生物進化の証?
酵母が持っている多くの遺伝子が、真核生物にも良く保存されているため、突然変異によりある遺伝子の機能が喪失している酵母に、それと配列によく似たヒトの遺伝子を組み込むことで、失われた機能が回復され異常になっていた細胞の振る舞いが正常に戻る現象が良くみられるとのことである。これとは逆に、正常な酵母に突然変異をもった人の遺伝子を組み込むと、正常な酵母が異常は挙動を示すことが観察されるとのこと。これらの方法を用いることで、ヒトの遺伝的な病気の原因となる遺伝子のスクーリニングや複雑な複合体を作る酵素などの挙動を簡易に検討することができる等に活用されている。
Date: 2015/04/15(水)


生存に必須な遺伝子4%
酵母の6400個の遺伝子一つ一つを壊して変異株を作るプロジェクトでは、酵母全体の96%の遺伝子については変異株が作られているそうであるが残りの4%は生存に必須であり、壊すと致死になってしまうために作ることができないとのことである。作られた変異株は一つ一つの遺伝子の機能あるいは複数の遺伝子の相互作用についての研究が幅広く行われている。
Date: 2015/04/14(火)


酵母の遺伝子が6400個
酵母の遺伝子は6400個あり全遺伝子の配列も20年以上前に判明しその遺伝子の多くが人の細胞にもあるということである。酵母の細胞はその分裂時間が人の12倍も速いことにより実験が早く進められ遺伝子組み込み技術による細胞修復技術などの応用研究に活用でき、これにより病気の解明・改善に大変有用なツールとなっている。
Date: 2015/04/13(月)


酵母でガンのメカニズムが解る
遺伝子レベルの解析の結果から、酵母にある細胞周期に係わる遺伝子群は、他の真核生物(人を含む)の細胞にもほぼ普遍的に存在することが解っている。このことは生物の進化を解明する大きなヒントにもなるが例えば酵母の細胞周期に関連した研究が、ガン細胞の研究に有用であることを示す。何故ならば高等生物のがん化した細胞も細胞周期を制御する遺伝子が突然変異を起こし機能を創出したり細胞周期の制御の異常が高頻度に認められることが明らかになっているからである。
Date: 2015/04/12(日)


酵母(真核生物)で遺伝子解析
酵母というと、パンやビール、味噌や醤油といったところを思い浮かべるが酵母の細胞の中には、大抵の真核生物の細胞に共通する構造、器官、遺伝子などがあることがわかってきた。例えばヒトの細胞のモデルとして使えるという事が解ったという事である。細胞が分裂する機構は、細胞周期の考え方、またそこに関する遺伝子、タンパク質等の研究により明らかにされたがそのキーポイントは、最初に酵母で研究され発見されたものが極めて多いという事である。
Date: 2015/04/11(土)


微生物によるストレスチェック
微生物による試験には先の突然変異の検出以外にも、様々なストレスに対する応答等を評価する方法が確立しており、化学物質をはじめとして様々な因子のヒトに対する安全性評価の一次スクーリニング法として用いられている。微生物変異原性試験は発がん試験のスクーリニング法として世界的に普及し、新規化学物質や医薬品の発ガン試験の一つとして法的にも義務付けられている。
Date: 2015/04/10(金)


人と大腸菌の変異原性
細胞内のDNAに起こる異常である突然変異の一部(点突然変異等)については、大腸菌などの細菌においても、人においても同じメカニズムで起きると考えられている。したがって、大腸菌やサルモネラ菌といった細菌を用いてDNA損傷性の検出や突然変異誘発性(変異原性)の検出を行う事で、ある因子が有害な作用を持つかどうかを判別することが可能である。
Date: 2015/04/09(木)


原核生物モデル等の活用
大腸菌のDNAは人の約1000分の1といわれている遺伝子の機能を持つ配列数では約10分の1であるが生命現象の基本的機構を有しており、生命現象の基本モデルとしてよく使われる。生命機構解明、病原性の解明の研究や遺伝子クローニング等の遺伝子解析などツールとして、更には大腸菌を使って、大腸菌以外の生物由来の様々な酵素、タンパク質などを生産することが可能であるため産業的に医薬品等の生産に利用されることも多い。生物が持っている基本的な機構を持っているため、生物に与える影響を簡易に測定することが可能である。

Date: 2015/04/08(水)


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