住居と職場の住環境コンサルテイング
住居、職場、お店を調和的な作りにし、最適化させることが住環境測定士として住環境コンサルタントの役目ならば、その中心に存在するのは人間だ。定評のある、しかし忘れ去られてしまいがちな知識を活用することで、人間の快適性を損なう空間が形成されることを防ぎ、最適な生活条件を作り出すことができる。この際、住環境コンサルティングとは、人工的なストレスに配慮した専門的な施工上の設計と建築施工のことを指す。エネルギーの流れには特に注意を払いたい。居間では快適感を、寝室では健康で持続的な睡眠を、職場では長時間集中して注意を払うことが出来るということが重要な要素である。エネルギーの少ない空間では、いわゆる「バンパイア効果」というものが生じる。長時間エネルギーの少ない空間に滞在した人間は、自分自身のエネルギーを吸い取られてしまう。エネルギーの少ない空間にベッドを置いた場合、住人は一見するとグッスリ眠っているようでありながら、翌朝には倦怠感を抱いているものだ。こうしたバンパイア効果が生じないためにも、生活空間を正しく位置づけて、建材や照明を選別することが重要である。色彩もまた影響を及ぼす。また周知のことではあるが、色彩もまた我々の精神と集中力に影響を及ぼす。加えて安全や居心地の良さをも与えることができる。

Date: 2014/03/20(木)


生活空間のコンサルティング
健全な生活空間に宿る健全な精神、これは最早現代にはなかなか当てはめることができない。環境から我々が受けるストレスは日々増加傾向にある。ストレスなどの精神的因子によるものであったり、電磁波、騒音、大気汚染などによるものであったりする。健康的な食事、我々が有する資源に適した生活を送ることに加えて、我々が滞在する室内を改善することによって心身ともに健やかとなることが可能なのである。健全な室内の条件は、多岐にわたる。職場や居間に要求されることと、寝室が満たすべき条件は異なる。室内調度は果たす役割というのは、補助的なものであって、実際に重要なのはエネルギーのレベルと流れである。こうした要素を把握し、住人たちの暮らしに調和をもたらすことが、生活空間コンサルタントとしての専門家である住環境測定士の使命である。生活空間コンサルティングという手法によって調和のもたらされた空間は、快適感を促進させ、また企業で導入した場合には業績を向上させることができる。
Date: 2014/03/19(水)


ドイツ 電磁場曝露からの保護を目的とした改正政令が施行
ドイツ連邦環境省は、2013年8月22日に電磁場及び遠距離通信法に基づく証明方法に関する規定改正令が施行することを公表した。これは、連邦議会と連邦参議院の合意に基づき連邦政府が改正したもので、政令を最新の技術的・科学的状況に適したものに変更し、電場、磁場、電磁場によって起こり得る健康リスクからの保護と予防を目指すものである。携帯電話の基地局を要因とする電磁場の制限値や電力系統など低周波の電場・磁場に関連する規定、さらに電力系統拡張に伴う新技術である高電圧直流送電設備における規定など、特に予防的健康保護に関する規定がまとめられている。さらに、今後は住居の上を電力送電網が新たに通過することが禁止され、電力系統の拡張時には、電場・磁場の発生を可能な限り最小限にすることが求められている。また、これまでは商業用無線設備のみが対象であったが、それが個人設備や公共設備も対象となる。【ドイツ連邦環境省】
Date: 2014/03/18(火)


ヨシ葺屋根の古い住宅の改装過程で空気清浄プレートを施工
健康的な住環境は、古い住宅を改装することによってもたらすことができる。これを証明して見せたのが、ジーク市マイルスドルフ地区(シュトーマルン郡)で再建された農家である。ヨシ葺屋根の美しい木骨造の家、棟まで高く聳えたガラス張りの外壁、その姿を一見しても、この建物が2009年の大嵐の際に破壊されていたものだとは思いもよらないだろう。石材の一つ一つ、横木の一本一本からズザンネとマルティン・ゲーマンの兄弟が再建したのだ。まずホール内で建材を組み立てて、その後マイルスドルフの現場で家を建設する作業を行なった。改修作業にあたり、木材で商売する一家の兄弟が重視したのは、住環境だ。「この家をパッシブハウスの基準に合わせて建設したかったのです。すると自然と、有害物質を含まない建材しか使用できないことが明らかとなりました」とズザンネ・ゲーマンは話す。「改修には空気清浄作用のあるFermacel社のプレートを使用しました」ズザンネ自身がSentinel住宅協会の会員であり、技術コンサルタント、木材揮発物相談コンサルタントであるという。
Date: 2014/03/17(月)


省エネ健康住宅への試み
ヒンメルプフォルテン(ニーダーザクセン州シュターデ郡)では、Mittelstädt Baugeschäft社がSentinel住宅協会と共同してモデルハウスを建設することを決定した。9月22日より現場を見学することができる。共同経営者の一人マイク・ミッテルシュテットは、「有害物質の少ない建物を希望するお客様からのお問合せが日増しに増えており、今回そうした要望にお応えする形になります」と話す。アレルギーをもつ人々は少なくなく、アレルギーを考慮した住宅の建設を保証してもらうことを望む者も多い。「建設費を特に嵩増しすることなく、こうした基準をクリアした住宅を建てられることが、モデルハウスを見て頂ければ分かるかと存じます」自社で所有する住宅地に建設したモデルハウスの面積は134屐¬20万ユーロの費用で作ったものだという。今後は「エネルギー効率」基準に加えて「有害物質のほとんどない」住宅を提供することで、他者との差別化を図るつもりだという。「建物の気密性が増すほど、人体にストレスを与える因子を住宅から減らしていかなくてはなりません。これは自明のことです」Sentinel住宅協会との共同プロジェクトを、ペーター・バッハマンは歓迎している。彼の経営するMittelstädt社は北ドイツでは年間80〜100棟の住宅を建設する中流企業である。早めに適切な建材と作業過程を計画して高品質な住宅を提供すれば、建造費は約2%の上昇に抑えることができるとバッハマンは話す。
Date: 2014/03/16(日)


パッシブ測定器で、室内空気の測定が可能
自身の暮らす室内の安全性を確認したい場合、バウビオロギーの専門家を頼るといい。化学物質(「住宅の毒」)、微生物による損傷(「カビ」)、そして電磁波に基づいて住環境を調査する。TÜV Nordの場合は、まずいわゆるパッシブ測定器を使用して室内の安全性を精査する。「我々が送った小さなパイプを14日間室内に吊り下げてもらいます。それを我々が、有害物質がないか調べるのです」とシュヴァンペ。連邦環境局が定めた室内空気の指針値に基づいて、結果が報告されることとなる(www.umweltbundesamt.de)。検査には360ユーロがかかるが、カビの胞子についての調査は実施されない。室内の有害物質による被害を事前に防ぐためには、家具や建材を購入する時点で検査標章の貼られた製品に注目をしたいところだ。「たとえばブルーエンジェルというものがあります」とシュヴァンペ。ブルーエンジェルなど検査標章のある製品は、環境に優しい製品であるという認証を受けたものである。更に一歩進んだ措置をとっているのが、フライブルクにあるSentinel住宅協会である。このイニシアチブは数年前より、ドイツ連邦環境基金の支援を受けて、工務店と提携して確固とした良質な室内空気を契約として顧客に保証するというプロセスを編み出してきた。「それぞれの住宅の在り方に従って、民法典に則った品質協定を書式で保管することで、施主のご家族が良質な室内空気を求める権利を有することができるようになります」とは共同経営者の一人ペーター・バッハマンの言葉だ。この際、一物全体として住宅を捉えることになる。「建材をそれぞれ個々のものとして評価するのではなく、乾燥、塗装、フローリング、タイル張り、密封剤などを組み合わせた存在としてみなします。シリコン、接着剤などなど「小さな」建材や補助剤を含めての職人の作品が住宅なのです」とバッハマンは言う。事前に建設に携わる関係者全員が、最善の施工プロセスを実施するための研修を受ける。「室内に使用する建材はまず戸外で寝かせて換気させることが重要であることなどを教えます。また自宅内では原則的に禁煙、ほうきで掃き掃除するのではなく、掃除機でゴミを吸い取ることで、室内で受けるストレスを極力減らすようにすることも伝えます」タイル張り職人は、アングルグラインダーを使った作業は建設物の外側でのみ実施することが推奨される。こうしたハンデ状態を維持するように、現場監督は目を光らせなくてはならない。「建物の完成から4週間は、専門家によって住宅が有害物質をほとんど含んでいないかどうかを精査することになります。しかし、あくまで「ほとんど」含んでいないレベルです」とバッハマン。有害物質を全く含んでいない建設物というものを保証することは不可能なのだ。アレルギーを誘発する因子が様々に存在するためだ。室内空気が良質であると証明された場合は、健康パス認証を受ける。
Date: 2014/03/15(土)


シックビルデイング症候群に関する文献
TÜV Nord Umweltschutz GMbH& CO. KG(北ドイツ技術検査協会環境保護社)の研究所所長ヴィルフリート・シュヴァンペの報告によると、「部屋中にシックビルディング症候群に関する文献で埋め尽くすことが可能」なほどに、「病気の家症候群」に関する情報が大量に発信されるようになっているという。ある建物に暮らす住人が体調不良に陥り、それが明らかに建物に滞在してから現れたもので、原因を特定することができない場合、シックビルディング症候群を発症したといえる。具体的にどういった症状が現れるのかについては、ミュンヘンの環境協会がホームページで概要を掲載している。
Date: 2014/03/14(金)


健康的な住環境──有害物質のない暮らし
施主と改修業者が契約上合意する点に、良質な住環境がある。Sentinel住宅協会はこれを可能にする。室内空気はどのように検査するのか、そして最良質な室内空気を供給するにはどうすればよいのだろうか。過去10年間で、アレルギー患者の数が急上昇している。「ドイツ国内のアレルギー白書」によると、およそドイツ人の4人に1人─つまり約2000万人─がアレルギーをもっているという。アレルギー誘発物質に関しては、常に判然とするわけではない。しかし医師やバウビオロギー専門家が推測するに、身の周りの環境に潜む有害物質が一因子である可能性があるという。その多くが室内にあるとみられている。健康的な住環境が重要なのは、こうした背景があるためだ。特に世間を驚かせたのが、ホルムアルデヒドや、フローリングに使用される溶剤、カビの胞子に関する報告であった。これらの物質はいずれもアレルギーやガンを誘発する疑いがある。例えばホルムアルデヒドはほとんど無臭に近く、昔のパーティクルボードや合板、プレハブ木材などに含まれている。強烈な木材保護剤だったので、1960年代から1980年代に木造住宅などで使用されていたのだ。ホルムアルデヒドが危険だと言われるようになったのは、現在では禁止されているDDT(ジクロロジフェニルトリクロロエタン)、リンデン、ペンタクロロフェノールを含んでいたためである。
Date: 2014/03/13(木)


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