電気信号が心臓を動かす
心臓は頸部からの交感神経と迷走神経などの自律神経によって支配され、その鼓動が速くなったり遅くなったりします。心臓は自分自身でリズムかるに動く能力をもちそのリズムを洞房結節というところで生み出しています。つまりここで、ある種の電気信号を発生しているのです。この信号は房室結節を経て枝分かれし、左右の心筋や乳頭筋に伝達されます。その結果、筋肉が電流の刺激を受けて収縮し心臓が拍動するのです。この電気信号は1分間に60回ほどでるために心臓もその電流で、その回数だけ拍動します。時計も1分間が60秒になっています。何か偶然ではない不思議さを感じませんか。
Date: 2012/08/05(日)


肝臓の働き
肝臓は小腸で吸収したブドウ糖、果糖、脂肪酸をグリコーゲンに変え貯えます。また体が必要とする時にはそのグリコーゲンをブドウ糖に戻して全身を巡る血液に流します。体の脂肪組織に貯えられていた脂肪は、いったん肝臓に運び、形を変えてエネルギー源として活用します。タンパク質はからだの組織を形作る成分として送り出し残りはグリコーゲンに変え肝臓に貯えます。体組織を形づくっているタンパク質は新陳代謝によって分解し、毒性のあるアンモニアを出しますがこれを肝細胞は無害な尿素に変え血液に溶かし送り出し腎臓から尿として排出します。その他の毒素や細菌も分解し無害にするという解毒作用をもつ重要な役割をしています。また古くなった血液中のヘモグロビンを分解しピリルピン物質に変え胆汁の材料としたり、鉄の成分を新しい白血球の材料にしたりします。肝細胞の活動はたくさんの熱が生じ血液によって全身に配られ体温の7割を維持しています。
Date: 2012/08/04(土)


内臓中の最大の器官
肝臓は内臓の中の最大の器官です。上腹部右寄りにあり、大人で約1200g、横隔膜に癒着し呼吸運動とともに上下します。肝臓には肝臓が仕事をするための酸素と栄養素を補給する肝動脈と消化器官から吸収した栄養を運ぶ門脈から血液が流れ込んできます。その血液は肝臓で様々な処理がなされ心臓に送りこまれ全身に届けられます。肝臓で消化液の胆汁をつくり胆嚢に貯え十二指腸に送ったりしていることは前回に出てきましたが門脈から流れ込んできた細菌を食い殺したりする働きもします。肝臓は肝細胞が星の影のように並んでいる1〜2mm四方の肝小葉という組織で成り、肝静脈の毛細血管の周りにひもでつながれた肝細胞が並びその列の間の細い隙間が血液の通り道になっています。肝動脈から流れてきた血液が肝細胞の列の間を通り抜ける時にその栄養素と酸素を取り込んで活動のエネルギーにします。
Date: 2012/08/03(金)


膵臓の位置と働き
膵臓は大人で約15cm厚さ2cmブヨブヨした黄色の器官で腰椎の2番目当たりに横に伸びており手を後ろにまわした肋骨の下の部分で中央付近から少し左に伸びています。膵臓に炎症が起きると腹部の左上あたりに痛みを感じ、胃や心臓の痛みと錯覚することもあります。膵臓には膵液という消化酵素を十二指腸に送る外分泌の役割とインスリンとカルゴトいう正反対の役割を持つホルモンを分泌して血液の糖分の量を調節する内分泌の役割があります。膵臓のβ細胞から分泌されるインスリンはブドウ糖をせっせと体中の組織に送り込んで活動のエネルギーとして消費させたり余分な糖分を脂肪に変え体の脂肪組織に貯えたりグリコーゲンという物質に変え肝臓内に貯えたりします。運動して血液中の糖分濃度が低くなりすぎるとα細胞からグルカゴンが分泌され全身の血液に流され肝臓に貯えていたグリコーゲンをブドウ糖に戻し全身の脂肪組織を動員してエネルギー源として血液の糖分の濃度を平常に戻していきます。
Date: 2012/08/02(木)


消火器系十二指腸の役割
十二指腸は肝臓と胆嚢と膵臓と深いつながりをもっています。肝臓からは胆汁が造られこの胆汁は十二指腸で脂肪を吸収しやすい形に変える働きをします。胆嚢は胆汁を蓄える袋で胆汁は水分を吸い取られ8倍に濃縮されます。膵臓は膵液をつくるところでこの膵液は十二指腸でデンプンや脂肪やタンパク質を吸収しやすい物質や大きさに変えたり分解したりします。十二指腸はまるくふくらんだ球部と内壁に輪状のヒダを持つ管部からなり中ほどには大小二つの乳頭があり、その穴から胆汁や膵液が排出されます。壁の内側のヒダには絨毛という組織が無数にあり消化物と接する面積を広くする役目をしています。この絨毛の根元には粘液を出す粘液腺があり球部や乳頭の周りにはアルカリ性の液などを出す十二指腸腺があり消化物が入ってくるとパンクレオザイミンというホルモンが排出されそのホルモンが胆嚢に作用し胆汁を十二指腸乳頭に排出させまた膵臓に作用し消化液を同じ乳頭に排出させます。この消化液はアルカリ性のものとでなければ力を発揮できません。その環境づくりをするのがセクレチンというホルモンです。このホルモンは膵臓に作用して重曹成分(アルカリ性)を分泌させ酸性の消化物を弱いアルカリ性にしてくれます。このセクレチンの分泌が始まると十二指腸は踹動運動をはじめ消化物がアルカリに変わると膵臓による消化液による消化が始まります。胆汁・膵液の排泄量は十二指腸腺が分泌するホルモンや自律神経がその調節の役割を担っています。胃は酸性ですが胃の出口の幽門部や十二指腸の入り口の球部付近からアルカリ性の液を分泌し、胃の酸性を中和して消化物をアルカリ性に変えているのですがこの調整が狂うと十二指腸の腸壁が酸性であるペプシンによって溶かされ潰瘍を起こしてしまう事になるのです。
Date: 2012/08/01(水)


食べたもの(消化物)が体を通り過ぎる時間
口で数分間咀嚼された食物は気管と食道の分かれ目に気管が閉じられ25cmの長さの食道を1〜2秒で通り過ぎ噴門を開き胃に入り2〜3時間消化され幽門を開き25cmほどの十二指腸へ、ここでさらに胆汁や膵液によって消化され5〜7mの小腸で4〜6時間、食物を栄養分として吸収し残りカスは回盲弁を開き1.5m〜1.7mの大腸へ、大腸で水分を吸い取られ12〜24時間かけてゆっくり通り過ぎ肛門から便として排出されます。口から入った食物は約30時間をかけてこれらの7〜9mの全行程を終えることになります。この間食物は口、胃、十二指腸、小腸、大腸によって消化されていきます。
Date: 2012/07/31(火)


心臓の動きはどのようにして
心臓がポンプの役割をして血液を全身に送ることは誰でも知っていることです。心筋が収縮したり拡張したりしてポンプを動かすそれは頸部からの自律神経(交感神経と迷走神経)によって支配され、その鼓動が遅くなったり早くなったりするということも、そして同房結節というところでリズムを生み出している事やそのリズムは電気信号によって伝達されていることも現在の科学ではわかっていることです。それでは約1分間に60回程度の電気信号はどのようなメカニズムで発生しているかはこのリズムはどのような形で作られるのかまったく今の科学ではわかっていません。マクロからミクロの世界まで実際に解っていないことや目に見えないこと、計測できないこと99%今の科学では解明されていないのが現状です。
Date: 2012/07/30(月)


心の悩みと胃痛
心配事があると胃が痛くなるケースをよく耳にすることがありますね、これは心の悩みに自律神経が反応し胃の内壁を保護している粘液(ムチン)の分泌が少なくなり胃の内壁が胃液の中の塩酸に溶かされたり食べ物の中のタンパク質を分解する役目であるはずのぺプシンに消化されたりしてしまい胃壁の組織が焼けただれ(胃炎)、症状が進むと胃壁がペプシンに消化されくずれ消化性胃潰瘍になってしまうからです。胃の消化運動も、胃の分泌と同じように、大脳の中枢にある視床下部をとおして、自律神経の影響を強く受け、不快な神経状態では著しく抑制されます。このような理由が重なって、胃は急速に悪化していくのです。
Date: 2012/07/29(土)


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