騒音計は音圧レベルを測る機器である。騒音計には人の周波数感度が考慮され聴感補正回路が組み込まれている。聴感補正回路には平坦特性(Lp)、A(LA),C特性の3種類があり、平坦特性は音圧レベルであり、A特性は40フォンの等ラウドネス曲線に、C特性は100フォンの曲線に近似させたものである。騒音の測定方法は動特性FastでA特性の聴感補正を行った騒音レベルの測定方法と、周波数分析によって音の成分を調べる方法とがある。騒音レベルの測定方法として定常本はそのレベルを読み取ればよいが、非定常音は統計的処理が必要となる。建物に関して2室間の平均音圧差を求めるものと窓または外壁の遮音性能を求めるものがある。また床衝撃レベルの測定方法は軽量床衝撃音レベルの測定方法と重量衝撃音の測定方法の2通りがある。
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Date: 2022/03/07(月)
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