元をたどればたった一つの細胞
多細胞動物も、元をたどればたった一つの細胞が分裂して増えて形作られている。動物の場合は精子と卵子が受精してできた受精卵という一つの細胞がはじまりである。細胞レベルの実験も、個体レベルの実験も、それぞれに長所や短所がある。そのため、どちらかの結果のみが正しいという事ではなく、生物に対する影響を調べるためには、両方の実験の結果を客観的に比較検討しながら推定することになる。
Date: 2015/05/05(火)


細胞同士の相互作用と細胞レベル実験の限界
ヒトをはじめとする多細胞生物の体内では、細胞間で複雑な相互作用が行われている。それは神経で見られるようなすぐ隣の細胞とのやり取りであったり、ホルモンの様に離れた細胞同士の場合もある。培養細胞を用いた実験ではこのような相互作用に対する影響を観察することができない。このような限界がある為、細胞レベルで重要な影響が観察された場合にもその結果がすべて個体レベルでどのような結果がでるかを直ちに判断することはできない。
Date: 2015/05/04(月)


細胞のストレスチェック
実験で培養細胞を使うことが多いのは、その多くは細胞レベルでの反応を観察する為である。放射線にしても化学物質にしても細胞内での変化がまず発生し、同じような変化を起こした細胞が多くなるとその影響が個体の影響(認知症やガンなど)として目に見える形で出てくる。細胞レベルでの変化である程度個体への影響を予測することができるのである。個体ではなく細胞レベルでのストレスチェックは根本的な疾病の原因究明に不可欠となる。
Date: 2015/05/03(日)


多細胞生物の細胞を一つ一つの細胞として培養する
ヒトなどのような多細胞生物のほとんどの細胞は、そのままでは細菌などの単細胞生物のように生存することはできない。しかし特殊な環境を整えることによりほとんどの器官の細胞を人工的に一つ一つの細胞の状態で培養することができるようになるとのことである。そういう培養された細胞の中には、元々の体内にあった時の性質を保ったままであるものがあるという事が知られている。このことが多くの環境障害の実験に大いに役立っている。
Date: 2015/05/02(土)


人間の可能性
遺伝子はその構造上、大きく分けて2つの部分に分けることができる。1つは具体的な内容を示した部分、もう一つは遺伝子の読み取りを制御する部分である。遺伝子はその遺伝子が必要となる時期や量に応じて、特定の並び方をした塩基配列が存在している。DNA上の塩基の配列が本来のものと違うものへ変化することを突然変異という。突然変異はDNAが化学物質や放射線に曝された時だけでなく、細胞が普通にいきているだけでも起きる。これがその生物の進化に影響を及ぼしている。さらに人は心によって言葉やリズムを響きに変えて細胞に影響を与え続けることも出来る。人の可能性は無限大といえる。
Date: 2015/05/01(金)


遺伝子の活用
細胞内の遺伝子が総ての情報を持ち必要に応じて作用する細胞の全能性はクローンという技術に、この性質が利用されている。人間の場合、DNAは4種類の塩基と糖分子とリン酸分子で構成されている分子の鎖でできている。遺伝子の情報を担う塩基の部分は人間の場合、一つの細胞に60億個(30億組)の塩基があるといわれている。この60億個の塩基にヒトを構成する様々な情報が組み込まれているという事になる。その読み取りを表す技術がクローン技術等様々な分野に活用される可能性を秘めている。
Date: 2015/04/30(木)


遺伝子には総ての情報が
遺伝子は分子生物学的に言えば、デオキシリボ核酸(DNA)と呼ばれる高分子化合物である。このDNA分子上に遺伝子と呼ばれる情報が存在していて、必要に応じて細胞内で読みだされている。同じ細胞でも脳の細胞と皮膚の細胞では働きが違っている。これは細胞が自分が置かれている環境を様々な形で感知してその環境に応じて読みだしているからである。基本的に総ての細胞は、その生物を構成するために必要な全ての遺伝子をDNA上に持っているという事である。このような性質を細胞の全能性という。これは細部にはそれぞれ外部の環境に一定のリズムで対応し変革している力も備わっていると推測できる。植物が音楽や自然の振動と対応して反応するのはまさにこの遺伝子の力といえるかもしれない。
Date: 2015/04/29(水)


96:4
酵母の細胞が分裂する時間はヒトの細胞等と比べて短く実験が早く進められること、非常に多くの変異株、つまり遺伝子を機能しないように破壊した株を作ることが可能である。しかし酵母全体のおよそ96%の遺伝子については変異株が作られるが残りの4%に関しては生存に必須であり、壊すと致死になってしまうので作ることができない。変異株は一つ一つの遺伝子の機能あるいは複数の遺伝子の相互作用についての研究が幅広く行われている。
Date: 2015/04/28(火)


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