可変アッテネータ等
可変アッテネータは減衰量を連続的に変更できるアッテネータで減衰量の調節ができます。可変アッテネータは機械式のものと電子式のものがあります。一般に電子式のものは加える電圧で減衰量の制御を行います。ステップアテネータには、1dBステップで0〜11dBまで調整できるもの、10dBステップで0〜110dBまで調整できるものなどいろいろな製品があります。また手動ではなく電子的に切り替え可能な、プログラマブル・ステップ・アッテネータと呼ばれるものもあります。ステップアッテネータは、信号のレベル制御や各種測定でつかわれます。その他に方向性結合期は、信号レベルのモニタリング、反射特性の測定、伝送特性の測定等、様々な場面で使われます。方向性結合器の特性で重要なのは、方向性です。方向性はアイソレーションと結合度の差で定義された値が大きければ大きい程、よい方向性結合器になります。
Date: 2020/12/14(月)


終端器とアッテネータ
測定の際に、測定器に接続されない空き端子がある場合、空き端子総てに終端器を取り付けます。終端器に入力された電力は熱に変わります。終端器によって耐電力が違いますので大電力を扱う回路の場合には注意が必要です。様々なコネクタ間には変換アダプタを使いますが品種の異なるコネクタ間で変換アダプタを使用する場合には使用周波数帯に十分気を付けなければなりません。電力の減衰のためにはアッテネータを使用します。固定アッテネータでは1dB、2dB,3dB,・・・10dB,20、30dBなど、様々な固定減衰量を持つアッテネータが入手可能です。固定アッテネータは信号のレベル調整、広域帯にわたる反射の改善などに使われます。アッテネータで減衰した分の電力は熱に変わります。アッテネータによって耐電力が異なるので、大電力の減衰を行う場合には注意が必要です。
Date: 2020/12/13(日)


コネクタとケーブル
高周波回路では、使用する周波数帯に応じて様々な同軸コネクタが使用されます。品種によって使用可能上限周波数も変わってきます。高周波の測定では、測定を行う回路と測定器の接続、測定機同士の接続に、同軸ケーブルが使用されます。正確で再現性の高い測定を行うためには、接続ケーブルの選択が重要となります。測定に使用する同軸ケーブルには、高品質から低品質品まであるので、種類と違いを知っておく必要があります。高周波用のケーブルは1本数万円しますが、高い周波数まで安定した特性を持っています。損失が小さく、ケーブルの曲げによる特性の変化も少ないので、各種測定に安心して使えます。データの添付により使用する周波数に於いての損失などが簡単に分かります。
Date: 2020/12/12(土)


パワー・メータ
パワー・メータは電力を測定するための測定器で、パワーメータを使用する測定には、本体のほかに専用のパワーセンサが必要です。パワー・メータの主な機能は組み合わせて使用するパワー・センサからの信号処理、様々なフォーマットでの結果表示、測定値の補正等です。したがって測定可能な周波数帯と電力範囲は、組み合わせて使用するパワー・センサの対応周波数帯、性能によって決まります。パワー・センサは、入力された信号の電力を、それに比例した電圧信号などに変換出力します。パワー・センサには、従来から用いられているサーミスタや熱電対を用いたセンサ、ダイオードを用いたセンサなど様々な品種があります。またCWだけ測定可能なもの、平均電力も測定可能なもの、ピーク・パワーの測定も可能なものなど、品種によって測定可能な信号が異なります。RF帯からミリ波帯迄、様々な周波数に対応した品種があります。パワー・センサには本体が不要なものもあります。USBインターフェースを使って、パソコンなどに接続して使用する機種で様々な場面で手軽にパワーの測定を行えます。
Date: 2020/12/11(金)


信号発生器
信号発生器は信号を発生させる測定器で、出力する信号の周波数とレベルを変えられます。標準、あるいはオプションの変調機能を使うことにより、出力する高周波信号に様々な変調(AM,FM,パルスなど)をかけることもできます。様々なディジタル変調が可能な信号発生器の事をベクトル信号発生器、アナログ変調だけ可能な信号発生器の事をアナログ信号発生器と分けて呼ぶこともあります。RF帯からマイクロ波帯、ミリ波帯まで、様々な周波数帯に対応した製品があります。出力周波数を掃引可能な信号発生器の事を、掃引信号発生器、またはスイーパと呼びます。
Date: 2020/12/10(木)


スペクトラム・アナライザ
スペクトラム・アナライザは信号のスペクトル(周波数成分)の解析・表示を行うための測定器で信号のレベル測定などでも頻繁に使われます。オプション機能を組み込むことにより、様々な解析に対応できます。通常、画面表示の横軸方向が周波数、縦軸方向が信号のレベル(電力)を表します。スペクトラム・アナライザはRF帯からマイクロ波帯、ミリ波帯まで様々な周波数帯に対応した測定器があります。さらに同じ周波数帯を測定するものでも測定性能によって汎用から高性能迄、様々なラインアップがあります。通常の機種のほかに、瞬間的な変化も捉えることが可能なリアルタイム・スペクトラム・アナライザと呼ばれる機種もあります。
Date: 2020/12/09(水)


ベクトル・ネットワーク・アナライザー
スカラ・ネットワーク・アナライザが電力の大きさだけを測定するのに対し、ベクトル・ネットワーク・アナライザは、回路に入出力される信号の振幅と位相を測定します。測定結果からは高周波回路の特性表現に最適なSパラメータが得られます。測定値をベクトル量で取り扱うので、スカラ・ネットワーク・アナライザに比べて、測定できる特性が格段に増えます。通過特性では、ゲインの減衰量のほかに、位相特性、軍遅延特性等の測定もできます。反射特性では、VSWRやリターン・ロスのほかに、回路のインピーダンスの測定も可能になります。
Date: 2020/12/08(火)


スカラネットワークアナライザー
スカラネットワークアナライザーはスカラ(数量)という名前からも分かるように、回路に出力される電力の大きさだけを測定しています。そして測定量(電力)比から通過特性(ゲイン、減衰量)や反射特性(VSWR,リターン・ロス)を算出しています。スカラ・ネットワーク・アナライザでの測定には、本体のほかに専用の検波器、専用の方向性ブリッジ、信号発生器などが必要です。電気回路網を記述するパラメータには電圧で表すVパラメータ、インピーダンスで表すZパラメータやハイブリッドのHパラメータ等がありますが、ネットワークアナライザでは電力で表すS(Scattering:散乱)パラメータを用います。   このSパラメータは、実数と虚数とで表す複素量であり、測定系が持つ誤差要因の位相と振幅を校正によって取り除くため、極めて高い測定確度を提供することができます。
Date: 2020/12/07(月)


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