理事長　日替わりセミナー

Date: 2025/09/12(金)

子宮内のストレス

子宮内のストレス
新生児の血液中の１０９の工業用化学物質
赤ちゃんは母親の子宮内ですでにさまざまな工業用化学物質にさらされています。サンフランシスコ(米国)。脳や臓器がまだ完全に発達していない胎児は、母体の胎盤によって多くの有害物質から保護されています。しかし、研究によると、プラスチック、重金属、さらには食品に含まれるホルモン様化学物質が、この自然の保護バリアを貫通する可能性があります。
そこで、カリフォルニア大学サンフランシスコ校のチームは、新生児が汚染物質に汚染されているかどうか、またどの程度汚染されているかを調査しました。ジャーナルに掲載された論文によると環境科学技術、アオリン・ワン率いるチームは、臍帯血と母子ペア30組の血液を特殊質量分析法で調べた。このプロセスで発見された基本的な化学構成要素は、一般的に使用される約3,500の工業用化学物質のデータベースと比較されました。
臍帯血から検出された109の工業用化学物質
研究者らは、赤ちゃんと母親の血液中に109種類の化学物質を検出することができました。このうち40%は可塑剤、29%は医薬品、28%は化粧品、25%は一般的な家庭用品です。さらに、科学者たちは23種類の農薬、7種類のポリフッ素化アルキル化合物、3種類の難燃剤を発見しました。
「妊婦から子供に受け継がれる化学物質が見つかり続けていることは憂慮すべきことです。これらの化学物質はおそらくしばらく前から人間の血液に入ってきましたが、より多くの化学物質を特定できるのは新しい技術によってのみです」とトレーシー・ウッドラフ氏は説明します。
原因不明の化学物質
検出された109の化学物質のうち55は、10種類の可塑剤、2つの過フッ素化アルキル、殺虫剤を含む、これまでヒトの血液サンプルから検出されたことがありません。科学者たちは、過フッ素化アルキルに対して特に批判的です。これらはフッ素含有有機化合物であり、長寿命の環境汚染物質と考えられており、人間の組織に蓄積します。初期の研究によると、過フッ素化物質は体内で発がん性があります。
しかし、科学者たちは109種類の化学物質のうち42種を割り当てることができなかった。それらがどの製品に使用されているかはまだわかっていません。また、データの状況では、医学的および生物学的側面について結論を導き出すことはできません。ウッドラフ氏によると、「これらの化学物質の多くがその供給源と用途を特定できないのは厄介です。」したがって、科学者たちは環境当局に対し、化学製品の文書化についてより厳格なガイドラインを採用するよう求めています。「潜在的な健康リスクを評価できるように、十分な情報があることを確認する必要があります」とウッドラフ氏は説明します。

Date: 2025/09/11(木)

妊娠中のリフォーム - 子供の健康上のリスク!

妊娠中のリフォーム - 子供の健康上のリスク!
妊娠中または子供の誕生直後に改修を行うと、気道の炎症を引き起こし、さらには呼吸器疾患等の可能性が示唆されています。
子供の免疫系は、子宮内であっても、次のような方法で改修活動の影響を受けることが証明されました。彼らは感染症やアレルギーにかかりやすい。と記しています。
出産予定日が近づくほど、喜びは大きく、より多くの準備が行われます。子どもが引っ越す場所では、再び新しく塗装または壁紙を貼り、新しいカーペットを敷き、新しい家具を購入します。新しく明るい部屋は一見、快適に感じることができます。それは善意ですが、本当に有益なのでしょうか? 生まれたばかりの子供?科学者たちは、すべての改修には塗料、接着剤、カーペット、新しい家具からの化学物質の揮発が関係しているため、ノーと言います。当然、室内空気中の化学物質の濃度が増加するからです。
ライプツィヒの研究者らは、妊娠中の改修活動が子宮内の子供に及ぼす影響について、示すことができました免疫系に機能的な変化があります。これらは特にTリンパ球に影響を与えます。
これらは本来特別なメッセンジャー物質を生成する細胞です。したがって、病原体またはアレルゲンと接触した後の免疫系の反応を制御します。これらの子供たちの臍帯血では、いわゆるTh1ヘルパー細胞等により、体内に侵入したウイルスなどの病原体を効果的に戦うことができます。さらに花粉などのアレルゲンとの接触後のアレルギー性過剰反応の発症を防ぎます。
出産直前または直後のリノベーション活動と、後年に発生するアレルギーとの間に関連性があることはすでに示されています。ライプツィヒの環境研究センターがライプツィヒ大学医学部の研究所や診療所とともに実施した以前の研究で観察されました。
ライプツィヒの診療所や研究機関の科学者は、改修後にアレルギーのリスクが高まる理由について説明できるようになりました。揮発する化学物質は、アレルギー反応から保護できる免疫系の細胞を正確に弱めます。また、新しいのは、これらの化学物質の影響は妊娠中にすでに始まっている可能性があり、これはすでに子宮内での妊娠後の新生児の健康状態への変異に関する影響の原因となっている可能性があります。

Date: 2025/09/10(水)

妊娠中のストレス（化学物質暴露）が健康に及ぼす影響

妊娠中のストレス（化学物質暴露）が健康に及ぼす影響
部屋の汚染物質はアレルギーの発症に重要な役割を果たす可能性があります -
例:アレルギーの原因としての妊娠中のVOC曝露(UFZ)、
しかし、多くの場合、特にアレルギー患者にとって、それらは非常に重大な追加負担となります。改修活動によるVOCに加えて、新しい床材、グリコールも長期的な健康への影響の原因。科学者たちは過フッ素化アルキルに特に批判的です。これらはフッ素含有有機化合物であり、長寿命の環境汚染物質と考えられており、人間の組織に蓄積します。初期の研究によると、過フッ素化したものは体内で発がん性があります。「新生児の血液中の109の工業用化学物質」からの引用、19.03.2021母乳と食品中のPFT(化学用語集)、

妊娠中のストレスの最中にすでに子供に対する可塑剤の影響
2017年に、フタル酸エステル類が妊娠中の子供に後の病気(アレルギー、神経皮膚炎)を引き起こす可能性があるという研究結果が再び発表されました。
「現在、連邦医薬品医療機器研究所(BfArM)は製造業者に対し、妊婦向けの使用説明書を強化するよう命じた。その背景には、EMAのファーマコビジランス委員会が5月に発表した新たなベネフィットリスク分析があります。
ピレスロイドは、子宮内でこの物質と接触した子供の多発性骨髄腫および小児白血病のリスクを高めると疑われています。
殺生物剤は、特に妊娠中や授乳中は危険であると考えられています、胎児と新生児は化学物質に非常に敏感であるためです。たとえば、2015年のMirec研究によると、トリクロサンは、血液と尿中に高濃度の有効成分を持っている女性の生殖能力の低下につながります。PFASは乳児の妊娠と発育に影響を与えます
妊婦・乳幼児への影響に関する国際HEAL研究
母親の血液とへその緒の両方に含まれる難燃剤、可塑剤、有機塩素系農薬、PFAS、トリクロサンなど - これらの物質が子供の発達に及ぼす長期的な影響は、安全視されていません。それにもかかわらず、これらの物質はほとんどすべての「品質マーク」で無視されており、せいぜい「メーカーの宣言」が要求されますが、チェックされていません。
したがって、低排出ガスの室内空気環境を維持することが、アレルギー患者だけでなく、すべての構造的対策と家具の購入において最優先事項であるべきです。

Date: 2025/09/09(火)

携帯電話業界のロビー活動、隠蔽、科学的腐敗、偏った研究に関してのインタビュー

携帯電話業界のロビー活動、隠蔽、科学的腐敗、偏った研究に関してのインタビュー
イザベル・ウィルケ氏：著名な科学者や論文著者の中には、時を経て立場を変えた人もいます。中には産業界に直接携わるようになった研究者もいます。独立した科学者が電磁波による健康被害の証拠を発見すると、産業界の委員会は反論したり、研究や科学者、そしてそのスタッフを中傷したりします。2004年にEU委託で行われたREFLEX研究のコーディネーターを務めた故アドルコファー教授や、早くも1996年に高周波放射線曝露後のラットの脳細胞におけるDNA鎖切断を観察したヘンリー・C・ライ氏とナレンドラ・P・シン氏は、そうした犠牲者でした。物議を醸した研究結果の中には、産業界によって誤って引用されたり、産業界に都合の良いように曖昧な表現が用いられたりするものがあります。例えば、ドイツテレコムのECOLOG研究所が実施した研究がその一例です。私立のヴィッテン・ヘルデッケ大学では、ある教授がモバイル通信技術を軽視していました。かつて本格的な研究は主にロシア、ウクライナ、チェコスロバキアで行われており、現在もなお続いています。また、スウェーデン、ベルギー、イタリア、トルコ、アメリカ、カナダ、インドなど、多くの国でも独立した研究が行われています。
実験室での細胞研究、動物実験、疫学研究から得られた数百もの結果を鑑みると、明確な結論に達します。非電離放射線は、非熱領域であっても健康に有害です。高い科学的基準を満たす多くの研究結果の中で、ナジログル教授率いるトルコの研究グループによる無線LANに関する研究と、パナゴプロス教授率いるギリシャの研究グループによるハエと生殖に関する研究は際立っています。ショウジョウバエは、この研究の基準生物です。そして、ゴールドスタンダードに基づいて実施されたNTPとラマツィーニの研究は、発がん性に関する画期的な研究です。そして、2004年のReflex研究も忘れてはなりません。この研究の結果は産業界から抗議を受けましたが、幸いにも却下されました。この研究をめぐる一連の出来事は、不都合な結果や誠実な科学者と戦うために、中傷にまで及ぶ強硬な戦術が用いられていることを如実に示しています。
業界は何でも知っているというか、情報提供者がどこにでもいるような感じです（笑）。かつてカールスルーエ大学で触媒研究所の講演をした時、テレビでよく見かけるような「煽動者」が最前列に座って講演を妨害したり、質問攻めにしたりしていました。ケルンでは、環境デーにブースを出し、スペクトラムアナライザーを使って携帯電話の電磁波を測定できるようにしたことがあります。ビアグ・インターコム（現テレフォニカ）の男性が携帯電話を測定してもらいました。テレコムの技術者は、同僚のように稼働中の携帯電話基地局で作業することは絶対にないと私に言ったことがあり、私たちの著書『電磁波汚染』を私から買ってくれたほどです。携帯電話業界の従業員は、ログイン時は最大出力で行われ、基地局に接続後は接続品質に応じて出力が調整されるため、電源を入れる時は必ず携帯電話を体から離すようにしていると教えてくれました。こうしたことはすべて1990年代に起こったことです。業界や政府機関の職員の多くは、携帯電話の放射線や低周波の危険性について知っていたし、今でも知っていて、密かにかなり批判的であると確信しています。

Date: 2025/09/08(月)

電磁波障害研究における歴史

電磁波障害研究における歴史
高圧送電線とがんに関する、1979年と1982年のヴェルトハイマー/リーパー、そしてフェイヒティング/アールボムによる最初の頻繁に引用される研究に加え、1990年代に他の研究グループが行った更なる調査では、高圧送電線の近くに住み、0.3または0.4マイクロテスラ（µT）の磁場に曝露された家族では小児がんのリスクが高まることが明確に示されました。職業上曝露された個人に関する複数の研究でも、疾患リスクの上昇が見られました。また、2001年にスイスで行われた列車乗務員のがん（白血病と脳腫瘍）に関する研究も注目に値します。ミンダーとプルーガーは、白血病の症例数が被ばく量に依存して有意に増加することを発見しましたが、脳腫瘍に関する結果はそれほど明確ではありませんでした。 1990年代には、モバイル通信の重要性が高まりこの問題に関する相談が増加しました。
特に1990年代初頭には、世界中の様々な研究グループが低周波および高周波電磁場を用いた科学的研究を開始しました。そのうちのいくつかは、現在も研究を続けています。初期の研究は、メラトニン、バイオリズム、癌の進行、動物の行動変化への影響に焦点を当てていました。その後、脳波、ホルモン、生殖能力などといった生理学的変化や、神経、心臓、精巣細胞など様々な臓器の組織損傷も研究対象となりました。ハノーバー獣医大学のレッシャー教授、ウィーン医科大学のリュディガー教授、フッター教授、クンディ教授、モスゴラー教授、ワシントン大学のライ教授、シン教授など、多くの研究者が研究対象となっています。「30年間研究の現状を評価してきた結果、非電離放射線は非熱範囲であっても健康に有害であると言える。」と生物学者イザベル・ウィルケ氏
生物学者であり、ElektrosmogReportの編集者でもあるイザベル・ヴィルケ氏は、30年以上にわたり非電離放射線に関する研究を評価してきました。彼女はこの分野において最も知識豊富な自然科学者の一人です。彼女は、2017年にEUに訴えを起こし、5Gモバイル通信技術が健康に深刻な影響を与える可能性について警告した180人の医師と科学者の一人です。

Date: 2025/09/07(日)

現在の携帯電話の規制値は国民を包括的に保護するのに不適切

現在の携帯電話の規制値は国民を包括的に保護するのに不適切
限界値の勧告は「放射線防護の中心原則を無視している。」（ジェームズ・C・リン教授）
このフォーカスセクションでは、diagnose:funk は James C. Lin 教授による論文「RF/マイクロ波放射線への人体曝露に関する健康と安全の実践とガイドライン」を掲載しています。この論文の中で、Lin 教授は携帯電話の放射線が有害かどうか、そして曝露限度がリスクから保護できるかどうかという議論についてコメントしています。Lin 教授は、証拠を歪曲し不適切な曝露限度を設定する「産業界と規制当局の複合体」の影響を批判しています。これらの複合体は「科学的根拠がなく」、「効果的なリスク予防を提供できず、放射線防護の中核原則を無視している」としています。Lin 教授によると、この複合体には ICNIRP と連邦放射線防護局が含まれます。Lin 教授は、国際およびドイツの放射線防護政策が証拠の改ざんに基づいており、産業界のビジネス慣行を正当化し、公衆衛生を危険にさらしていることを指摘しています。

解釈の主権をめぐる論争
携帯電話の電磁波が健康に有害かどうかについての議論は、特に世界保健機関（WHO）の電磁波プロジェクトオフィスが健康リスクの再評価を計画し、科学的意見を求めていることを受けて、白熱しています。焦点となっているのは発がん性です。世界中で180億台のモバイル機器が使用されていることを考えると、これは非常に重要です。80億人以上の人口を抱えるこの世界では、一人当たり平均2～3台の機器に曝露しています。つまり、発がんリスクは私たち全員に影響を与えるのです。
diagnose:funk Brennpunktの記事より

Date: 2025/09/06(土)

フンザが楽園となりえた科学的要件(氷河水）

フンザが楽園となりえた科学的要件(氷河水）
「氷河乳」を初めて化学的に分析した旅行家・冒険家のアメリカ人、ジョン・Aトピーは、フンザのミネラル類はコロイド状となって土壌に入ると言っている。・・・・中略・・。フンザの地にはアルプスからの水による土壌への幾種類ものミネラル成分が肥料として注ぎ込まれている。フンザ人が並外れて健康で気立てが良く、そしてノイローゼにならない理由は食事だけでなく、本当の秘密は、畑を肥沃にしているのと同じミネラルに富んだ氷河の水が、家庭用に使われ日常的に飲まれていることも要因としている。このミネラル類はコロイド状の非常に細かいミクロの粒子のため人体の膜組織は必須ミネラル元素をじかに吸収することができる、といわれている。身体的にも性的にもあのような耐久力をもちえるのも「氷河乳」で説明がつく、とトビーは考えた―なぜ彼らはいつも満ち足りた顔をしているのか、なぜ彼らの足取りは軽快で生気にあふれているのか、なぜ７０歳なのに４０歳にしか見えないのか、なぜ男たちは９０歳代になっても生殖能力があるのか、さらに、なぜ彼らは、６０マイルも離れたギルギットの町まで、地形上この上なく恐ろしい地域を走破して商売をし、来た道をふたたび平然と戻ってこられるのか。それもこれもみな「氷河乳」の成せる業である、とトピーは考えたのである。
原子力の脅威や黒死病と恐れられたペストをも顔色なからしめるような流行病のエイズの危険にさらされている世界のただ中で、病気と戦争という人類の主要な恐怖から解放きれて、かくも完全な平和のうちに暮らしている人びとの集団があることを知るのは、相当の衝撃となることだろう。フンザに熱烈な関心を寄せ、フンザ人について多くを書いてきたJ ・I・ロデールは一言う――あなたがたは、ただ適切な食事をとり活カを与える生命の水を飲むだけで、ひとつの社会集団から病気がほとんど完壁に除去されたという事が実が証明されるなら、医学界にものすごい騒ぎを引き起こし、これらの発見を活用する手法を直ちに編み出せ、という要求が必ず出てくるものと思うかもしれない、と。ところが「医学界という惰性の池には、さざ波ひとつ立たなかった」とロデールは不平を述べている。「医者は、病気と薬という泥沼にあまりにも深くはまりこんでしまったため、逆に健康という問題には多くの時間を割けなくなっているのだ」。
１９７０年代の中頃、米国議会上院高齢化問題委員会の委員チャールズ・パーシー上院議員がフンザを訪れ、この地に心臓発作や癌やノイローゼがないことに気づいた。帰国後、議会の同僚たちの自を覚まさせ、フンザクート現象に代表される驚くべき可能性に注意を喚起しようと、彼は賞賛にあたいする奮闘をした。しかし反響はなく、彼の努力はフンザ川に小石をひとつ投げ入れたようなものだった。著書「土壌の神秘の一部要約」
・・・・フンザが楽園となった要因はほかにも記載があるがそのほかにも地形・地磁場・地電流による環境等の様々な科学的な要因が考えられる。現代に生きる我々はこの環境下における自身の環境整備や生活習慣を考えていかなければなりません。今健康と思えれば今現れていない水面下の氷山の潜在的な問題を意識できないかもしれません。本当の健康の有難さは何物にも代えがたいと感じるのは病気が現れてからです。
その時からでも遅くないので現代人がいかにこの厳しい人工負荷の環境下を生き抜いていくかの参考になれば幸いと考えこの投稿を続けていきたいと考えています。つたない文や時には誤字・脱字もあるかもしれません。・・・が何卒ご容赦くださいませ。

Date: 2025/09/05(金)

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