天然系の防虫剤は安全か
よくテレビなどで未開地の人々の狩りの様子が放映されます。樹の樹液を絞り煮詰めた毒液や様々な天然の毒液を槍や弓矢、吹き針に塗り付け獲物を倒す様子が映されています。自然の中の動植物等の生物内にも様々な毒素を含んでいるものも多数あります。樟脳(カンフル)はクスノキから採取した天然物と合成樟脳があります。中枢神経を興奮させる作用があるので強心剤などの医薬品としても使用されてきました。また古くから衣類の害虫の忌避剤として使われていました。殺虫効果はあまりなく安全なように思われますが実は急性毒性ではパラジクロロベンゼンより強いとのことです。中毒症状は頭痛・吐き気・めまい・けいれんなどで致死量は成人で2g、小児で1gですから、幼い子供が口に入れたりすると非常に危険です。
Date: 2017/07/05(水)


防虫剤ナフタリン
パラジクロロベンゼンにとってかわるまではナフタリンが防虫剤としてよく使用されていました。その前は農薬としても使用されていましたが現在では使用することができません。コールタールから作られるナフタリンは不純物として発がん性のあるベンツピレン類を含む可能性があります。中毒症状は顔面紅潮、頭痛、発熱、吐き気などで、新生児に対しては、溶血性貧血、メトヘモグロビン血症などの血液障害を起こすことが知られています。ナフタリンは油に溶けやすく溶けると皮膚から吸収されやすい性質を持っておりまた誤飲すると死に至るケースもあるので要注意です。致死量は成人で5〜10gですが子供が誤飲すると少量でも危険です。
Date: 2017/07/04(火)


ピレスロイド系の殺虫剤
ピレスロイドは防虫菊に含まれるピレトニンに似た構造をもつ化合物の総称です。蚊取り線香の成分のアレスリンも同様です。無臭で人気のある有名な蚊取り線香もピレスロイド系のエムペントリンが主成分です。ピレスロイド系が主に使用される前は市場の約90%はパラジクロロベンゼンを主原料にした製品でしたがその後ピレスロイド系が急速にシェアを拡大しています。この蚊取り線香、マット、リキッドは無臭ですので使い過ぎに要注意です。ピレスロイドは昆虫に対して強い神経毒として作用し、少量でも強い殺虫効果があります。人体の急性中毒症状は、吐き気、頭痛、などです。また突然変異性がありぺルメトリンのように発がん性のあるものもあります。無臭だから安全だという思い込みはとても危険です。
Date: 2017/07/03(月)


分解されにくい有機塩素化合物
排気ガス等が原因で起こる光化学スモッグは塩素を含まない化合物が強い光線と反応して分解される過程の現象ですが、有機塩素化合物は光化学スモッグさえ起こせないほど分解しにくく安定しています。有機塩素系の殺虫剤であるDDTやBHCは禁止になってからも長く環境に残留し母乳からも検出され続けているといいます。同様な有機塩素系を含有した製品や防虫剤、農薬も製造され散布され続けています。ということはそれらの安定した有機塩素化学物は環境や人体に蓄積され続けているということになります。
Date: 2017/07/02(日)


有機塩素化合物と防虫剤
食塩を電気分解すると、ナトリウムと塩素に分かれ、ナトリウムはお馴染みの苛性ソーダになり、様々な分野に利用されていますが同時に塩素が大量に余ってしまいます。それを石油製品と反応させてできたものが有機塩素化合物です。この人工化学物質は、自然界では分解されにくく、強い毒性を持っています。生物にとっては全く未経験の物質であり、分解する酵素も、もちあわせていません。そのため地球上にも人体にも蓄積され続けていきます。この有機塩素化合物の中に防虫剤もあります。昔はよくタンスの中やトイレの中に使われていたパラゾールでおなじみのパラジクロロベンゼンも有機塩素化合物です。以前日本で気軽に使われていたパラジクロロベンゼンはドイツでは昔から使用禁止でアメリカでも1988年10月に発がん性の証拠のある食品用農薬としてアメリカ環境保護庁の告示リストに入っています。パラジクロロベンゼンで花粉症が悪化するケースやアレルギー性結膜炎を悪化させたという実験もあります。大気中のパラジクロロベンゼンの発生源は住宅だったというわけですがそれが室外でも計測されているのです。
Date: 2017/07/01(土)


空気の摂取量
今日で今年も半分が過ぎます。明日から後期半年のスタートです。頑張って進んでいきましょう。私達は1日に空気を15〜20kg摂取しています。水や食べ物の1.5〜2kgの10倍ということになります。この中でも私達の滞在時間は室内が最も多いわけですから室内空気の質が最も重要となります。しかも空気は直接肺から血液中に入り込むので健康への影響は多大です。空気中に放散された化学物質は人体に様々な影響を及ぼし中毒、アレルギー反応、シックハウス症候群、化学物質過敏症などを引き起こします。昔には無かったこの化学物質による健康障害は生物の未来に大きな痕跡を残しつつあります。自然には無い数えきれないほどのこの人工的な化学物質は自然の生態系を侵食しています。室内空気質で最も重要なのは寝室の空間です。寝ている時間に人は生体恒常性機能を整え生体を正常に復元しようとします。その一番重要な時に人工的な負荷がかかると生体を復元しようとする機能が弱まってしまいます。
Date: 2017/06/30(金)


化学物質過敏症とアレルギー
アレルギーの発症には様々な要因が絡んでいます。カビ、ダニ、その死骸等の微生物の要因や食品等に含まれている化学物質などが体内に入り様々な化学物質に反応するケース等々です。アレルギー患者はまた化学物質過敏症にもなりやすくもともと化学物質や重金属などが体の負荷以上に蓄積され体内で反応しているわけですから微量の化学物質にも当然反応するようになるわけです。アレルギーから化学物質過敏症にまたは一緒になるケースや化学物質過敏症になった後遅れてアレルギーを併発する場合もあります。年齢によってもその症状には差が顕れます。
Date: 2017/06/29(木)


農薬と殺虫剤 
農薬は用途別に殺虫剤、殺菌剤、殺虫殺菌剤、除草剤、殺そ剤、植物成長調整剤、その他の7種類に分類され、殺ダニ剤、殺線虫剤は殺虫剤に、農薬肥料*、殺虫・殺菌植調剤、忌避剤、誘引剤、展着剤は「その他」に含めています。なお、殺虫剤のなかに殺ダニ剤を含めることがありますが、必ずしもダニに殺虫剤が効くとは限らず、専用の殺ダニ剤が開発されています。農薬肥料は農薬と肥料を混合したもので、殺虫剤や殺菌剤あるいは植物成長調節剤と複合肥料との混合製剤があります。ガーデニングにも病害虫対策に推奨されている農薬があります。それらの薬品、園芸用殺虫剤も成分は農薬と同様のものです。園芸用でもこれらの多くの農薬が使用されているとなるときれいなバラほど注意しなければ大変なことになるのかもしれませんね。
Date: 2017/06/28(水)


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