室内気候の暑さ寒さの感じ
人体は食物を燃料とし、それの持つエネルギーによって仕事をし、熱を放散する一種の熱機関といえます。人体は、正常に生命を維持するためには体温を約36.5℃(腋下など)に保たなければならないから、体内で生産されたエネルギーは、結局熱として周囲に放散されます。在室者が感じる暑さ、寒さはこの代謝生産熱量と放散塾量のバランスによって決まるのです。人体からの放熱は、汗の蒸発(気化熱)による場合と、対流して体に触れる空気への伝熱による場合、および体表面から周壁面への熱放散による場合があります。これらの放散熱量が代謝熱量より多いときは、体が冷えて寒く感じ、逆に少ないときは体内に熱が蓄積されて暑く感じる。そしてこの両者が等しいとき体温は一定し、暑くも寒くもなく快適になります。
Date: 2017/01/31(火)


室内の熱環境
室内環境の快適さは、室内での暑さ寒さ、つまり熱環境の状態で決まることが多い.気候がよい春や秋には、室内の気候も快適で、暑くも寒くもないが、夏や冬には外気の状態が悪く、この影響が周壁(壁・天井・床の総称)を通って室内に入り、室内の気候を非常に悪くします。壁を通り抜けて室内に出入りする熱や、換気によって室内に流入する外気が、室内の温度や湿度を悪くするのです。しかし、このような外気の影響は、建物の良否によってかなりの差異が生ずるものであり、建物の計画にあたっては断熱・気密・換気等が十分に考慮されなければなりません。
Date: 2017/01/30(月)


光の諸現象
光は、透過、反射、屈折、吸収、拡散、干渉などの物理的諸現象をもち電磁波も同様といえます。建物は太陽からの放射熱の影響を受け、内部の温熟状態が変化する。太陽の日射から受ける熱量(単位面積当り、単位時間当り)を日射量という。1日の日射量である終日日射量は、夏期は太陽高度が高いため建物の南面では少なく、逆に東西面では多くなる。冬期は南面の終日日射量が増大する。室内に適度な明るさを確保するために、窓やトップライト(天窓)から太陽の光を取り入れること。直射日光をそのまま取り入れることは人間の眼にとって好ましいことでなく、適度に拡散された柔らかな光を導き入れることが必要です。
Date: 2017/01/29(日)


光の性質
光は波長によって表すことができます。人間の眼で感じることのできる波長の範囲は、380〜780nm(ナノメートル)で、これを可視光域と呼びます。可視光域の外側は紫外線や赤外線になっており人間の眼では感知できません。人間の眼は、明暗に対し順応性をもっています。明るい所から暗い場所に入る場合での順応を暗順応、逆に、暗い所から明るい場所へと移動する場合の順応を明順応といいますが明順応に比べ暗順応のほうが長い時間を要します。目の感度、視感度は、明るい所(明所視)では黄緑色に対して高いが、暗い所(暗所視)ではやや波長の短いほうにずれて反応する。これをプルキンエ現象といいます。順応した視野の中にギラギラとした輝度の高いものが入り込むと、まぶしさにより不快感や、場合によっては視力低下を生じる。これがグレアで、快適な光環境づくりにはグレアはできるだけ避けねばなりません。
Date: 2017/01/28(土)


アレルギー反応4つの分類
第1は微生物や小動物あるいは、その排泄物や代謝物等の高分子蛋白を吸入してしまうことによって、免疫担当細胞が異物と記憶し免疫反応を開始する場合です。第2はホルムアルデヒド、アミン、ニトロ化合物等の化学物質が生体内蛋白と反応して修飾されることによって、免疫担当細胞がその修飾された蛋白を異物と認識する場合です。第3は化学物質が、いずれかの免疫機構を刺激して免疫的過敏状態を引き起こし、他のある刺激を引き金に免疫反応が成立する場合あるいは、その逆の場合などの憎悪が考えられます。第4には化学物質がアレルギー反応に対して相加あるいは相乗効果をもたらす場合で、アレルギー鼻炎に於ける、ディーゼル排気粒子(DEP)や喘息に於けるNO2やSO2等の憎悪効果です。
Date: 2017/01/27(金)


室内空気に係わるアレルゲン性及び免疫毒性
室内環境に関連する疾病の代表例であるアレルギー性疾患はアレルゲンと呼ばれる抗原によって惹起されて抗体を産生し、次に入ってきた抗原を中和することを基本とするもので、免疫反応の過度な亢進による生体防御反応の1つです。生物や化学物質の吸収によって生ずるアレルギー反応は大きく4つに分けられます。
Date: 2017/01/26(木)


皮膚炎、臓器アレルギー
化学物質によるアレルギーの成因は、化学物質と蛋白との結合が強力であること、蛋白に結合する化学物質分子が一定以上であることなどもありますが、生体側の要因、すなわち、アレルギー素因といわれる抗体産生機構の異常、薬物代謝過程の異常、または抗原抗体反応によって産生される化学伝達物質に対する感受性に依存する等、遺伝的素因によるところが大きいと考えられています。
Date: 2017/01/25(水)


アレルギーの分類
アレルギー発現過程では成立した免疫応答の相違によって4つのtypeのアレルギー反応が発現するといわれています。 Type気魯▲肇圈七燭△襪い魯▲淵侫ラキシー型とも呼ばれ、IgE抗体が関与する反応である。薬物アレルギーとしては全身にはアナフィラキシーショック、局所性には気管支喘息や蕁麻疹などが出現します。Type兇郎挧傷害(溶解)型とも呼ばれ、細胞表面にIgMあるいはIgG抗体が産生され、補体の関与あるいはK cellが関与して細胞が傷害されるものです。薬物アレルギーでは薬物が細胞表面に結合して新たな抗原性を示す場合、あるいは薬物により、細胞表面が修飾変性し抗原性を示す場合によって、惹起されます。Type靴鰐髪嵎9膩燭箸盡討个譟∋裟犬気譴IgMあるいはIgG抗体が血中あるいは組織液中で抗原と複合体を形成し免疫反応が引き起こされて組織が損傷されます。これらのType機銑靴離▲譽襯ー反応は、いずれも液性抗体によって惹起され、即時型過敏症を引き起こします。Type犬話抉箏寝疉匸匹箸盡討个譟高原で感作されたリンパ(T)細胞が抗原と再度接触すると、炎症性リンホカインを産生し、反応局所への好中球及び、マクロファージが集積して活性化し、遅延型の炎症が惹起されます。この反応には移植免疫や腸瘍免疫で大きな役割を果たすことが知られており、TC細胞の標的細胞となり細胞は破壊され、接触性アレルギーや臓器アレルギーでは厳織▲譽襯ー反応が関与します。
Date: 2017/01/24(火)


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