窒素酸化物
窒素酸化物(NOx)の影響の大部分は、二酸化窒素(NO2)によるものです。しかしながら、NOxの主要発生源は、おもにNOを排出する燃焼作用でこのNOガスは、直ちに酸化されNO2となります。150ppm以上のNO2レベルは、致命的であり、50〜150ppmの濃度では、慢性的な肺疾患をもたらすといわれています。NO2は、まず臭覚で捕らえられ、0.12ppmで感知されます。0.075ppm〜0.26 ppm程度の濃度に、暗順応の変調をきたします。呼吸器系への影響を知るためには呼吸器系疾患の感染症に対する抵抗力の低下を目安として見ればよいことが、動物実験によって示されています。
Date: 2017/03/13(月)


一酸化炭素の人体への影響
一酸化炭素(CO)は、窒息性のガスであり、その赤血球へのヘモグロビンへの親和力は、酸素の200〜250倍であるため血液の酸素保持能力を著しく低下させます。飽和濃度に対する%として表される一酸化炭素ヘモグロビン(COHb)の濃度は、CO摂取量の目安としてしばしば用いられています。また、喫煙者のCOHbレベルは、非喫煙者より4~6%高いという報告もあり、心臓疾患、特に、狭心症などを伴う心臓病は、比較的低いCOHb濃度でも影響が現れるといわれています。
Date: 2017/03/12(日)


二酸化炭素の人体への影響
二酸化炭素(CO2)は、人間の代謝作用により生成され、肺を通して吐き出される。CO2の生産量は、食べ物の組成と人の活動の程度によります。代表的な活動レベルの事務作業に従事する大人によって吐き出されるCO2量はおおよそ200ℓ/min程度です。健康な人が濃度1.5%のCO2に曝露されると軽度の代謝障害を起こし、7〜10%のCO2に曝露では数分以内に昏倒します。0.7%〜1%のCO2に被爆したために、呼吸量の増加と血液中の酸性バランス慢性的な変化が認められた例もあります。これらの変化は、骨の中におけるCO2の摂取と放出に関係があるといわれています。この影響はカルシウムの放出によって、骨の密度を変化させることになるとの説もあります。二酸化炭素は、汚染質としてばかりでなく、全般的な空気の汚れの指標としても用いられます。ドイツでは気密性の高い建物が多いので住環境測定士の研修中は二酸化濃度の測定器や体感により二酸化濃度の濃度が高くなると受講生が自主的に窓の開け閉めをすることにより空気を入れ替えることにしています。
Date: 2017/03/11(土)


室内空気汚染物質の種類とその健康影響
室内空気汚染物質には大別してガス状の物質と粒子状の物質があります。ガス状物質としては一般的な二酸化炭素・一酸化炭素・窒素酸化物・硫黄酸化物や人工的な化学物質等のホルムアルデヒドや揮発性有機化合物・オゾン等があります。粒子状物質には一般的な粉塵、PM2.5、花粉、アスベスト、微生物、たばこ煙等があります。それらが体内へ様々な影響を及ぼしアレルゲンとなったりシックハウス、化学物質過敏症、ガンや精神的な疾患の要因ともなっています。
Date: 2017/03/10(金)


室内空気汚染メカニズムと健康への影響
化学物質(VOCs)は室内空間を形づくる建築物およびその資機材や冷暖房器具、家庭電化製品、家具等の耐久消費物、日常生活で使用する家庭用品、あるいは農薬、炊事、喫煙等の燃焼、生活に伴う発生等、室内空間を取り巻くほとんどの製品や生活行動に伴って放出されます。また室内の生活活動による炊事、入浴、喫煙等の生活行動あるいは人の快適性の向上に伴うカビやダニの増殖、換気や窓の開閉に伴う外気の侵入あるいは気温、湿度、風力等の気候等の気候の空気環境によって、その種類、量および濃度を変化させます。
Date: 2017/03/09(木)


シックハウス関連国際基準について(WHO関連) と シックハウス関連国内基準について
WHOでは、1999年12月に、空気質ガイドラインDecember 10、1999」を公表し、6種の大気汚染物質以外に39種の非発ガン性物質と16種の発ガン性物質に対して、ガイドラインまたは許容濃度を提示しました。WHOの空気質ガイドラインの目的は、1.空気汚染から公衆衛生を保護すること2.有害汚染物質への曝露の試算と最小限化3.各国の空気質基準値の策定支援4.空気汚染から公衆衛生を保護する行政官や専門家の指導です。 厚生労働省では、室内空気環境汚染の改善または健康で快適な空気質の確保を目的として、化学物質の室内濃度の指針値を定めています。平成15年3月末日現在、表に示す13物質についての指針値が定められています。これら13物質の濃度指針値は、現時点で入手可能な毒性に係る科学的知見から、ヒトがその濃度の空気を一生涯にわたって摂取しても、健康への有害な影響は受けないであろうと判断される値を算出したものである。指針値の適用範囲については、住宅を含む室内空間が対象となっている。これらの指針値が定められた物質については、今後集積される新たな知見や、それらに基づく国際的な評価作業の進捗に伴い、将来、必要に応じて変更されうるものである。したがって実際には指針値以下でも障害を受ける人がいることも併せ総ての健康障害が明らかになっていない以上、その影響は未知数といえます。また、複数の揮発性有機化合物の混合物の濃度レベルでる総揮発性有機化合物(TVOC)について、暫定目標値(400㎍/㎥)が定められているが、この値は、毒性学的見地から算出されたものではない。とありますが現実的には厚生労働省の指針値以下でも障害が発生するケースもありTVOCの目標値は現実的にはなかなか達成できないことの方が多いと思われます。
Date: 2017/03/08(水)


化学物質の健康被害とその責任と守備範囲
化学物質過敏症とシックハウス症候群を混同してはいけないと、専門家は指摘します。前者と後者は境目を後述の厚生労働省の指針値で分けるべきで、すなわち、室内濃度を指針値以下まで下げることは、建物を造るほうの責任であり、それ以下でも現れるケース(各化学物質に対する感受性には個人差が存在するため)は医学サイドの守備範囲であるとしています。つまり未だシックハウス症候群の範囲では室内に入ると室内空気汚染による症状が発現するので室内の化学物質を低減するということで症状を解消の方向に持っていけるということになりますが化学物質過敏症になると極微量の化学物質pptレベルの濃度でも強い症状が出るということで医学的に治癒するということが考えられているわけです。しかしながら最も重要なのは体内に取り込む化学物質を減らすことと体内から排出し自分自身の免疫力を高めるということです。
Date: 2017/03/07(火)


化学物質が引き起こす健康障害                          
化学物質が引き起こす健康被害にはシックハウス症候群、中毒、アレルギー、化学物質過敏症が有り、いずれも、化学物質が体内に取り込まれて、それが何らかの仕組みで健康被害を引き起こしています。“中毒”に比べて“アレルギー”はかなり低い濃度でも発症し、“化学物質過敏症では、アレルギーのさらに千分の一の低濃度でも発症するといわれています。実際に、化学物質過敏症の患者は、アレルギーなどと比べてもはるかに少ない量の化学物質に反応し、症状が現れます。いくつかの化学物質が複合して影響を及ぼすこともあると考えられ、その影響はさらに複雑であり、化学物質と人体の関係はまだ未解明の部分が多く、完全にその影響を把握し制御することは不可能に近い状況です。しかし、影響が大きいと考えられる物質については、徐々に解明が進んでいます。
Date: 2017/03/06(月)


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