活性酸素
活性酸素は細胞の酸化等によって様々なダメージを生体に及ぼす可能性が示唆されるところだが鉄が錆びつくように活性酸素の過多は生体に良い影響を及ぼすイメージが無いという事が一般的な見方である。生体には活性酸素の消去酵素、活性酸素やフリーラジカルに対する細胞内の防御システム、細胞内の酸化還元のバランスを維持するシステム、DNAの酸化体を除去あるいは修復するシステムあるいは細胞が酸化ストレスに遭遇した時の細胞の応答を誘導するシステムがある。定常磁場暴露によって活性酸素を含む何らかのフリーラジカルの増産などの可能性が考えられている。
Date: 2015/05/13(水)


実験とその評価
様々な環境ストレスに関する実験とその評価が発表されている。その評価に関しては社会的な要因、微生物的な要因、化学的な要因、物理的な要因も含めてその影響に関しては直接的、短期間に現れる場合を除いては様々な考え方で論争される。微生物による伝染病や食中毒に関しては短期間にその影響に関する判断ができる。また猛毒、サリンや毒ガスなどの関しては瞬時にその影響を誰しも知ることができる。また刃物やレーザー光線や武器による物理的・直接的な攻撃によるダメージもその場でわかることだがタバコや化学物質や電磁波といった直線的でないダメージに関してはその影響をすぐに見ることはできない。生物は宇宙や地球とのかかわりに於いて一定のリズムで生息している。すぐに細胞や体を引きちぎるぐらいの強い磁場を浴びせるという事になるといったいどれくらいの強度にすればよいか想像できない。植物や果実が春には花が咲き、秋には実がなる等、あるいは人の鼓動が一定のリズムで動いているように総てはその振動の連鎖や循環で動いている。そのリズムに変調を及ぼす外部の環境にどのように対処していくかという事がその障害への予防策となる。リズムを壊されるという事はその生物の生体恒常性維持機能に変調を来すことになる。これがその生物へ障害を及ぼす原点であることを考えて物事を捉えると解決への道筋が見えてくる。
Date: 2015/05/12(火)


細胞ストレスタンパク質
単細胞生物では、細胞内でストレスタンパク質と呼ばれる一群のタンパク質を新たにつくり、外界の変化の影響に対応している。ヒトの様な多細胞生物の場合でも、細胞レベルではストレスタンパク質を作って変化に対応している。ストレスタンパク質と呼ばれるものの中には、ストレスのない状態ではほとんど作られないが、細胞にストレスがかかると、かなり敏感に反応して作り始められるものがある。そしてストレスがなくなると速やかに作成がとまり、細胞からストレスの影響が完全になくなると分解される。何らかの処理を行った結果、このようなストレスタンパク質の増加が観察されれば、その細胞は何らかのストレスを感じているという事になる。
Date: 2015/05/10(日)


細胞の自殺と事故死・病死
存在すると都合の悪い細胞を自発的に死に至らしめ排除する現象をアポトーシスと呼んでいるが、アポトーシスは普通の細胞死(ネクローシス)とは区別して考えられている。いわばアポトーシスが自殺とすればネクローシスは病気や老衰死、事故死という事になる。観察している細胞がアポトーシスを起こしているという事はDNA上に修復しきれない損傷があるか、細胞がそのような状態にあると錯覚したことを示しているとわれている。多くのガン細胞では、アポトーシスの引き金になる部分がおかしくなっていて、アポトーシスを起こしにくくなっているとのことである。
Date: 2015/05/09(土)


細胞の自滅システム
細胞自体も細胞周期が停止している間に、DNAに損傷が生じた場合それを修復しようとするシステムがある。突然変異を制御することを含む。このシステムによって損傷が修復されたり、損傷を無視してDNAが複製されると、細胞周期が再開され正常に細胞が増殖していく。細胞の一つ一つは周囲とは関係なく細胞周期を進行しているがある程度の集団でも細胞周期の各期間の比率は時間がたってもほとんど変化しない。電磁波や化学物質等が細胞周期を停止させる場合、それによってDNA上に何らかの損傷が生じていることを知ることができる。それらが修復不可能であったりあまりにも多く生じた場合、損傷を抱えたままそれらの細胞は突然変異を起こす可能性が高くなる。そのような細胞が存在することは、その個体にとってはガンのような病気を引き起こす原因となり得る。それを阻止するために細胞が自発的に死に至るように反応(アポトーシス)が進行することがある。
Date: 2015/05/08(金)


放射線や化学物質が細胞周期を停止させる
細胞は細胞分裂(M期)、DNA合成準備(G1期)、DNA合成(S期)、分裂準備(G2期)、細胞分裂(M期)というサイクルを繰り返している。M期では、S期にコピーしておいたDNAの分割(核分裂)が先に起こり、それが終わってから細胞本体の分裂が行われる。ヒトを含む動物の多くの細胞はG1期の部分で停止している。細胞の進行は多くの遺伝子の働きによって厳密に制御されており、必要な回数細胞が分裂するとG1期で停止するようになっている。細胞には、放射線や化学物質等の作用によりDNAレベルで損傷が生じると、G1期とS期の間、またはG2期とM期の間で細胞周期を停止させる機構が備わっている。それはDNAが損傷を抱えたまま細胞周期が進行して細胞が分裂してしまうと、損傷の部分がそのまま残ってしまい、本来とは違う情報が分裂した細胞に受け継がれてしまう。このように変化した状態が固定されてしまう事を突然変異と呼んでいる。
Date: 2015/05/07(木)


細胞周期
多細胞動物もたった一つの細胞が分裂して増えて形作られるという事だがでは細胞が分裂する時に、細胞内ではどのようなことが起きているか?ヒトなどの細胞の場合、設計図であるDNAを納めている核と呼ばれる部分と、様々な活動を行う細胞質という部分に分けられている。細胞が分裂する時には、分裂後の2つの細胞がまた細胞として活動できるようになっていなければならない。そのためには、核の中のDNAが完全に複製されていなければならないし、細胞質も分裂後に活動する為に最低限必要な成分を持っている必要がある。このような条件を満たすために細胞は一定の周期を繰り返し分裂する。このサイクルを細胞周期という。
Date: 2015/05/06(水)


元をたどればたった一つの細胞
多細胞動物も、元をたどればたった一つの細胞が分裂して増えて形作られている。動物の場合は精子と卵子が受精してできた受精卵という一つの細胞がはじまりである。細胞レベルの実験も、個体レベルの実験も、それぞれに長所や短所がある。そのため、どちらかの結果のみが正しいという事ではなく、生物に対する影響を調べるためには、両方の実験の結果を客観的に比較検討しながら推定することになる。
Date: 2015/05/05(火)


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