アナログ放送とデジタル放送
アナログ放送は525本の走査線を使った飛び越し走査で、縦横比3:4の標準画質(SD)で放送しています。デジタル放送では、最大1125本の走査線を使用した縦横比9;16のハイビジョン画質(HD)での放送がメインとなります。ハイビジョン放送では、画面のきめ細かさはアナログ放送の5倍以上となるためワイド画面でも鮮明な画像となります。アナログのような2重映りの視聴障害もなく双方向サービスや2〜3の番組を同時に見ることができるマルチ編成等、様々な機能が利用できるようになりました。
Date: 2016/07/17(日)


テレビの映像と音声の出力
昔のアナログ放送の場合、放送局から送られたテレビの電波は家庭のアンテナで受信され電気信号に変換されチューナーに送られ選択されたチャンネル周波数が選別されます。その後、電気信号は映像信号と音声信号に分離されます。映像信号は、すべて一律に58.75MHz(中間周波数)に変換、検波されて映像信号になります。この中には電子ビームの動きを制御する信号、明るさを伝達する輝度信号(Y信号)、色の割合を伝達する色信号(C信号)が含まれており、それぞれを別に検波します。CとYの信号は分離・計算され電子銃を制御する信号に、電子ビームの動きを制御する信号は水平方向と垂直方向に分離され偏向ヨークに伝達されます。音声は周波数の変化を電圧の変化に変えることで元の情報に再現されスピーカーから出力され人の耳に聞こえる音となります。
Date: 2016/07/16(土)


撮像管
テレビ放送では映像や音声を電気信号に変えて送受信します。映像や音声を電気信号に変換する装置がテレビカメラであり、その中核をなすのが撮像管とよばれる装置です。カメラでとらえた映像は赤・緑・青の光の3原色に分けられ、それぞれが撮像管で電気信号に変換されます。レンズから撮像管に送られた映像は半透明光電膜に投影されます、この膜には像の明るさに対応した量の光電子が飛び出ます。ここから飛び出した電子はターゲットと呼ばれる部分にぶつかり、光電子の量に応じてプラスに帯電することで映像を電気像に置き換え、光の強弱を電気信号として取り出します。これらの機能は現在では撮像管ではなく、半導体素子CCDが主流となっています。
Date: 2016/07/15(金)


昔なつかしゲルマニュウムラジオの仕組み
昔懐かしいラジオの基本形がゲルマニュウムラジオです。私達、昭和戦後の世代でも小さいときにゲルマニュウムラジオを組み立て自分がつくったラジオから音を聞いた時の感動は今でも忘れません。ゲルマニュウムラジオは電池などの電源が不要の鉱石ラジオとしてよく知られています。ゲルマニュウムラジオの仕組みはまず電波をアンテナで受信します。電波はエネルギーである電気を運んでいるため、アンテナの先にある同調コイルの一方に電流が流れると電波を受けた同調コイルは電波誘導の法則によって片側の別なコイルに電流を流します。この電流はバリアブルコンデンサに流れ、共振回路により受信したい放送局を選別し選択された周波数の電波がゲルマニュウムダイオードを通り検波(復調)され、もう一つのコンデンサが低周波の音声電流だけを取り出しイヤホンで受信した音声を聞くことができるのです。
Date: 2016/07/14(木)


変調と復調 FM方式
FM方式は、搬送波の周波数を情報に合わせて変化させるもので、雑音などで振幅が変わっても周波数は変わらないので信号の質への影響は変わりません。このようにして変調した電波を受け取り、情報を取り出すことを復調または検波と呼びます。高い周波数の搬送波に乗った音声は、そのままでは人の耳には聞こえません。変調された電波を整流し、送られてきた音声信号の波形を得ることで音声が聞こえることになるのです。
Date: 2016/07/13(水)


搬送波と変調
電波で音声や映像が送られていますがこれらの情報は使用する電波を送る情報の波形に合わせて、変化させて送信しています。情報伝達のために使用する電波を搬送波と呼び、これを送信用に変化させることを変調と呼んでいます。変調の仕組みは、振幅変調であるAMと周波数変調であるFMとしてよく知られています。AMラジオ放送などは情報の波形に合わせて搬送波の振幅を合わせる方法ですが、この方法では搬送波の振幅が変化するだけなので、使用する周波数帯域が少なくて済みます。しかし通信の際、雑音などで振幅に変化を受けやすいという欠点があります。
Date: 2016/07/12(火)


オゾン層の破壊とその影響
対流園との界面から高さ50kmまでの層は成層圏と呼ばれ、この成層圏では20km付近まではほとんど温度がー定で、またこれ以上ではオゾンの生成など光化学反応により上にゆくほど温度が高い安定な層となっているため、地球のオゾンのほとんどはこの成層圏にあり、持に高度20〜30kmでオゾン濃度が最も高いので、これをオゾン層と呼んでいます。
フロンガス(CFC)等が大気中に放出され、上空の成層圏まで上がると化学反応をおこしてオゾン層を破壊します。南極上空はオゾンの破壊現象が進みやすい気象条件にあり、とくに濃度が低い箇所をオゾンホールといいます。1985年には南極でオゾンホールが発見され、オゾン層破壊問題が地球規模の環境問題となり、その後の調査では南極のオゾンホールは、毎年大規模に発生し、その大きさは南極大陸よりも大きくなっていると報告されています。オゾン層の破壊により紫外線(UV-B)が増加すると皮膚ガンや白内障など人の健康を脅かすばかりではなく、動植物の遺伝子を傷つけ生態系に悪影響を及ぼすことが心配されているのです。
Date: 2016/07/11(月)


地球の異常気象
今世界各地で起きている異常気象は地球大気の地表から約11kmまでの層にある対流圏で起こっています。この層では大気の温度は高度の上昇とともに減少していきます。つまり高度が高くなる程、温度が低下していくということです。ここでは日射によって地表面が加熱され、地上で温められた大気は対流により上昇します。上昇した大気は気圧が下がり膨張することによってその温度を下げるのです。対流圏では1kmにつき約6.50℃温度が下がりますので大気が冷却されたとき、大気中に含まれる水蒸気が凝結し、雲となり雨や雪を生成します。地球温暖化により人工的に起きる異常気象等、我々が身近に接する多くの気象現象は対流圏における大気の動きによって起きています。
Date: 2016/07/10(日)


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