微生物によるリサイクル
地球上ではあらゆる物質が循環を繰り返しています。この循環には微生物が大きな役割を果たしています。大気中の二酸化炭素は植物や光合成能力を持つ微生物や植物に取り込まれ動物がそれを食べ、その死骸を微生物が分解し℃中に変換されそれが再度植物に取り込まれ大気に放出される等、気圏、生物圏、水圏を循環しています。大気中の窒素の循環にもこの細菌が大きく係わっています。こうした窒素の循環量は年間約10億トン、二酸化炭素は約100億トン消費、移動を繰り返していると見積もられています。地球上のあらゆる元素がこうした細菌の働きによってリサイクルされることによって地球生命体が守られています。
Date: 2017/09/05(火)


有益なカビと細菌
健康な人の身体には無数の常在菌という微生物が棲みついています。約10種類ぐらいの微生物が体の表面で活動し人の健康を守っています。1c崚たり3,000〜10万個の微生物群が病気を起こすなど人の健康に悪い作用を起こす微生物が入ってくるとそれらの増殖を阻止し消滅させる作用をしています。あまりに体を清潔にしすぎるとこれらの常在菌の復元が間に合わなくなり病原菌に侵される可能性が出てくるのです。私達の体の内外に無数に生息する微生物が病原菌から私達を守ってくれたり食物をエネルギー源に変えてくれていることを認識しておかなければなりません
Date: 2017/09/04(月)


カビの種類
カビの種類は膨大な数があるとのことですが3万〜10万種あるのではないかといわれています。真菌類は大きく鞭毛菌類、接合菌類、子嚢菌類、担子菌類、不完全菌類の5種類に大別されます。鞭毛菌類のカビは細い毛のような形状の細胞をもち、それを用いて動き回る胞子を作るカビで行類に寄生して病気を起こす菌種で、ミズカビ、ツボカビ、サカゲカビなどです。接合菌類のカビは有性生殖によって、接合子という細胞を作って繁殖します。ケカビやクモノノスカビがこのグループにはいります。子嚢菌類は有性生殖によって袋状の器官を作るグループで、アカパンカビ等が含まれます。不完全菌類は菌糸に隔壁があるカビですがほかのグループに入りながらその特徴を完全には備えていないカビの総称です。コウジカビ、アオカビなどがこのグループに入ります。
Date: 2017/09/03(日)


カビの生存力と毒性
人の生活しているところで、カビの存在しない所はありません。宇宙のどの辺までいるのかわかっていないようですが・・。土壌中には最も多くのカビが存在し空気中に飛散したり水とともに河、湖・沼、海洋へと移動し海水にも淡水にも存在しています。カビは金属、ガラス、硫酸などほとんどの物質に生えますが温度が低くても高温でも湿度が低くても生えるものがいます。カビの毒性も千差万別別で毒素の種類によっては、化学薬品の毒物やヒ素等
よりも強いものがあるので注意する必要があります。
Date: 2017/09/02(土)


カビの胞子
早いもので9月になりました。通常のカビのシーズンも盛りを過ぎようとしていますが本日もカビの話です。よく知っているようで知らないのがカビです。カビは地球上の至る所と大気中に漂っています。植物の種にあたる胞子は極めて小さいので目には見えませんが私達が生活している環境ではあらゆるところの大気中を飛んでおり人の身体に付着して家の中に運ばれます。住宅に使用されているプラスチックや塗料は恰好のカビの栄養源となるので湿気が多いとすぐにカビが生えます。胞子がとりついた基質に落ちた後、発芽し基質の栄養分に向けて菌糸と呼ばれる糸状の細胞を延ばし、やがて空気中に伸びた菌糸の先端に胞子ができ多くの菌糸が枝分かれて集合すると肉眼で見えるようになります。
Date: 2017/09/01(金)


カビの毒
早いもので8月も今日で終わりとなります。今日はカビの毒につてのお話です。カビによってつくられる毒性物質をカビ毒(マイコトキシン)と呼びます。食中毒を起こす微生物は細菌がほとんどですが最近ではカビが菌体内で作り出す代謝物の中に、人間や動物に有害な生理作用を及ぼすものがあり、その原因による食中毒が増えています。マイコトキシンは、カビの細胞内で化学合成される活性成分(有機物)で、化学反応を促進する触媒と同じような働きをして中毒を引き起こします。かなり多くの種類がありその中毒は、肝臓や腎臓、中枢神経、造血機能などの障害を与えるのでその症状も多様で発がん性を持つ毒素もあります。
Date: 2017/08/31(木)


カビの栄養分
カビは、糖分、セルローズ、でんぷん、石油等の炭素分や、タンパク質、アミノ酸、アンモニア、硝酸などの窒素分や水に溶けている無機物であるマグネシュウム、カリウム、鉄、亜鉛などを栄養分や必要成分として生きています。カビは光合成ができないために他の動物や植物にとりついたり、食品や生活用品などの有機物を含む物質にとりつき菌糸から栄養分を吸収します。生きているものにとりつくことを寄生、生命の無いものにとりつくことを腐生といいます。寄生するカビは農作物の病気の原因やヒトの皮膚や血液に入り込み水虫等の原因になりますが大部分のカビは腐生します。水に溶けている無機塩や糖は菌糸が細胞壁を介して吸収しますが固いものも酵素によって分解し栄養とします。室内にみられるカビの多くは無性生殖ですが種類によては有性生殖のものあるいはその両方を行うものもあります。

Date: 2017/08/30(水)


カビの種類の特定
カビがそこに実在するかどうかを調べるためにはカビの種類を特定する必要があります。そのためには無菌の採取器具と培養器が必要となります。殺菌した綿棒等でカビをとり、とったカビを培養器で菌糸や胞子が目に見える大きさでカビの種類が解る程度まで発育させなければなりません。培養器で使用するのがシャレーと培地です。培地はカビの発育に必要な成分を生育に適すような比率で水に溶かした液を観点で固まらせたものです。採取棒で採ったカビを培地に付け恒温器に入れると2〜3日で菌が発育し目に見えるくらいのコロニーができ、それが均一の色になっていると純粋培養になっているということで培養成功ということになります。基本的にカビの採取には浮遊しているカビを機械で吸引する方法や綿棒でふき取りする方法,スタンプで貼り付ける方法、落下菌を採取する方法等があります。

Date: 2017/08/29(火)


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