騒音、ホコリ、毒物など:我々を病気にするものは何か?
放送番組「tbb Praxis」より
飛行機の騒音、食べ物に含まれる有毒物質、プラスチック包装を原因とするED─こうした言葉が、日常的にメディアを騒がしてる。誰もが情報を入手することができる一方で、それに対して何かできるわけでもないようだ。視聴者の皆様、こんばんは。ようこそ、「tbb Praxis」へ。本来、現代の環境は以前よりも清浄されています。たとえば洗濯機から騒音が発せられることはなく、車の排気ガスにはフィルターがされていますので、空気も以前より綺麗ですし、我々が食べるものに関しても明確な規定によって定められています。我々は自身の身体にストレスを与え、病気にする有害物質について様々な情報を見聞きします。その有害物質とは何なのでしょうか?我々はこの問いを追究し、その結果を本日のプログラム「騒音、ホコリ、毒物など:我々を病気にするものは何か?」でご報告します。首都ベルリンは騒音に溢れた都市である。あちこちで、とても耐えられるようなものではない騒音が響く。また、とてもホコリっぽい。微粒子のホコリが飛び交っている。どこにいても有害物質がある。少なくとも、そんな感覚がある。有害物質と騒音、これに終わりが来ると信じる者はいない。日中は65dB、夜には55dBの騒音に悩まされる人々は約30万人、これは人口の10%にあたります。騒音に関しては規制値が定められています。日中は60dB、夜間は45dBが基準値だ。しかし、この以下に定めることは、まずないだろう。ベルリンは24時間、活動状態にあるからだ。ベルリンには大規模な建設地が多くあり、工事が行われていますが、夜間には110dBもの騒音が発生します。これは50メートル上空に飛行機が飛んでいるのと同程度の騒音なのです。ベルリンの周辺にはテーゲル空港がある。ブーフラー家は着陸用の緩衝地帯すぐ近くに4年間暮らしている。昼も夜も、飛行機の騒音に悩まされている。苛々することも少なくない。2分間毎に10から20の飛行機が次から次へとやって来ます。立て続けにやってきたら、少しだけ間が空いて、それからまた立て続けに飛行機が来るのです。睡眠時間が短くなるなどの問題があります。5時30分から21時30分まで飛行機が飛び続けているのですから。その時間には、静寂なんてものは全く得られません。2011年、テーゲル空港の閉鎖が計画されていた。ようやく静寂が訪れるはずだった。しかし空港は閉鎖されることなく、騒音は続いている。これにいつ終わりが来るのか、誰も分からない。ブーフラー家の子どもラウラとトビアスは、この地で育った。それぞれに悩みを抱えている。
Date: 2014/01/23(木)


スイス建築合理化センター(CRB)
チューリッヒに所在するCRB が作成した建造部カタログは、高層ビル、地下建設、住宅建設に関する約1万8000点の建造部を取り扱っている。規格・場所についての情報を掲載したカタログ (Norm-Positions-Katalog, NPK)とも関連があるため、建築家がこのカタログを利用するとコストも把握することができる。1995年には、これにエコ査定のデータが加わった。そのためスイスでは構造部のエコ査定に際し、規格、場所、コストなど様々な観点を包括することが可能になった。
Date: 2014/01/22(水)


ハノーブアー・IFB建築研究機関 [31a]
連邦建築省の委託でハノーブァーの建築研究機関 が1993年に発表した建造部カタログである。地下室から屋根まで62点の建造部をおおまかにリストにしたものである。7つの評価項目(U値、一次エネルギー含有量、価格など)も記載されている。この研究は仕事の場でも実用することができる。7つの評価項目のうちエコロジーに関するものは、一次エネルギー含有量のみである。一次エネルギー含有量に関するデータは、全て同じ評価ではない。自然に近い建材から作られた構造部もまた、一次エネルギー含有量を算定されている。

Date: 2014/01/21(火)


オーストリア・バウビオロギー&バウエコロジー研究所(IBO)の取り組み
地下室から屋根まで、バウビオロギーの専門家がみて問題なしとする構造をとっている建造部を約47点掲載したカタログ「建築構造と建材」をウィーンのIBOが1983年に出版した。一般的な見解、バウビオロギーの専門家がみた利点と欠点が記述されているのみで、他には特にない。このカタログは加筆され、「エコロジーな建造部カタログ」 というタイトルで出版された。2002年より研究プロジェクト「木材のエコロジー指数の作成」が実施されている。
Date: 2014/01/20(月)


ハウスダストアレルギーとは知らずに生活する人々
ハウスダストアレルギーを持ちながら、そうとは知らずに暮らしている人々は少なくない。症状そのものが激しくはないため、病気を疑うことがなく、医者に行く必要を感じないのだ。しかし継続的にアレルゲンと接触した場合、アレルギー症状は悪化する。それに気が付かずにいつまでもアレルゲンと接触し続けると、アレルギー性の喘息へと至る恐れがある。更に時間が経つと、その他のアレルギー症状を発するようになる。アレルギーを持つ人々は、なるべくアレルゲンとの接触を減らすように努めることが推奨される(HEPA フィルター付きの)掃除機、定期的な換気、適切な湿気、ベッドシーツの頻繁な交換などにより、ハウスダストとの接触を減らすことが容易にできる。アレルギー症状は、通常は薬を摂取することで緩和することができる。しかしハウスダストアレルギーに関しては何の解決ももたらさない。アレルゲン免疫療法のみが唯一の解決法であることは議論の余地がない。まずは、各人が診断を受けることが必要だ。アレルギー症状に悩まされ続けているならば、すぐにでも専門医に診せることが望ましい。
Date: 2014/01/19(日)


花粉症に似た症状のハウスダストアレルギー
ドイツでは、暖かい時期になるとアレルギー症状に悩む人々が少なくない。これは花粉症や鼻炎の類であると思われてきていた。しかしこうした症状は元々ハウスダストアレルギーに起因するもので、花粉症や鼻炎とは異なり一年中症状の出るものである。ハウスダストアレルギーの患者がアレルギー反応を示すのは空気中の花粉ではなく、ダニの糞である。患者はくしゃみ、鼻詰まり、咳、目の腫れ、涙、痒みなどといった症状に苦しめられる。痒みを伴う発疹もまた、ハウスアレルギーの症状の一つである。冬季にもくしゃみや鼻詰まりが治まらない場合は、ハウスダストアレルギーを疑うのが自然だろう。適切なアレルギー試験を受ければ、自分がハウスダストアレルギーを持っているかが分かる。
Date: 2014/01/18(土)


電磁波を軽減する防護プレート
住人たちを電磁波から守るためにBau-Fritz社が開発したのが、防護プレート「Xund-E」である。「仕事中は否が応でも電波に被曝せざるを得ないというのであれば、せめて自宅だけは電波から受けるストレスから解放されて欲しいのです」と話すのは木造住宅を専門とするBau-Fritz社の経営者ダグマー・フリッツ=クラーマーである。防護プレート「Xund-E」とは、薄い炭素を塗布した自然石膏プレートである。壁や屋根に施工することで、外部から発生する高周波や低周波交流電場を99%減衰することができる。残りの1%があれば、自宅内で携帯電話で通話するには充分である。「さらに実際のところ自宅内でWLANを使用せず、有線の電話を使うに越したことはありません。こうすれば自宅内での電磁波を大幅に減らすことができます」とBau-Fritz社の専門家は言う。
Date: 2014/01/17(金)


燃え尽き症候群
無線通信技術が世界中で拡大したことにより、我々は常に電磁波に曝された環境に置かれている。電磁波が健康に与える影響については、未だに議論が繰り広げられている。しかし専門家たちが議論を終結させるまで待つつもりは、エコ住宅のパイオニアともいうべきBau-Fritz社にはない。通信業界が昨年無線通信の成長率を発表したが、息を飲むほどの規模であった。携帯電話、スマートフォン、通信塔、WLANルーターといったものが、街のあちこちに所在している。こうした無線通信が成長する中、電磁波による健康へのリスクが軽視されている。そもそも電磁波が人体に対して有害な作用をもたらすのか否かについては、専門家の間で意見が分かれている。専門家たちの意見が一致する日などと、いつ来るかも分からぬその日を待つのではなく、住宅を電磁波から99%シールドする防護プレートを開発したのがBau-Fritz社である。無線通信機器の普及と、燃え尽き症候群の増加との関連を疑いは尽きない。「人間・環境・民主主義の保護連盟」が実施した調査では、報告書著者のウルリッヒ・ヴァルンケとペータ・ヘンシンガーが、無線通信電波が細胞に与える作用と燃え尽き症候群との関連について報告した。燃え尽き症候群とは、心身に与えられるストレスを原因とする病気である。初期症状としては頭痛、神経質、集中力の低下などが挙げられる。また倦怠感、打ちのめされたような気持、やる気喪失なども現れる。連邦産業医連盟の統計によると、燃え尽き症候群の発症を理由に休職する事例が2004年から2011年の間に18倍に増加したという。「人間・環境・民主主義の保護連盟」の報告では、細胞の状態が変化することによって燃え尽き症候群が発生する過程について報告している。「外部からのストレスが、細胞の酸化を引き起こす。活性酸素・活性窒素などのフリーラジカルが過剰発生する。するとミトコンドリアの代謝に障害が生じ、それがアデノシン三リン酸の不足や、細胞の欠陥などに繋がる。アデノシン三リン酸の不足は、燃え尽き症候群だけではなく、慢性疲労症候群の原因にもなる」と。
Date: 2014/01/16(木)


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