パワー・メータの測定による場合、パワー・メータ本体と組み合わせ使用するパワー・センサの使用によってその測定可能な周波数範囲とレベル範囲が決まる。したがって測定対象の周波数とレベルをカバーするパワー・センサを用意する必要がある。パワー・メータは、パワー・センサに入力されたすべての信号の合計電力を測定する。電力測定対象の信号と、あまりレベル差がない、あるいは測定対象よりも大きなレベルの信号が同時に入力されると、正確な電力の測定が不可能となる。これを修正するためには測定対象信号のみを通過させる帯域通貨フィルタなどを挿入して測定するとともにその通過損失の補正が必要となる。
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Date: 2022/07/25(月)
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