電気双極子と磁気双極子
タンパク質分子には中央にくびれた部分があり、このくびれを境にして別れた部分にマイナスの電気を持った電子が増えたり減ったりすることで、タンパク質分子はくびれの片側に余分のマイナス電気、反対側に余分のプラス電気を持つようになります。専門用語でこのような構造を電気双極子と呼んでいます。同じように磁石の場合には磁気双極子と呼びます。鉄という物質を細かく見ていくと、磁区と呼ばれる小さな磁気双極子が集まっていることがわかります。通常の場合にはこの小さな磁気双極子がてんでんバラバラに集まっているために磁石のN極とS極が互いにでたらめにくっつきあって、全体としては磁石の性質がなくなっています。ところが、小さな磁気双極子が規則正しく秩序だって集まった場合には、磁石のN極とS極がそろうようにならび、全体としても磁石の性質が現れるようになります。磁石で他の鉄をこすると弱い磁石になっていきます。これはそれまででたらめにくっつきあっていた鉄の中の磁気双極子が、振動で秩序だって揃うようになってくるためです。これと同じことが、目に見えないほど小さな電気双極子であるタンパク質分子が集まってできたマイクロチューブルやマイクロフィラメントの場合にも起こるのです。細胞が生きている間はこれらが電気双極子となりますが死んでからはこのような電気的性質を示さなくなります。
Date: 2012/09/07(金)


細胞と磁性
細胞骨格の中には細い管の形をしたマイクロチューブルと呼ばれるものと、細い鎖のような形をしたマイクロフィラメントと呼ばれるものがあります。これらはタンパク質分子でできており細胞質の中に縦横に張り巡らされ立体的なネットワークを形作っています。細胞骨格やリン脂質分子が無数に並んでできた細胞膜などのすぐ近くの水は、細胞質の中の他の水とはちがってさらりとした液体というよりは半分かたまった個体のような状態になっています。生きた細胞の中では電気の力が磁性を誘導し周りの水にも影響を与えるのです。
Date: 2012/09/06(木)


地層からみる生命の歴史
中国地方の山間部にある帝釈峡は中国山地に位置する広島県北東部の 庄原市東城町(旧東城町)及び神石高原町(旧神石町)にまたがる、全長18キロメートル の峡谷国定公園で
国の名勝(1923年)に指定されており、日本5大名峡の一つとして知られている大峡谷。 この地方に発達しているカルスト台地が帝釈川によって侵食されてできた峡谷で、世界三大橋の一つとして知られる日本一の天然橋「雄橋」(国天然記念物)、下流に帝釈川が輝緑疑岩石の地層がある。この輝緑凝灰岩は石炭紀に海底火山が噴火し、その噴出物が堆積したもので、サンゴ、ウミユリの化石が見られ、帝釈峡付近では最も古い地層である。地球の誕生とともに大気の二酸化炭素が海で固形化し石灰岩となり深海から生物が発生しそれぞれの時代の生物が化石となり地層を形成している。大気や水や溶岩等、それぞれの中の元素が転換し気体・水・個体と循環している。生命体もそうでない元素も常に循環を繰り返してきたということを考えるとそのサイクルを変えることが地球の変動を変えるきっかけとなり大きな異常変動を起こすことになる。
Date: 2012/09/05(水)


地磁気と生物の関係
地球の磁場は地球誕生とともに今のような強さであったわけではない。現在のように太陽風や宇宙線を跳ね返す状態になったのは27億年前ということである。この地磁気の変化は地球のマントルの変化によるものと言われている。地球の内部が冷え液体の核の中心に個体の核ができた。そうすると固体と液体の運動差によりモーターのような原理が起きそれにより地磁気が増したと考えられる。地球生命体にとって大変な脅威となる宇宙線の減少によって地球の生命体の生態系が激変し多くの生物が誕生することになった。このように地球と生命体は密接に繋がりをもち46億年の時を経て穏やかに変化していったわけである。それに比して現代の人工的な影響による地球環境の変化はユーフォー並の超高速で変化している。それにより多くの生命体が絶滅している。17億の人口が70億人となった今、益々人類の行動が地球環境を大きく左右するとともに総ての人類が地球環境を修復する取り組みをはじめない限り地球環境破壊と生命絶滅の危機は免れない。
Date: 2012/09/04(火)


山と水と微生物
山は火山が噴火したものや海底であったところが隆起したもの等、地球の様々な活動の変化によってできました。したがってその山の鉱石・ミネラル分も山によって違い様々なものがあります。
その山の鉱石などの成分によって水は様々な影響を受けます。それはひいてはそこに住む総ての生態系に影響を及ぼすといっても過言ではありません。海の中の微生物も山の中の微生物も総て水と鉱石中の成分と密接に関わりあいながら進化してきました。地球上の生物の起源は海中の熱床のマグマの成分と海水によって生まれ、今日まで進化し続けてきました。水と鉱石と生物のかかわりは決して切り離して考えることはできません。ちなみに昨日調査した中国山脈の滝つぼから流れ出る清流の水のPH8.7でアルカリ性酸化還元電位も212mVと比較的低く活性水であるということが分かる。また洞窟岩盤から染みだす水はPH8.2のアルカリ水で酸化還元電位189mVと還元力の高い水でした。
Date: 2012/09/03(月)


化学合成細菌
化学合成細菌と呼ばれる微生物群は硫化水素、水素などの還元性物質を酸化するものや二酸化炭素の中の酸素を利用して水素ガスを酸化し、メタンを生成するメタン生成菌などもあります。現在知られている化学合成菌はほとんどが酸素分子を用いて酸化をおこなっている。化学合成菌の中には、FRMとは逆に、2価の鉄を酸化して3価にする鉄細菌もある。さらに化学合成菌から発展したのが光合成菌である。光合成菌は太陽のエネルギーをATPのエネルギーに変え、しかも同時に生体物質を合成する。光合成菌は嫌気性細菌で硫化水素や水素、一部の有機化合物を酸化して作る二酸化炭素から生体物質を合成するが、水を酸化して酸素を発生させることはできない。

Date: 2012/09/02(日)


鉄の循環の為の微生物
3価の鉄イオンを2価に還元してエネルギーを得る微生物はFRM(鉄呼吸微生物)と呼ばれている。発酵と鉄の呼吸からエネルギーを得ることができる好熱細菌、硫黄を還元する嫌気性の超好熱菌や常温で生活できるFRMも地球上いたるところに生息している。これらの微生物は、水素分子または様々な、有機化合物から電子を奪って鉄に与えることで、生きていくためのエネルギーを得ている。この反応に伴い水素ガスは水素イオンに、有機化合物は酸化されて最終的には二酸化炭素となる。FRMは水によって循環する鉄を植物などに送り込む等、鉱物と生物へのエネルギー転換の原動力となっている。
Date: 2012/09/01(土)


生命誕生と鉄の関わり
地球上の生命体の起源は海底の熱水噴出孔の硫化鉄の表面で原始生命が誕生したという説が考えられている。硫化鉄が硫化水素と反応して黄鉄鉱(パーライト)と水素になる反応が、大きなエネルギーを生成する発熱反応で、硫化鉄の表面はプラスに帯電しているので、二酸化炭素が海水に溶けてできたマイナスイオンを引き付ける。これ等の反応によりエネルギーと水素受け取って還元され、それをもとに様々な有機物が生成される。このようにして硫化鉄の表面で様々な有機化合物が合成されると共に高分子化し、その反応と同時に生成するパーライトの表面に、膜状の原始生命が誕生したと推定されている。硫化鉄は秋田県や山形県に多い黒鉱鉱山の主要鉱物のひとつである。この黒鉱は熱水噴出孔付近に堆積した鉱物と考えられている。黒鉱鉱山からはパーライトも産出されている。黒海海底の堆積物で発見された微生物の中で発見された微生物の体内に、微細なパーライト粒子が生成されていることも報告されている。
Date: 2012/08/31(金)


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