生殖障害の影響は生活習慣より胎生期の発育環境による影響が大
男性の精子数の減少や生殖障害の研究は実際には多くの国の研究チームで行われてきたことです。過去50年以上にわたる研究では男性の生殖能力や精子数の減少は総じて4分の1程度まで落ち込んでいると考えられます。デンマークの研究結果は北米、ヨーロッパ、南米、アジア、アフリカ、オーストラリア等20か国に及ぶ国々の男性1万5000人を被験者としたものでした。この中では極端に生殖能力が少ないなど問題を抱えた男性は除外されていました。コペンハーゲン、フランス、ベルギー、スコットランド各地の研究成果は現実の事実を発表したものでした。この研究成果に批判的な研究者はデーターの提出もなく的外れな批判と単に疑わしいと述べたにすぎませんでした。その中で注目すべき最新研究成果として男性の精巣がんや精子数の減少は大人になってからの化学物質汚染や悪習といった後天的な原因よりも胎生期の発育環境の方が大きいといった分析結果です。結論的には胎生期の環境が人における男女とも、また他の生物にとっても最も重要であるということが言えます。
Date: 2015/12/22(火)


自然界のシステム
地球は宇宙から見ると青く美しい小さな星にすぎません。そこで生命が誕生しその進化により多種多様な生命形態が次々生まれてきましたが、生命の生化学組成は現在もほとんど変わっていません。身体的特徴には類似点がみられなくても生化学的に見るとヒトの独自性というものはないということです。したがって自然生態的に見るとカメもネズミもクマもヒトも同様であるということです。人類も地球の自然ネットワークに織り込まれその健康や幸福といった人生そのものも自然界のシステムに深く根差しているのです。こうした生態学的な本質にかかわる原理を考えると私たちがどの場所にいようとも自然界の相互システムにより同様な影響を受けるということが推定できることになります。同様に地球上の様々な生物種に起きていることは私達にも関連することであって人類だけが独自の運命をたどるということは考えられないということになります。
Date: 2015/12/21(月)


生物によっても化学物質の影響に差が
人工的な化学物質の影響は当然その種類によっても生物に及ぼす影響が異なっていますが同じ化学物質でも生物によってもその影響が特に大きいものとそうでないものに分かれます。量的な問題では草食動物と肉食動物、食物連鎖の位置によってもその影響に差が出ることがあります。一例としてミンクのメス場合、ヒトの母乳の乳脂肪に含まれるのと同じレベルのPCBが含まれた食物を与えられると子供を産めなくなってしまったという実験結果も報告されています。野生のミンクが絶滅した原因にミンクはPCBに対して極めて過敏だったことが大きな原因として挙げられたのです。
Date: 2015/12/20(日)


カエルの激減・絶滅と化学物質
当初高地に生息するカエルの個体群が激減ないし絶滅したのはオゾン層の破壊が要因であると考えられていました。しかし高地には多くの残留性化学物質が風に乗って運ばれ気温の低い高地で落下しカエル独特の生理機能に影響を及ぼし免疫力を弱くしたということが判明しました。カエルはホルモンメッセージを攪乱する合成化学物質に対しては格段に弱く免疫力の低下によってバクテリアによる感染症が生じそれが致命傷となって絶滅寸前になっているといわれているのです。場所によって化学物質の濃度も変わっているのですが食物連鎖によっても動き回る生物によって地球上のいたるところに運ばれていきます。
Date: 2015/12/19(土)


食物連鎖の優劣による汚染量の差
野鳥の孵化率が以前排出されたDDTやPCBなどの汚染物質の体内蓄積量が増すにつれ低下することが解っていますが当然食物連鎖の優劣によってもその影響が現れます。同じ野鳥でも食物連鎖の下位の生物を餌にするものと併せてさらに食物連鎖において1段高い位置にあるものを餌にして食べるものでは同じ鳥でもその汚染量は格段違ってきます。それらの鳥は下位の餌を食べただけのものに比べ20倍も高濃度の汚染物質を摂取したことになるとのことです。ヒト以外の生物は自らの生理的なメカニズムによる以外、体内汚染物質をコントロールして排除することはできません。私たちの場合には様々な形で自らの体の汚染物質を体外に排出することができます。コントロールされた生活習慣、点滴、サウナ、解毒剤等、様々な方法があります。
Date: 2015/12/18(金)


相似(「グローバルスケーリング)
昨日宇宙飛行士へのインタビューがテレビで放映されていました。その中で宇宙から見ると地球は小さくて愛しいものに感じるというような感想を日本の宇宙飛行士が述べていました。国際協力の中で行われてきた取り組みの中で各国が地球人として協力・協調して取り組むことができる唯一の場所で、日本の飛行士がその中のバランスをとるリーダとしてとても良い役割を果たしているということでした。宇宙から見ると地球は小さな星ですがその中には数えることができないくらいの生物が生息してそれぞれの役割とバランスで生きています。ヒトの体も外から見ると小さな個体ですが、そこには数えることができないくらい微生物が生息しヒトが生きていくことができるようにバランスをとっています。相似学的に見ると宇宙の仕組みも、人の体の仕組みも原子も素粒子も相似であるといえます。その中で協調とバランスが和や輪、愛という言葉で表せるようにみんなで意識できるようになることが良い環境を生み出すということになります。
Date: 2015/12/17(木)


ウイルス感染に対する抵抗力の低下
米国では海洋に至る多くの湖でそこに生息する様々な生物に異変が起きています。PCBやダイオキシン汚染、合成化学物質に汚染され食物連鎖により絶滅した種や数万頭レベルで大量死した生物もいました。実験によっても汚染された湖の餌を2年間に亘り与えられた生物種には、免疫機能の低下とウイルス感染に対する抵抗力の弱化を示す症状がすぐに現れたとのことです。体内に侵入したウイルスを最小に抑え込むナチュラル・キラー細胞の働きが20〜50%落ち込み、免疫防御機能にも25〜50%の低下がみられたとのことです。人間は人為的にウイルスや細菌を消毒や殺菌によって除去できますが自然界ではその排出された農薬や人工化学物質により抵抗力を失った多くの生物がウイルスや細菌によって大量死しています。その事態を憂いた人々が今その保護に向けて動き出しています。
Date: 2015/12/16(水)


脳細胞と合成化学物質
化学物質の人体への影響についてはがんや環境ホルモンといった問題ばかりではなく学習障害や多動性のような行動面にも劇的な変化をもたらすこともとりあげられています。動物実験および人を対象にした研究からは、行動・学習障害の報告例が上がっています。数パーセントの学齢児が多動性や注意散漫などの症状から、学習に支障をきたしそのほかに記憶障害やぺンが持てない、文字が書けないといった運動機能障害における学習障害も多数報告されているとのことです。甲状腺ホルモンが脳の正常な発達には不可欠の微妙なプロセスをつかさどっていることが解明されてきたように合成化学物質がホルモン作用を攪乱することにより胎生期及び生後2年間ぐらいの子供には脳の神経系の発達にきわめて重篤な影響を及ぼす恐れがあることが指摘されているのです。
Date: 2015/12/15(火)


現行ログ/ [1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [36] [37] [38] [39] [40] [41] [42] [43] [44] [45] [46] [47] [48] [49] [50] [51] [52] [53] [54] [55] [56] [57] [58] [59] [60] [61] [62] [63] [64] [65] [66] [67] [68] [69] [70] [71] [72] [73] [74] [75] [76] [77] [78] [79] [80] [81] [82] [83] [84] [85] [86] [87] [88] [89] [90] [91] [92] [93] [94] [95] [96] [97] [98] [99] [100] [101] [102] [103] [104] [105] [106] [107] [108] [109] [110] [111] [112] [113] [114] [115] [116] [117] [118] [119] [120] [121] [122] [123] [124] [125] [126] [127] [128] [129] [130] [131] [132] [133] [134] [135] [136] [137] [138] [139] [140] [141] [142] [143] [144] [145] [146] [147] [148] [149] [150] [151] [152] [153] [154] [155] [156] [157] [158] [159] [160] [161] [162] [163] [164] [165] [166] [167] [168] [169] [170] [171] [172] [173] [174] [175] [176] [177] [178] [179] [180] [181] [182] [183] [184] [185] [186] [187] [188] [189] [190] [191] [192] [193] [194] [195] [196] [197] [198] [199] [200] [201] [202] [203] [204] [205] [206] [207] [208] [209] [210] [211] [212] [213] [214] [215] [216] [217] [218] [219] [220] [221] [222] [223] [224] [225] [226] [227] [228] [229] [230] [231] [232] [233] [234] [235] [236] [237] [238] [239] [240] [241]
キーワードスペースで区切って複数指定可能 OR  AND

**HOME**
000622
[TOP]
shiromuku(u2)DIARY version 2.72