自然環境に於ける電磁気圏
60年前には宇宙に人工物はなかったが2022年に軌道上に打ち上げられた人工衛星等の機数は過去最大の2,368機。過去10年間で約11倍に増加、増加の中心を占めるのは商業衛星であり、 商業衛星の打上げは、今後さらなる増加を見込む。主な通信衛星コンステが計画する衛星の打上げ機数は5万機を超える。政府衛星としても、安全保障分野におけるミサイル防衛や宇宙領域把握を目的とする衛星や、新興宇宙国の衛星などの打上げが見込まれる。今後10万機以上もの、まさに無数ともいえる数の小型衛星が地球周辺に打ち上げられることは、地球空間にさらに高濃度の電磁波スモッグをもたらすことになる。全体として、人間、動物、植物の生活を形作り続けてきた自然の電磁気圏の大きな乱れはだれも予測できない計り知れない大変革をもたらそうとしている。我が事務所や居住空間も頭痛やその他の体の異変を感じ測定するとある程度プロテクトしていても非常に高い数値が検出され対応せざる負えない状況となっている。今後、地上から観測できる10cm以上の物体が約2万個、観測はできないものの、理論上1cm以上の物体は50〜70万個、1mm以上になると1億個を超えると推測されている宇宙ゴミによる宇宙空間の事故同様、地球上の全生命に対する危機状態が起きる可能性を考えると、経済戦争といえるこれらの活動も戦争以上に恐ろしい結末を生体に及ぼす可能性があることは否定できない。
Date: 2023/10/16(月)


基準アンテナ
アンテナの利得(ゲイン)を調べるときに必要なのが基準アンテナである。ゲインとは、アンテナの特性の1つで、電波の放射方向と放射強度の関係を指向性という。その指向性を持つアンテナにおいて、基準のアンテナと供試のアンテナがあり、両方が作る電界強度が同等になるための電力の比をゲインという。電力を様々な方向に拡散させるアンテナと、指向性があり、電力を効率良く集中させるアンテナの到達距離の差が利得(ゲイン)の差になる。基準アンテナには、アイソトロピイクアンテナ(等方向性アンテナ)と反波長ダイポールアンテナがある。
Date: 2023/10/09(月)


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