カビの毒
早いもので8月も今日で終わりとなります。今日はカビの毒につてのお話です。カビによってつくられる毒性物質をカビ毒(マイコトキシン)と呼びます。食中毒を起こす微生物は細菌がほとんどですが最近ではカビが菌体内で作り出す代謝物の中に、人間や動物に有害な生理作用を及ぼすものがあり、その原因による食中毒が増えています。マイコトキシンは、カビの細胞内で化学合成される活性成分(有機物)で、化学反応を促進する触媒と同じような働きをして中毒を引き起こします。かなり多くの種類がありその中毒は、肝臓や腎臓、中枢神経、造血機能などの障害を与えるのでその症状も多様で発がん性を持つ毒素もあります。
Date: 2017/08/31(木)


カビの栄養分
カビは、糖分、セルローズ、でんぷん、石油等の炭素分や、タンパク質、アミノ酸、アンモニア、硝酸などの窒素分や水に溶けている無機物であるマグネシュウム、カリウム、鉄、亜鉛などを栄養分や必要成分として生きています。カビは光合成ができないために他の動物や植物にとりついたり、食品や生活用品などの有機物を含む物質にとりつき菌糸から栄養分を吸収します。生きているものにとりつくことを寄生、生命の無いものにとりつくことを腐生といいます。寄生するカビは農作物の病気の原因やヒトの皮膚や血液に入り込み水虫等の原因になりますが大部分のカビは腐生します。水に溶けている無機塩や糖は菌糸が細胞壁を介して吸収しますが固いものも酵素によって分解し栄養とします。室内にみられるカビの多くは無性生殖ですが種類によては有性生殖のものあるいはその両方を行うものもあります。

Date: 2017/08/30(水)


カビの種類の特定
カビがそこに実在するかどうかを調べるためにはカビの種類を特定する必要があります。そのためには無菌の採取器具と培養器が必要となります。殺菌した綿棒等でカビをとり、とったカビを培養器で菌糸や胞子が目に見える大きさでカビの種類が解る程度まで発育させなければなりません。培養器で使用するのがシャレーと培地です。培地はカビの発育に必要な成分を生育に適すような比率で水に溶かした液を観点で固まらせたものです。採取棒で採ったカビを培地に付け恒温器に入れると2〜3日で菌が発育し目に見えるくらいのコロニーができ、それが均一の色になっていると純粋培養になっているということで培養成功ということになります。基本的にカビの採取には浮遊しているカビを機械で吸引する方法や綿棒でふき取りする方法,スタンプで貼り付ける方法、落下菌を採取する方法等があります。

Date: 2017/08/29(火)


プラスチック用の防カビ剤の特性
ポリウレタン樹脂や塩化ビニール樹脂に配合する薬剤としては様々な特性が必要とされますがそれらの特性を満たす防カビ剤は2〜3種といわれています。まずプラスチックが加工に於いて高熱処理されますので薬剤が高熱で分解してしまったのでは効力がなくなりますので耐熱性が必要とされます。また紫外線に関しても安定で、変色したり分解しないこと、配合に於いてプラスチックの性質が変化しないこと、また濁りが出たり、粉を吹く、変色しないことが条件となります。毒性が低く実用上安心して使えることなどが必要となります。プラスチック専用のアメリカのバイナジンは無事故でこれらの要件を満たしているというのがメーカーの主張です。
Date: 2017/08/28(月)


防カビ剤
殺菌剤の種類はたくさんありますがカビの発育を防ぐ効果が明らかなものは限られています。銀イオンの抗菌剤はあまりカビに対しては効果が期待できません。カビ取り剤は次亜塩素酸といった刺激臭が強く目や鼻を痛めるので安全な商品とは言えません。アメリカのTBZは毒性のある水銀や塩素を全く含まない農薬として開発された薬剤です。塗料などに混ぜて使用できるということで安全性にも優れているということが動物実験によって明らかになっています。ドイツのプレベントールも水に溶けにくい細菌にも有効な安全性が比較的高い製品です。バイナジンはプラスチック専用の防カビ剤です。
Date: 2017/08/27(日)


カビを防ぐ対策
カビの対策の基本的な方法としては空気遮断法、加熱・乾燥、温度、化学的な方法等があります。空気遮断法は酸素を遮断する方法ですが缶入りコーヒー等、密閉して酸素を除去する方法です。加熱乾燥法は60℃以上である時間加熱することによりカビを死滅させる方法です。また水分が15%以下になるとカビなどの微生物の活動は休止状態となり水分が10%以下になるとカビが生える心配はほとんどありません。菱シイタケ煮干しなどの乾物は乾燥によってカビを防ぎ保存性を高めたものです。住まいの対策としては室内をできるだけ乾燥させることで通風や換気等が重要です。結露の防止と風どまりの空間をできるだけ作らないことです。科学的な方法としては防カビ剤等がありますが効果のあるもの人体に害のないものを意識して選択する必要があります。明日は防カビ剤についてです。
Date: 2017/08/26(土)


朝の空気
朝、散歩をしていますと自動車や事業所が稼働していないこともあって空気がクリアーになっているだけあって空気の質を臭いなどで敏感に感じ取ることができます。田んぼの傍を歩いていると農薬系の化学物質が揮発しているのを鼻の粘膜が感じ取ります。バイクや自動車が通り過ぎると排ガスの臭いが呼気から肺に入ってくるのを感じ取ることができますし様々な植物の臭いもそれぞれ違いを臭い等で感じ取ることができます。自然から発する空気質と人工的な空気質を大きな違いを毎朝、早朝の散歩で感じ取ることができます。これも一度化学物質過敏症になって細胞からできるだけ人工的な化学物質を体外に排出し天然の成分に入れ替え努力をし体質改善をしたお陰ですが今は気温も高いこともあって大量の汗をかくことによって新陳代謝を活発に行うことができていますが今から秋、冬になってもしっかり体を動かし42〜42℃ぐらいでしっかり体の芯まで温めて細胞の不純物を体外に出すことを継続し続けることが必要になります。細胞の中の人工的な化学物質等を排出するためには日ごろの運動と意識して定期的に長時間お風呂で温めるか低温サウナ等でしっかり温めて細胞のイオンチャンネルを開くことが大切です。
Date: 2017/08/25(金)


原因を調べるための手段
化学物質による健康被害を調べるためにはその原因を特定しなければなりません。さらに損害賠償請求をするためにはその原因を作った主体も特定しなければなりません。全国から様々なご相談があります。物質が特定されたならばその物質を管理するのはどの法律によるのかを考えなければなりません。相手方が法人か個人かによっても、業務上か否かによっても損害の立証関係が異なります。健康被害の原因が内部の住環境か外部の要因かによって調査内容も変わってきます。室内の空気環境、建物設備等による物理的要因、微生物的要因等、あるいは外部の物理的要因(騒音・電磁波等)であればそれを測定し改善等に向けた措置をとることができます。問題は何が原因かわからない、相手も分からない等で被害者の推定の域でご相談がある場合です。無駄な費用を使うことなくまずご自分の健康を第一に考えた行動を適宜とっていく必要があります。ただ単に住環境の問題のみにとどまらず社会的な要因も背景にある場合がありますのでその場合にはそれらに対応するための様々な分野からの社会経験豊富な知恵のあるアドバイスも求められるとよいと思います。気の毒なのは当事者本人でなければ分からないことがありそれを理解できなく取り合ってもらえないことがあるケースです。
Date: 2017/08/24(木)


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