今年も室内環境学会では多くの先生方と学生諸子によりより良い住環境を目指す研究の成果が発表されました。今日まで人の善意によって様々な商品が開発され使用されています。人類を苦から楽へ、不快から快適へ、悲しみから喜びへ、怒りからやさしさへ、病気から健康へ、戦争から平和へ、衰退から繁栄に向けて先人の汗と人知によってそれらの商品や宅地、建造物や機械、システム、薬、環境が創造されてきました。しかし残念ながら現実には争いが総てなくなってはいません。せっかくの研究成果が兵器に利用されたり環境汚染に繋がったり人の善意が理想の形とはならず廻り回って人に弊害を及ぼすどころではなく地球(生物)自体にも大変な状況を生み出しています。商品開発のスピードにその製造品が地球と人にどの様な影響を及ぼすかという検証が追い付いていない状況です。今後は研究の目標を地球(生物)と人に優しい生産物を目指していかなければ私達人間が死んでしまえばそこに生息する無数の微生物が宿主を無くしてしまうように私達人間も生きた地球を無くしてしまうことになります。今後、総ての人と企業が地球(生物)と人に優しい環境創りを目指していくことが地球という宇宙の生命体を守ることになります。微小ながら大きな魂をもって地球と人に優しい環境プロジェクトを始動していきたいと思います。
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Date: 2018/12/08(土)
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