暖房の場合、床下からエアコンの暖かい空気を床上に、壁の中を上層階に送る場合には頭冷足暖で暖房効果としては快適性的には悪くはないと思われる。しかし床下の密閉空間に土台等に注入された防蟻剤や化学物質、将来的にはカビや微生物の発生等による全室汚染の可能性も考えられる。床下暖房は床下の空間が常にクリーンで空調のメンテナンスを容易にできるようであれば問題ないが常に観察できる場所ではないことによるリスクを抱えることになる。冷房に関しては屋根裏等の上部から下部へ壁や天井からの通風孔によって冷気が各部屋に送られることになる。暖房同様、屋根裏部屋や壁内部の建材等から放散される化学物質が気になるところではある。
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Date: 2022/08/29(月)
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