20 ヘルツ以下の音の評価加重特性として、ISO(国際標準化機構)によりG特性音圧レベルが規定されています(ISO−7196)。G 特性は超低周波音の感覚閾値に基づいて定められたもので、ISO−7196では、G特性音圧レベルで 100dB を超えると超低周波音を感じ、120dB を超えると強く感じるとされ、概ね90dB 以下では人間の知覚としては認識されないとされている。現在ではG特性の自動演算機能を持つ低周波音計も市販されているので、G特性による評価値は超低周波音の評価の目安として手軽に利用することができます。ただし、G特性では20 ヘルツ以上の可聴域の低周波音については考慮されていません。
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Date: 2013/01/28(月)
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