コロナ感染と高速通信開発
世界は今もまだパンデミックのさなかにあり、新型コロナウイルス感染症の拡大によって、3GPP 5G会議は既に延期されており、一部の5G導入予定が頓挫している。次の5Gアップグレード仕様である「Release 17」は、もともと2021年9月に凍結される予定だったが、現在では2022年第2四半期に完了する見込みだ。今回のオミクロン株のような新型コロナウイルスの変異株が新たにほんの数個でも出現すれば、5G関連のスケジュールを中断あるいは、6Gのタイムラインを断念せざるを得ない状況にもなり得る。しかしいずれにしてもこれは一時的中断予測にすぎず電波の高周波数化、高密度化の波は止めることのほうが困難であるといわざるおえない。
Date: 2021/12/13(月)


6G
今年10月世界トップレベルの無線通信研究者が集まる「Brooklyn 6G Summit」によると6G(第6世代移動通信)市場は、基本的なインフラの準備がまだ整っていない状態でありながらも、新技術のハイプサイクルがかつてない早い段階で始動することになると予測される。と述べ、Brooklyn 6G Summitに参加したほぼ全ての業界幹部たちが、「2030年ごろをメドに実用化が進むだろう」との見方で一致している。次世代セルラーは2030年ごろに、それ以前の3Gや4G、5Gと同じように切り替わるだろう。高周波数化の波は収まるどころか今後も際限なく拡大していく様相である。特にこの分野に経済競争が世界的に加速しその富を巡る争奪戦がくり広げられる。私たちの住環境がそのことにより益々悪化することを防止するための対策を各々ができうるよう今から準備しておかなければならない。
Date: 2021/12/06(月)


電磁波と神経伝達ホルモン
電磁波や化学物質を短期間に大量もしくは長期に反復継続して被曝することによって様々な症状を発症する過敏症。ありとあらゆる病気の基礎疾患的な症状を併発するのは電磁波が脳内ホルモン等、生体の基軸に影響を及ぼすからでありまた化学物質が生体で機能的に生産されるホルモン作用を起こすからである。化学物質がレセプター等と結合しホルモン作用を起こすことや化学反応も総て電気作用が伴っている。神経伝達や生理的に基づかないホルモン作用は生体の免疫作用や神経系にかく乱作用を及ぼすことは基本的な事実である。特に睡眠時にこれらの被曝を受けることは生体に甚大な影響を及ぼすことを予防観点から常に意識しておかなければならない。

Date: 2021/11/29(月)


送電電圧
電気は発電所から1次発電所までは27万5000Vから50万Vで送られ50万Vの電圧はさらに27万5000Vから15万4000Vに下げられ市街地に近い2次変電所に送られます。2次変電所ではさらに6万6000V〜2万2000Vに下げられ架空線や地中線で工場や大ビルでイング、または市街地にある配電用変電所に送っている。一般家庭には配電用変電所から6000Vの架空配電線によって送られ、柱上変圧器で100Vに 下げて配電されている。周波数は東日本で50Hz、西日本で60Hzであるが問題は送電線に流れる磁界の強度である。欧米では2mG(200nT)以上の地域では学校・住宅は建設しないよう勧告されている。
Date: 2021/11/22(月)


電流をコントロールできる半導体
金属や絶縁体は、電流を流すか流さないか、どちらか一方の性質しかないためコントロールすることはできないが半導体は、中途半端に電気を通すという性質が、逆に電気をコントロールするのに適しているということになる。真性半導体にわずかな不純物半導体を加えることで、プラスやマイナスの電荷を運びやすくなるという性質は、ダイオードやトランジスターとして、温度や光に反応すると敏感に電子が流れるという性質は、センサーとして使われており現代の電子技術の中心的役割を担っている。



Date: 2021/11/15(月)


N型半導体とP型半導体
シリコンにリン(P)のような5価の不純物を混ぜると、余った外殻の電子がマイナス電荷の運び手の伝導電子となり、電気が流れやすくなる。これをNG型半導体という。また3価のホウ素(B)などを混ぜると電子の抜け穴(正孔)がプラスの電荷の運び手になり、P型半導体となる。N型は電子の負電荷・ネガテイブに、P型は正電荷のポジテイブに由来する。今、半導体の製造は海外に依存する割合が強いが総ての機器のスイッチという最も重要な部分にかかわりのある素材であるので総ての製品に必要なものを日本で製造する必要がある。
Date: 2021/11/08(月)


半導体の構造
代表的な半導体といえばシリコン(ケイ素)Siで原子番号は14、ケイ酸塩Si-O-Siの形で各種岩石の主成分である。シリコン原子は、外側の4個の電子が隣のシリコン原子と、互いの電子を共有する形で結合している。シリコンのように、最外殻に4個の電子がある原子を4価の原子というが純粋な半導体であるシリコンは熱したり、光を当てたりすると電子が飛び出して電気を伝えやすくなる・飛び出した電子は伝導電子、電子が抜けた穴はプラスを帯びた穴のように振舞うため、正孔と呼ばれる。どちらも電荷を運ぶのでキャリアと呼ばれる場合がある。
Date: 2021/11/01(月)


香害問題
私が化学物質過敏症に近い症状がでるようになったのは平成21年11月13日〜11月25日までの第2回ドイツ視察時からでした。ドイツの都心からかなり離れた地方の街を訪問し、その街のホテルの新館に宿泊した時、エレベータを降りた時の強烈な化学物質の臭いでびっくりしたことを思い出します。部屋に入るとその臭いはさらに強烈さを増し、外は小雪が降るなど肌寒い季節だったのですがコートを着たまま窓を開け放して朝まですごしました。翌日次の訪問先のホテルで夕食時に吐き気を催し爾来、その視察中の間は建築生物研究所の宿泊先に着くまで各宿泊先のホテル等の部屋の窓を閉めることができない状態でした。日本に帰っても微量の化学物質にも反応し研修室で研修中、後部で立ち合っていても一番前の席に香料入りの洗剤で洗濯した服を着た人がいると吐き気を我慢できず外へ出ていました。その後、電磁波過敏症の症状も発症したのですが今は様々な努力をしてその症状も克服しました。昨今、香害の問題が取り沙汰され2021年8月13日国が5省庁連名で香害に関するポスターも作成されています。「香害先進国」の米国では悲惨な実態、成人3人に1人が被害者という調査結果によると、アメリカの成人の99.1%が、自分や他人が使った「香りつき製品」に週に1度以上さらされており、34.7%が1つ以上の香り製品によって「1つ以上の健康に有害な影響」を受けている。つまり成人の3人に1人が「香害」の被害者なのだという。健康への影響として挙げられたのは、「偏頭痛」「ぜんそく発作」「神経症状」「呼吸器症状」「皮膚症状」などの訴えだ。男女別では女性の方が有害な影響を受ける割合が高かったということです。被害を受けるのは「香りつき製品を身につけた人に近づいたとき」が最も多く、「消臭芳香スプレーや芳香剤にさらされたとき」、「香りつき洗浄剤で清掃された部屋に入ったとき」、「排気口から排出される洗濯製品の香り」などとなっています。
いずれにしても根本的には化学物質過敏症によるもので香害がトリガーとなる場合もあるということである。
Date: 2021/10/25(月)


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