近隣の騒音問題に関しては集合住宅の場合にはひとくくりにすると各家庭の生活音が問題となります。生活音の中には給・排水音やエアコン等の室外機音やラジオ・テレビ、趣味による楽器等の音、さらには大きな会話や歌声、子供の飛び跳ねる音、ペットの鳴き声等の音があります。そのなかでも問題なのは比較的音のレベルが高い60dB以上の音が問題となります。戸建て住宅の場合には近隣の事業所や他の住宅のエアコンの室外機やエコキュートのヒートポンプの音が問題となります。エアコンの室外機の音が50dB〜60dBくらいでエコキュートの40dB〜45dBくらいの音となりますが。家庭用ヒートポンプユニットの音は、低周波音で25〜315Hzくらいの周波数になりヒートポンプ近くで騒音レベルが38dBから46dBですが深夜に聞き取りやすくなる傾向があることから不眠等の問題が生じると思われる。通常のエアコン等でも室外機、室内送風機とその羽若しくは室内の建具等の共鳴音が聞こえることもあり睡眠障害が発生することもある。それぞれ対策が必要となるケースもあるがそれぞれに据え付けマニュアルがあるのでそれらを施主が知っておく必要があります。
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Date: 2023/02/13(月)
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