床下エアコンの問題点
暖房の場合、床下からエアコンの暖かい空気を床上に、壁の中を上層階に送る場合には頭冷足暖で暖房効果としては快適性的には悪くはないと思われる。しかし床下の密閉空間に土台等に注入された防蟻剤や化学物質、将来的にはカビや微生物の発生等による全室汚染の可能性も考えられる。床下暖房は床下の空間が常にクリーンで空調のメンテナンスを容易にできるようであれば問題ないが常に観察できる場所ではないことによるリスクを抱えることになる。冷房に関しては屋根裏等の上部から下部へ壁や天井からの通風孔によって冷気が各部屋に送られることになる。暖房同様、屋根裏部屋や壁内部の建材等から放散される化学物質が気になるところではある。

Date: 2022/08/29(月)


床下エアコンについてのご相談
半年前の新築にお住いの夫婦と0歳の子供の3人住まいのご家族。1階と2階に床下エアコンが付いているが住みはじめてすぐに、家族全員が喉の痛みと咳の症状が出たとのことです。また、化学物質の臭いも気になったとのことです。工務店に相談すると床下の清掃がされていなかったため、木屑などが床下エアコンを通して室内を汚染していたことが分かり、床下の清掃をしてもらい喉の痛みと咳は治ったのだが、一度健康被害が出たことで、床下エアコンを使うのが怖くなりしばらく使っていなかっとのこと。しかし猛暑で6月末から床下エアコンを使用。7月中旬頃、子供が風邪をひき、咳が続いていたので小児科で診てもらったところ、エアコンが原因かも、と言われた。床下エアコンのことを調べるうち、気になる記事が、その記事には、「床下のコンクリートからはラドンという発がん物質が放出され、床下エアコンを使うことでラドンやセメントの粉を吸い込んでしまい、健康に悪影響がある」と書かれていた。これを機に1階の床下エアコンは起動せず、コンクリートに面していない2階の床下エアコンのみを起動させている。子供さんの喉の症状は一旦治ったが、最近また少し咳が出たり、声が枯れているような感じがある。奥様自身も喉に痛みがあったとのこと。そこで、床下エアコンは安全なのか、コンクリートから放出されるラドンは人体に影響があるのかをお聞きしたいです。2階の床下はコンクリートの影響は関係ないが、断熱材(アクアフォーム)はむき出しになっているのも気になっている。入居当初、化学物質の臭いが気になり、ベイクアウトを2回実施、一旦ましになったが、外気温が高くなってくると、また気になる。気候の良い時期は窓を開けて対策をしていたので大丈夫だったのだが、暑くなってエアコンを使い始めると、また気になるようになった。今は、エアコンを使っていても、常に窓を開け、換気扇を回して対策しているとのこと。普段使っていない部屋は閉め切っているのですが、時々開けると化学物質の強い臭いを感じる。24時間換気システムは起動させている。壁紙の接着剤等から揮発するホルムアルデヒド等が原因か。壁紙はほとんどが漆喰クロスだが、一部ビニールクロスを使用している。これはシックハウス症候群でしょうか。対策方法をお聞きしたい。とのご相談がありました。最近床下の空調がはやっているようだが様々な問題が考えられる。これらに対する対策は様々であるが今後少しづつ話していきたい。
Date: 2022/08/24(水)


EMC(電磁両立性)
EMC(電磁両立性)はEMI(電磁妨害)とEMS(電磁感受性)に分けられる。EMIが低いということは電磁機器から発生した電磁波が他の機器等へ影響力が低いということを表す。EMSが低いということは、ほかの機器やシステムからの電磁妨害を受けないということになる。これらのことを両立する必要がある。そのために高周波回路では、シールド・ケースやシールド・カバーが使用され電源や信号の入出力には貫通コンデンサは使用される。EMS測定にはシールドルームや専用の測定器が必要となる。EMIの測定では測定用アンテナとスペクトラム・アナライザにより測定できる。
Date: 2022/08/15(月)


静磁場と超音波の活用
診断装置として核磁気共鳴映像法(MRI)による検査は通常化しているがその仕組みは通常知られていない。また超音波診断装置も同様である。定期健診でこれらに申し込むと様々なメニューがある。MRIは強力な磁界と電磁波が相互作用する核磁気共鳴現象を利用して生体内の患部情報を画像化する。超音波診断装置は診断部にプローブを密着させ、超音波を発信、反射信号を読み取る。全身の検査が可能だが空気や骨などは超音波を通しにくい。MRIは人体の細胞に含まれる水素原子郭の磁気性を利用する。
Date: 2022/08/08(月)


スペクトラム・アナライザによる測定
スペクトラム・アナライザは信号レベルの測定をする様々な場面で使用される。電力の測定精度ではパワー・メータに劣る場合もあるがダイナミック・レンジ(測定レベル範囲)は圧倒的に広く、1台のスペクトラム・アナライザで、―100dBM以下の非常に低い信号レベルから+30dBM程度まで測定可能である。
Date: 2022/08/01(月)


パワー・メータ
パワー・メータの測定による場合、パワー・メータ本体と組み合わせ使用するパワー・センサの使用によってその測定可能な周波数範囲とレベル範囲が決まる。したがって測定対象の周波数とレベルをカバーするパワー・センサを用意する必要がある。パワー・メータは、パワー・センサに入力されたすべての信号の合計電力を測定する。電力測定対象の信号と、あまりレベル差がない、あるいは測定対象よりも大きなレベルの信号が同時に入力されると、正確な電力の測定が不可能となる。これを修正するためには測定対象信号のみを通過させる帯域通貨フィルタなどを挿入して測定するとともにその通過損失の補正が必要となる。
Date: 2022/07/25(月)


光計測器・マイクロ波測定器
光ファイバの線路の特性は破損やキズ、ファイバ間同士のコネクタの接続状態や、髷の状態によっても変化します。その特性評価を調べるのが光パルス試験器、光源、光パワーメータ、可視光源などの光測定器である。リアルタイム測定を兼ね備え光ファイバのわずかな曲げ損失も瞬時にとらえて、時間となるポイントを見逃がさない。移動通信用デバイスや回路を評価するのに欠かせない、バーストの信号のキャリア周波数やパルス幅が測定できるのがマイクロ波フリケンシカウンタである。
Date: 2022/07/18(月)


高周波測定の基礎
高周波回路は電力で信号を伝える。従って電力の測定が高周波測定の基本となる。測定可能な周波数範囲とレベル範囲は測定器やセンサ等の仕様によって変わってくる。従って測定対象の周波数とレベルをカバーする測定器を用意し各種増幅器や減衰器等を接続し測定するがその補正も必要となる。また高周波回路では。回路のインピーダンスや回路間のインピーダンス整合、伝送線路の特性インピダンスなど、インピーダンスにかかわる特性が非常に重要となる。
Date: 2022/07/11(月)


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