自律神経機能の異常
生体恒常性維持機能は神経系、免疫系、内分泌系、これらの3つの系統が相互に関連し機能しているというお話をしました。脳と免疫系、免疫系と内分泌系、内分泌系と脳の間には深い相互関係があり一つの機能に異常をきたすと他の機能にも影響を及ぼすという事でした。化学節過敏症であるという証明になる検査として瞳孔の反応を見るという検査方法があります。これは化学物質過敏症の患者さんは交感神経よりも副交感神経の方が優位に働いているという事で瞳孔反応が小さい場合が多く、自律神経に異常が多いという事によるものです。成人でもこのような化学物質の影響を受けるという事ですから出生前に胎児が母体から受ける影響は甚大です。
Date: 2015/10/14(水)


2015/10/13(火)
男女両性の発育に、ホルモンが要の役割を果たし母体の子宮内で極微量のホルモン・レベルの変化に発育途上の哺乳類は影響を受けることが報告されています。この研究では出生前に細胞、器官、脳、行動を作り上げるのはホルモンである発表しています。そこにおけるさまざまな状況に応じて、その子供の将来が決まってしまうというのです。こうしたホルモンの働きは遺伝子の入れ替えや変異とは一切関係ないという事です。発育期には、子宮内ホルモンがどの遺伝子を表現するかを決定しそれが個体の一生までをも規定するという事になります。



胎内位置における相違現象
マウスの実験で子供が親の胎内のどの位置で生まれたかによってマウスのような哺乳類はその行動や生殖能力、その様相に差が見られ、ある程度予測もできるという実験結果があります。これには胎生期におけるホルモンの暴露の問題が関わっていると考えられています。また母体の身体的条件によっても子宮内のホルモン・レベルが変動しその影響が胎児にも及ぶ可能性があり妊娠期、ストレスを多く受けた母体から生まれた子供には獰猛で器量も魅力に欠ける等の身体的特徴や行動性が現れるという事です。ほんの微量のホルモンや化学物質がその子供の生涯に影響を及ぼす可能性があるという事になります。妊娠期の母親の状態がどのような環境にあるか、どのような環境を作るかという事がその子供や社会・国家にとってもとても重要なことになります。
Date: 2015/10/12(月)


神経とホルモン
神経系、免疫系、内分泌系、体内のこれらの3つの系統は生体の恒常性を維持する為に相互に関連し機能しています。脳と免疫系、免疫系と内分泌系、内分泌系と脳の間には深い相互関係があるという事です。神経系は電気系統による刺激、その他の物理的な刺激、化学伝達物質による刺激により反応します。神経系の刺激は内分泌器官に指令し内分泌腺から身体の調整や機能的に目的を達成するためのホルモンを分泌させます。通常はこれらの作用により器官や組織を調整して正常な機能を維持する役割を果たしています。この正常に維持しようとする力、すなわち免疫力が正常に働き続けていれば病気にはならないという事になります。予防医学はこれらの正常な働きを阻害する負荷を下げ免疫力を高め病気にならない身体を維持していくことを目的としています。
Date: 2015/10/11(日)


遺伝子以外の強力な力
人の運命は遺伝子によってある程度決定されると考えられています。しかし現代では遺伝子が総てではく様々な要因が性格や疾病に関与していることが様々な実験や研究によって明らかにされています。性格や遺伝子の変化が胎生期に母親の胎内のどの位置でどのような被爆を受けるかによって変わってくるのです。血流には様々な化学伝達物質が混在し神経系やホルモン、臓器、細胞に影響を与えています。さらに外部の物理的な音波や電磁波にも体内の器官や脳が反応します。その反応による脳や様々な器官の指令によって放出された内分泌腺や外分泌により異常ホルモンが分泌され胎児に影響を与えます。さらに外部からの物理的な音波や電磁波に胎児の細胞や遺伝子が被爆することにより遺伝子が変異され形成されつつある臓器や神経系にも影響を及ぼしていきます。胎児にとっては心身を形成しつつあるこの時期、これらの要因はとてつもない大きな影響を受けてしまうということになるのです。遺伝子以外のこれらの強力な力によって人の運命や性格が左右されるという事もあるのです。
Date: 2015/10/10(土)


合成化学物質とホルモン作用の攪乱
合成化学物質に汚染された湖に生息する鳥類、哺乳類、魚類に共通する生殖問題が現れています。これは排出された人工的合成化学物質のなかに数種類のホルモン作用を起こす化学物質が発見され、これらの化学物質が生物濃縮により湖に生息する生物に影響を及ぼしたものでした。合成化学物質が生体内で生殖ホルモン作用を起こすと、例えばエストロゲンのような働きをするとその生体が雄であったとしても雄の生殖器官にメス化が生じ精巣内にメス特有の細胞が発生し、メスの生殖器官が生じ発育障害や性行動の阻害が生じました。このホルモン作用の攪乱は内分泌系にも及び基礎代謝や生殖といった重要な生理機能にも影響が出ることになります。この生物濃縮は野生の生物のみで終わることなくその地方に生活する人の血液と脂肪からも検出されさらに問題なのは人の母乳に含まれている脂肪に濃縮されていたという事実です。これは子供が生まれてもすぐに死んでしまうという異常事態が生じた野生生物の現象が人の子供にも何らかの影響があるのではないかという可能性があるという事です。人類が排出した有毒の遺産が出生前の子供達の発育に影響を及ぼしその将来を変えてしまうことを示唆しています。環境ホルモンは内分泌作用に影響を与えるという事を重く受け止め事前に被爆している出産前の親の体内化学物質の蓄積量を低減する必要があります。総ての環境被爆を考えるとその相加・相乗作用の影響は複雑ですが一つ一つ負荷を下げる努力をする必要があります。

Date: 2015/10/09(金)


時系列に確認されてきた生態系の異常
米国・北米に於いて1940年代の終盤にはある種の鳥類の激減が確認され1950年代にはその80%が生殖能力が無いと推定され、1950年代後半、ヨーロッパで海洋ほ乳類の激減が確認され、米国、1960年代半ばには湖に生息する生物の繁殖能力の激減による異常減少化、同じく米国1970年、湖の野鳥の雛の80%が異常死、1980年代米国でワニの90%以上が死滅した事件、1988年北ヨーロッパではアザラシの大量死、1万8千等にも及んだ地域も、1990年代ヨーロッパでイルカの大量死が各地で発生、そして人の生殖器異常の激増と多くの変化が確認されてきた。この変化がどのような要因によるものか多くの研究者の熱心な研究成果は私達への問題提起として未来の子孫に対してどのように活かしていくかその課題が私達に投げかけられている。
Date: 2015/10/08(木)


生態調査
半世紀前から様々な生物種の調査を専門とする研究者がその生体を見守り続け調査してきました。現在ではあまり驚くこともなく日常的に報道される海洋生物や虫類の大量死や生殖異常も当時は前代未聞の現象で驚くべき現象として捉えられていました。雛の80%が孵化する前に死んでいたり、姿を消した海洋生物、同性のペアリング行動、爬虫類のオスの生殖器の奇形が60%に及んでいる事、そこかしこで起こる数万頭に及ぶ突然大量死等々です。更にその影響は人にも表われ成人男性の平均精子数は1938年から1990年にかけてほぼ半減しているという。精巣がんや精巣の下降不全や尿管収縮等の生殖異常が若年層で激増している事等の報告もあります。これらの変化は遺伝的要因ではなく環境要因に原因があると考えられてきたのです。

Date: 2015/10/07(水)


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