年齢・性別によって異なる効果
環境による生体への影響は年齢、性別によってその影響は異なってきます。疑似ホルモンに関しても同様で年齢、性別、ホルモンの状態によって同じ摂取量でも全く異なる効果が生じます。特に胎児期には脳の性分化に異常が生じメスのオス化、反対にオスのメス化が生じます。反対に胎児や乳幼児の発育を阻害する食物でも成人期には乳がんや前立腺がんを抑えるなど成人病対策に役に立つ場合もあります。
Date: 2015/11/15(日)


植物の疑似ホルモン
植物は進化の過程で自らの身を守るために捕食動物の過多な繁殖を妨げるために捕食動物のメスを標的にして食べるとメスの動物に様々な生殖障害を及ぼすホルモンを産出するようになったものがあります。疑似ホルモンはそれを摂取した動物の体内で様々なレセプターと結合し標的臓器や免疫機能・神経系に影響を及ぼしていくことになります。人工的な化学物質・特に農業用や雑草駆除・害虫駆除のために膨大な殺虫剤や農薬が散布され続けこれが地球上のすべての生物の中に入り込み自然のバランスや循環をも撹乱し続けているのが現在の地球の状況ということになります。
Date: 2015/11/14(土)


植物の護身術
植物は動物のように移動したり俊敏に動くことも出来ません。捕食動物から自分自身を守るために様々な護身術を身に着ける必要がありました。草原には多くの植物が生えそれを数多くの動物が食べて大量に繁殖します。大量に繁殖した動物はそのエリアの植物を食べつくします。そうした環境の中で動物と捕食される数のバランスの中で植物の中にも自分自身の種を守るために護身術を身に着けていった種もあります。植物は自己防衛の戦略として、雄ではなく雌を標的にしたのです。捕食動物の繁殖力は雄ではなく雌の繁殖力によって左右されます。ある種の植物には避妊薬のような効能がある疑似ホルモンを産出するものもあります。
Date: 2015/11/13(金)


基本と進化
人も環境の変化に伴い生態的に対応できるように進化してきた反面、カメが2億年進化していないように全く変化していない一面もあります。内分泌系のような基本デザインは一切変化していないのです。多種多様な動物のホルモン・レセプターも数百年の間一切変化していません。生体のシステムは私が20年前、足の親指が圧断でつめと指が変形し数か月前の圧迫で手の中指が変形し続けているようにすぐに変化してしまうものもあれば生体の基本作用のように変化しないようにデザインされているものもあるのです。天然エストロゲンは1ppm(1兆分の1)の濃度で体内に存在し、レセプターと結びつき作用するという生体の基本的なデザインは一切変化っしていないという事で、何事も基本的な事が最も大切なことです。ほんの微量で生体の基本的な事が行われるメカニズムの中に同様な作用をもたらす人工的な疑似ホルモンが人体にしかも胎児期に大量に入ってきたらどのようになるか、考えるべきことです。
Date: 2015/11/12(木)


遺伝子の変化
子宮内でどのようなホルモンの暴露を受けるかによりその子の一生を左右するような影響を及ぼすという内容が研究の成果によって明らかにされているという事を説明してきました。また天然ホルモンよりはるかに効果的な影響を生体システム全体に及ぼす合成化学物質である疑似ホルモンがあること、さらに疑似ホルモンは天然エストロゲンを吸収しホルモン調節機能を持つタンパク質にも反応せずにその裏をかきほとんどの総てが機能してしまう事等も明らかにされています。これらは生体の成長に刷り込み作用を及ぼし生体の遺伝子にも影響を及ぼし成長に伴いその刷り込まれたものが発現されていくと考えられます。私も足の親指に重量のあるものを落としその重量でつめと親指が切れ切断してしまうところだったのですが数十年経ってもその爪が変形されたまま再生されます。さらにその後別の指では強力な力で圧迫されたところそのつめはその時の圧迫された形状を記憶したまま再生され続けているものもあります。これは何を意味しているかと考えると遺伝子は生体が受けた環境によって変化するという事を表しています。成人になってもさらに老人になってもこのような遺伝子の変化があるという事は胎児の時期、その生体が受ける影響はいかばかりかという事になります。さらに胎児が生まれる前のその両親の遺伝子に刷り込まれているものがその子供にも影響を及ぼすということになります。
Date: 2015/11/11(水)


遺伝子とホルモンの関係
ホルモンは極微量で体内の様々な機能の引き金を引き人の一生も音楽に例えるならば作曲し曲を作り上げていく。遺伝子は機能的にはピアノの鍵盤のような役割をし胎児期、発育期には子宮内におけるホルモンによってどの遺伝子を表現するかが決定され、その頻度だけではなくその子供の一生までも左右するような影響を及ぼす。胎児期にどのようなホルモンに暴露するかという事はその子供の一生を左右するような重要な要素だといえる。生体の天然ホルモンのみならず人工化学物質が天然ホルモン同様の作用を及ぼすことが大きな問題でその個体の一生に変調的なリズムを及ぼすことになるのです。

Date: 2015/11/10(火)


種の絶滅にも合成化学物質が影響
米国で絶滅の危機に瀕する野生生物に関して1989年頃より調査が行われました。調査の結果、様々な問題がクローズアップされました。その中には生殖異常、異常なまでに高い発生率で生じる精子の奇形、精子数の低下、明らかな免疫不全、甲状腺の機能不全などである。おすの精巣下降不全等も含めこのような状態が個体群のオスの子の間で激増しているという事でした。これらのオスからは血液中のホルモンに典型的な女性ホルモンであるエストロゲンが多く検出されメス化していることが確認されています。このようなメカニズムが主の絶滅におおきな影響及ぼすと考えられています。
Date: 2015/11/09[月)


 ホルモンとレセプターの結合
ホルモンとレセプターの結合に関しては様々な解説がありますがその一つにホルモンとレセプターはカギとカギ穴に相当するというものがあります。カギとカギ穴という比喩にしてもその精度はかなり大雑把なものになるのではと考えられる。ホルモンとレセプターが一体となったものは細胞核にまで侵入し、ホルモン作用によって細胞の活性化を促す。ホルモンとレセプターは、特定のたんぱく質を誘発する遺伝子に狙いを定めるという事になります。問題なのは過剰な天然ホルモンを察知し制御する特殊な血中のタンパク質が合成化学物質である環境ホルモンを認識することが無くその制御機能が働かないという事です。
Date: 2015/11/08(日)


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