非意図放射
医療用の高周波治療機、工業用の誘導加熱炉、家庭の電子レンジなどはいずれも発信器を備え、人体や物体に電磁波を照射して目的を達する。本来、照射領域は電磁シールドをすることが望ましい。電子レンジなどではそのようなシールドがなされているが人体レベルでみるととても完全であるとは言い難いレベルである。医用、工業用の装置等ではシールドなしの解放空間で使う場合もある。特に工業用では出力が大きいため十分な距離が無い場合、周辺の電磁環境に影響を及ぼす。シールドがあっても漏洩がある場合も同様で、このような電磁放射は非意図放射と呼ばれる。
Date: 2014/09/23(火)


意図せぬ遠距離到達電波
VHF以上の高周波は地表で反射するが電離層では反射せず、ほぼ見通し範囲内が通信距離となる。しかし、春から夏にかけての気象の元で電離層の電子密度が極端に増え、VHF波がここで反射し、テレビ電波が通常のサービス範囲をはるかに超え1000キロメ―トル以上を伝搬する。季節的にではあるが全国各地で外国電波による交信障害があるのはこのためである。市民ラジオ無線機の不法改造や大出力の外国製無線機の国内使用は重大な障害源となっている。
Date: 2014/09/22(月)


意図せざる伝搬
電波は地表で反射し、山などによる回析も加わって空中を伝播する。また地球の外周は電離層で包まれ、中波〜短波はこれで反射され、地表と電離層の間の空間を反射を繰り返して遠距離に伝搬する。このような意図的に放射される電波であっても、望ましくない放射、あるいは意図せざる伝搬を伴う場合がある。本来放射すべき電磁波と異なる周波数成分が副産物として発生する場合、これをスプリアス放射という。増幅回路に非直線性があって信号の波形が歪む現象は源信号に別の成分を加えたことと等価であり、別の周波数成分が放射されることとなる。スプリアス放射は通信機では厳しく規制され、フィルター回路で除去できる。
Date: 2014/09/21(日)


意図放射電磁波
放送・アマチュア無線その他の無線通信、レーダー・高度計などの計測システム、ラジコンその他の制御システムなどは、電波を空中に放射してはじめてシステム本来の目的を達する。このように目的をもって作られた電磁波を意図放射電磁波と表す。こうした電磁波は発振回路、すなわち帰還系をもった増幅回路やガン発信器などの発信デバイスで作られ、アンテナから空中に放射され電磁波動として空中を伝搬する。発信周波数は共振回路で安定化しても、音声や画像信号で変調すると側波帯を発生し帯域幅が広がる。意図放射機器では他のシステムに障害を与えぬよう、用途別に周波数・出力数などが細かく規制されている。にもかかわらず、他の機器に対して障害を与えることがある。
Date: 2014/09/20(土)


電気信号と電磁波
電磁波は真空中あるいは物質中を光速で伝搬する電磁界の波動のことであり、VLFといわれる超長波(周波数3~30キロヘルツ)からX線(10の16乗ヘルツ以上)に至る広い範囲の波動がある。このうち通信やシステムの制御などに用いられるのはVLFからミリ波(周波数30~300ギガヘルツ)の範囲であり、障害原因となる電磁波もこの範囲である。周波数10テラヘルツ以上の波動には赤外線、可視光線、X線などが含まれ、発生・吸収に際し量子効果が強く現れ、電気信号と電磁波との相互変換にはアンテナに代わり蛍光体や光電物質を用いる等、様相が通信用の電磁波とは相当異なる。
Date: 2014/09/19(金)


電子装置に対する障害
電磁波は人だけでなく様々な電子機器にも影響を及ぼす。電子機器等にどのような影響を及ぼすかを考えることによっても人への障害のメカニズム解明のヒントにもなる。また電子機器障害を解明するための測定機器は多岐に亘りかなり高価である。これは商品にクレームが発生しないようその原因の追及と改善策を生み出すためのものであるから利益に直結する。現在では未だ人に影響を及ぼすことを追求する測定器はこれらの産業界や主管庁で作製・検討されていない。人に影響を及ぼすことを想定した測定器は現在ドイツにおいて製作されているものが最も進んでいる。通信その他の電子装置に対する障害の多くは、空中を伝播する電磁波によって引き起こされる。
Date: 2014/09/18(木)


臭気の測定方法
臭気の測定・評価の方法は、大きく分けると二つの方法がある。―気の原因物質、臭気成分の濃度を、ガスクロマトグラフィー法と吸光光度法や特定悪臭物質測定用の検知管法などで測定する機器測定法と⊇気の有無に着目し、人間の嗅覚を利用して臭気を感じなくなるまで希釈した倍数を臭気濃度または臭気指数で表示する臭気官能試験法である。
Date: 2014/09/17(水)


臭気強度
臭気を数量化する尺度の一つが臭気強度で日本では6段階法によって臭気の強さを表すことが厚生労働省が設置した研究会によって定められている。環境省の悪臭防止法でも公定法として「6段階臭気強度表示法」が用いられている。臭気強度は、快・不快度とともに悪臭公害や臭気問題を評価する尺度としくささの程度を示す重要なものである。臭気の感覚的強さを示すものであり順序尺度であるが、人間の嗅覚は、元来においの強さを数値化するのが不得意な器官であり、あくまで主観的な判断によるものである。6段階は0の無臭から1、検知閾値濃度、2、認知閾値濃度3、楽に感知できるにおい、4強いにおい、5、強烈なにおいにで表示されている。
Date: 2014/09/16(火)


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