トリクロロエチレン(TCE)を分解する微生物
溶媒やクリーニング等の洗浄剤として使用されるトリクロロエチレン(TCE)やテトラクロロエチレン(PCE)、ジクロロメタン(DCM)等、有機塩素系溶媒による土壌や地下水等の汚染が問題となっているがこれらを分解する微生物がクローズアップされています。これらを分解する微生物は酸素が存在するところでメタンを食べて生育できるメタン酸化細菌や嫌気性細菌のデハロコッコイデス属の細菌である。これらは酵素による分解機能や脱塩素呼吸という反応によるメカニズムで分解を進行させる。
Date: 2018/03/03(土)


PCB(ポリ塩化ビフェニル)を分解する微生物
PCBは治療に使用されてきましたが発がん性が問題になり製造や使用が禁止されています。PCBは科学的に分解処理するのがむつかしいため大量に貯蔵されてきましたがPCBを分解する部生物が発見されました。最初に発見されたアクロモバクタ―をかわきりに多くの属に含まれる細菌やカビにPCBを分解できるものが発見されている。微生物による分解は焼却処理や物理化学処理よりはダイオキシンの発生などの副産物もなくエネルギーの消費も少なく特殊で高価な薬品の使用も不要となる。
Date: 2018/03/02(金)


有害有機物分解微生物
環境汚染を起こしている代表的な物質としてダイオキシン類、ポリ塩化ビフェニル(PCB、トリクロロエチレン(TCE)、テトラクロロエチレン(PCE)等の有機ハロゲン化合物があります。これらの有機ハロゲン化合物は分解されにくい化学物質としての特徴をもつために、大量生産され利用されてきました。このため環境中に放出されても分解が極めて遅く難解性有機物と呼ばれ発がん性物質などの危険物質であり環境中に蓄積され重大な汚染を引き起こします。これらを微生物の働きによって環境浄化を行うことを生物学的環境修復、バイオレメデイエーションといいます。
Date: 2018/03/01(木)


微生物バイオテクノロジー
微生物の能力を解析するために分子微生物学、微生物遺伝学などがありますが微生物が持っている多様な機能は単に食品や医薬品の分野に限らず工業生産や環境保全等の産業技術分野にも活用されています。工業製品分野では核酸系化学物質や石油関連物質、鉱物精錬技術などにも役立っています。新素材開発・生産分野では生分界性プラスチック生産、エポキシド生産、ナノ材料の開発などに用いられ、バイオエレクトロニックスニューロコンピューター開発などで役立っています。
Date: 2018/02/28(水)


海藻の活用による養殖魚の育成や健康食品の製造
膨大な数の殺藻細菌がアオサやクマサ等の海藻に付着していることが解っています。殺藻細菌が多いことにより赤潮の発生予防ができ養殖の魚を守ることができます。海藻が繁殖しているところは多くの海洋生物が活発に活動していますが海藻と微生物が周りの生物により良い環境や食物を提供するシステムを作り出していることによります。環境はこれらの自然が織りなす様々な生物の循環上のバランスによって成り立っています。このバランスを打ち壊すのが人工的な環境汚染といえます。
Date: 2018/02/27(火)


赤潮とウイルスや殺藻細菌による防除
広島湾でヘテロシグマ赤潮の末期にHaVウイルスに感染した微細藻類細胞が観察されています。同一種の微細藻類でもわずかに異なる多くの変種を含んでいるため1種類のウイルスでは赤潮全体を消滅させることは困難であると考えられている。ウイルスのほかにも殺藻細菌が赤潮を直接攻撃したり間接攻撃することで赤潮を防除できる可能性がある。
Date: 2018/02/26(月)


赤潮とその改善
地球上の生物生産の多くは光合成によって始まり、陸上ではその担い手の大部分は緑色植物です。このような生物生産の最初を行う生物を基礎生産者あるいは一次生産者と呼びますが海洋での一次生産者の大部分が微細藻類という微生物になります。これらの微細藻類は、食物連鎖によって最終的には大型水産物の生産に繋がります。微細藻類は、増殖に窒素やリンなどの栄養塩類を必要とするため都市近郊沿岸部では栄養塩類が大量に流入し富栄養化が進行し、しばしば微細藻類が海水を着色させるほど爆発的に増殖します。これが赤潮の正体ですがこの現象は魚介類の大量斃死を引き起こします。また細胞内に毒をもつ微細藻類が増殖した場合にはそれらを食べた貝類が毒化しヒトにも危険を及ぼします。この赤潮を改善予防するための様々な研究がなされる中にこれを防除するためのウイルスや微生物の研究があります。
Date: 2018/02/25(日)


微生物の可能性
地球の生物の起源は微生物から始まっているといえるのではないかと思いますが総ての生命のベースにもなっている微生物には無限の可能性が秘められているといっても過言ではありませんがそれを活用するとすれば活用しようとする人の心構え次第によっては人に対して良いようにも悪いようにもなっていくことが考えられます。私達が近年で人工的な化学物物質等により環境汚染が進み様々な生物が絶滅していますがそこにストップをかけるのもそのために今ある汚染をクリーンにしていくのも人の心がけ次第といえます。微生物は農薬や界面活性剤もプラスチックも分解してくれますが以前の自然循環を取り戻すためにその力を活用するのであれば地球の活力となり得るがどんどん汚染を進めながらそれを解消するためであれば更なるひずみを生みかねません。私達の科学も地球の自然循環に即した活用でなければ私達自身が絶滅種となる可能性があるということです。
Date: 2018/02/24(土)


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