酵母で癌細胞を理解する
酵母の細胞周期に関連した研究がガン細胞を理解するうえで有用である。高等生物でガン化した細胞では、細胞周期を制御する遺伝子が突然変異を起こして機能を喪失していたり、細胞周期の制御の異常が高頻度に認められることが明らかになっているからである。
Date: 2015/04/27(月)


細胞周期
酵母の細胞の中には、大抵の真核生物に共通する構造、器官、遺伝子などがあることが解ってきたため、ヒトの細胞のモデルとして使える部分があるという。例えば、細胞が分裂する機構は細胞周期の考え方、またそこに関与する遺伝子、タンパク質などの研究により明らかにされたが、そのキーポイントは、最初に酵母で研究され発見されたものがきわめて多く、遺伝子レベルの解析の結果からは、酵母にある細胞の遺伝子群は、ヒトを含む他の真核生物の細胞にも普遍的に存在することが明らかになっている。
Date: 2015/04/26(日)


酵母もヒトの細胞のモデルとして使える
酵母は紀元前数千年以上も前からからパンやワイン、味噌や醤油など人に利用され、ヒトの生活を豊かにしてきた。この酵母に関する初期の研究では、食品生産や発酵に関連した酵母による物質の変換能力、すなわち、代謝に関するものであったがその後生物学、分子生物学の進展の中で研究上の酵母に秘められた魅力が明らかになるにつれ生物学の研究の上でも大変有用なモデルとなることがわかった。つまり酵母もヒトの細胞のモデルとして使える部分があるという事が解ってきたのである。
Date: 2015/04/25(土)


細胞レベルでの化学物質や放射線の影響
実験でなぜ培養細胞を使うことが多いのか、それはヒトのように個体を実験に使うことができない場合もあるが、その多くは細胞レベルでの反応を観察する為である。放射線にしても、化学物質にしても、細胞内での変化(細胞死や突然変異を起こすなど)がまず発生し、同じような変化を起こした細胞が多くなると、その影響が個体の影響(認知症やガンなど)として目に見える形で出てくる。細胞レベルでの変化がわかれば、、ある程度個体レベルでの影響を予測することができるという事である。
Date: 2015/04/24(金)


細胞の培養
ヒトなどのような多細胞生物のほとんどの細胞は、そのままでは細菌などの単細胞生物のように生存することはできない。しかし、特殊な環境を整えることでほとんどの器官の細胞を人工的に一つ一つ細胞の状態で培養することができるようになる。また、そういう培養された細胞の中には、元々の体内にあった時の性質を保ったままであるものがあることが知られている。
Date: 2015/04/23(木)


突然変異と生物の進化
突然変異は、DNAが化学物質や放射線、高周波電磁波等に曝された時に起きる可能性が高いが、細胞が普通に生きているだけでも起きることがある。突然変異が起きるとその生物にとっては不都合なので、ほとんどの生物には突然変異を抑制するシステムが備わっている。しかし、、突然変異を完全に無くしてしまうことはできない。突然変異は極めてまれに生物にとって良い場合もあり、そういう効果が積み重なって生物が進化していくと考えられているからである。
Date: 2015/04/22(水)


突然変異とは
突然変異とは、例えば、本来AであるべきところがCなどA以外のものに置き換わることである。突然変異の多くはその生物にとって有害である。一つの細胞にいくつもの突然変異が生じると、人間の場合、ガンなどの疾患の原因となる。
Date: 2015/04/21(火)


DNAの突然変異
遺伝子は、その構造上、大きく分けて二つの部分に分けることができる。一つは具体的な内容を示した部分、もう一つは遺伝子の読み取りを制御する部分である。分子の鎖の上に、4種類の塩基が様々な順番で1列に並んでいることで遺伝子の情報を表している。様々な組み合わせで配列する塩基はその遺伝子が必要となる時期や量に応じて、特定の並び方をした塩基配列が存在している。そしてDNA上の塩基の配列が本来のものと違うものに変化することを突然変異という。
Date: 2015/04/20(月)


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