微生物叢とがん
微生物叢とがんについての研究は初期段階としてマウスでの研究ではマウスの腸内微生物叢の構成が肝臓がんの腫瘍の大きさや数に影響すること研究者らが示してきた。また人関連ではより多様な微生物叢は皮膚がんでの免疫療法の効果を改善できる可能性が示され、また別の研究では、より多様な腸内微生物叢をもつ患者は、骨髄/幹細胞移植の3年後も生存している可能性がより高いことが示されている。健全な微生物叢が他の多くのタイプのがんや関連した治療法にどのような影響を与える可能性があるかについての臨床試験も進行中である。微生物叢のほとんどは腸に存在しているが糞便移植では、健康な人から採取した糞便試料を別の人の体内に入れる。糞便移植には、飲み込む錠剤、大腸内視鏡検査中の注入、鼻からの注入、といったいくつかの形態がある。
Date: 2023/05/01(月)


微生物の研究と活用
地球上には地球誕生後最初の生物としての微生物から今日まで地球と地球に生息する生物に多くの微生物が存在する。人体には、食べ物の分解から生体の恒常性を維持し疾病の治癒・予防に貢献する様々な微生物が存在する。これらの微生物を利用して病気の発見や治癒に活用できれば副作用を起こす薬剤や療法の代替として使用できる。地球の場によって異なるように人それぞれ新生児も生まれたときから、遺伝、生活習慣、年齢やその他の因子により生涯を通して変化する微生物叢を育てている。これらの微生物はさらに食料品や薬品、サプリメントなどの開発にも利用されその活用用途は多彩である。
Date: 2023/04/24(月)


微生物叢(マイクロバイオーム)
微生物叢とは、地球上の様々な場所(動植物、 土壌、海洋中、大気中、生活空間など)に存在す る、膨大な種類・量の微生物(細菌、真菌、ウイ ルスなど)の集団を指すが住環境においても建造物の種類や用途、環境の違いによって異なる。これは地球全体としてもその環境の変化によって微生物叢も変化するが環境汚染によって生物の絶滅種が増えたように住まいの変遷に伴いヒトにおいても人に生息する微生物叢も変化しているものと思われる。ヒトの全身 の上皮(口耳鼻腔、呼吸器、消化管、皮膚、生殖 器など)に微生物叢が存在しているが一般におよそ1000種、数十兆個の微生物が生息しているといわれ、一過的に体内に侵入して感染症などを引き起こす病原菌と区別して、常在菌と呼ばれる。常在菌といわれる微生物叢は、ヒトの健康や疾患に深く関与している。がん等の疾病の発見や治療にもこの微生物叢が利用されている。この微生物叢の様々な環境に於ける解析研究によりあらゆる分野でも活用されることが期待できる。
Date: 2023/04/17(月)


低周波音の症状
低周波音の苦情に関して1984年以前は工場等への苦情が圧倒的に多かったが発生メカニズムや対策方法への研究が進み、防止対策が施されるに至って昨今では近隣の家屋や商店等の設備機器から発生する低周波音が問題となるケースが増加傾向にある。低周波音に対する影響は心理的影響や生理的影響、睡眠影響、物的影響であるが以前は物的苦情が半数以上であった。近年では心理的影響としてイライラ感、胸や腹の圧迫感、生理的影響として頭痛、耳鳴り、吐き気、睡眠障害といった影響が多くなってきている。これらの症状は他の人工的なストレスと類似するところもあるので改善するにはそれらの影響を一つ一つクリアーにしていく必要があります。
Date: 2023/04/10(月)


5Gと生物の異変
地中海ギリシャのサモス島では5G基地局が稼働してから動植物の異変がみられたとジャーナリストの加藤やすこさんの記事が掲載されています。その中でサモス島には大型食用エスカルゴを含む多くの種類のカタツムリがいたが最近その数は減少し生きたカタツムリがみられなくなり地元の湿地帯には数万匹のカタツムリが沼地の植物に付着していたが最近でほとんど死んでおり殻が見つかっても生きたものは皆無だったそうです。カタツムリを主食とするハリネズミも同様いなくなったとのことです。そういえば最近カタツムリを見なくなったような気がします。ナメクジなんかもあまり見なくなったような・・。高周波電磁波が電子レンジのように植物も含め水分の多い生物に遺伝情報も含め影響を与えているのでしょうか?サモス島のダイアナ・コルダスさんがカタツムリに関する情報を求めているそうです。この情報は加藤やすこさんが受け付けておられます。カタツムリだけでなくそれ以外の動植物の異変情報も歓迎ですとのことです。
Date: 2023/03/27(月)


住環境学
住環境を考えるときにはホリステイック(全体性)について人と環境のかかわりを見ていく必要がある。人は様々な症状によって自らの病名を定めたり、医師によって診断が下されることもある。しかし病の本質は総合的な心身のストレスによるものだからその根源を一つ一つ見直していかなければ病の本質的な部分は分からない。例えばがんと診断が下された場合に人にはみながん細胞が発生するがそれが口内細菌によって増殖するのか他の要因によるものかあるいは免疫力の低下によるものか総合的なものか判別は尽きがたい。しかし免疫力の低下は総ての病の根源になりうる。その免疫力の低下が化学物質なのか電磁波なのか低周波音によるものか微生物によるものか地勢的なものか社会的ストレスによるものかそれともそれらによる複合的な要因なのかは表に現れてはこない。表面だけあるいは病名だけを考えて疾病を治療するのではなく免疫力の低下につながる総ての要因を改めていかない限り疾病の根治にはならないことを自覚しておかなければならない。
Date: 2023/03/20(月)


住環境の基本
人の健康の基本となるのは質の良い必要栄養成分の摂取や睡眠、運動といった日々の生活習慣です。細分化していくと規則正しくバランスよく良質な水と食物を摂取し、規則正しく適度でストレスのない睡眠時間の確保、体の機能を損なわない全身のエネルギーが活性化する適度な運動、精神ストレスがなくさらに活力を持つことができる家庭や社会環境であることです。これらの中には日常的に意識して自分自身で選択できるものと意識できないものがあります。意識できるものは総て自分で選択できますし自らの意志や気の持ち方で方向性をコントロールできます。意識できないものは推定による選択と科学的な検知による確認が必要となります。特に重要なのが住環境です。最も長く滞在する住環境が目に見えないストレス過大になっていないことを確認しておくことが今日の人の健康への基本であり根底となります。科学の急速な発展による人工的な環境の変化に対応するためには今後定期的な住環境の測定ができるように備えておく必要があります。その際には確かな基準に基づくマクロ的な測定器を持っておくことが費用を抑え効果的だといえます。
Date: 2023/03/13(月)


自分の健康は自分で管理する
厚生労働省では、医療費を削減するために病院の病床数を大幅に削減し、重症の患者さん以外は、介護施設や自宅で療養する方針を進め、軽症の場合は、自分で病状を判断し、必要な薬をドラッグストアで購入する「セルフメディケーション」を推進しているとのことです。これは医療面でも経済的にも、健康に対する自己責任が増すことを意味しています。たとえ病気になったとしても病を克服するのは自分自身の気の持ち方とその方向へ向かう行動を習慣化することです。医師はその補助をするにすぎません。体を正常に保つには生体恒常性が正常に機能していなければなりません。生活習慣を正す前の段階が正常な住環境の確保です。正常な住環境を保つにはその状況を科学的に知っておかなければなりません。科学的検知と環境的な正常値を常に把握しておくことが基本でありセルフケアーの前提となります。
Date: 2023/03/06(月)


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