磁気飽和
強磁性体にコイルを巻きコイルに流れる電流を次第に増加すると強磁性体内部の磁界の強さは次第に増加する。しかし磁化力が増加して一定以上になると急速に磁化力の増加が低減する。この現象は磁化力が増加するにしたがって磁界の方向に配列する分子磁石の数は次第に増して磁束密度は増加する。しかし一定体積の中にある分子磁石の数には限りがあるので全部の分子磁石の配列する過程が最後に近づくにつれて磁石力を増しても磁束密度がほとんど増さなくなると考えられる。また磁化力が一定の場合でも強磁性体の磁化率が変化する。強磁性体が急激にその磁性を失う臨界温度は磁性体の種類によって異なる。
Date: 2023/08/07(月)


磁気シールド
磁界は真空に限らずどんな物質の中でも生じる。したがってどんな物質を用いても磁界を絶縁することはできない。しかし電気計器などでは地球磁界や外部からの磁界の影響を受けると測定結果に誤りを生ずるので外部磁界を断ち切りその影響を少なくする必要がある。このような計器は磁気遮蔽、磁気シールドをするために鉄が磁気を通しやすい性質を利用しこれらの計器は鉄製のケースに密閉されている。このようにした場合、外部の磁界によって作られる磁束はほとんど鉄製のケースの中を通って計器を外部磁界から断ち切ることができる。しかし対象範囲が大きくなると外部の広範囲にわたる磁界をシールドするのは困難になる。
Date: 2023/07/31(月)


核磁気共鳴現象
総ての物質は原子を組み合わせた分子から成り立っている。また宇宙には素粒子が充満し総ての物質はそれらに影響を及ぼすエネルギーの連鎖で現存している。人体の細胞の7割には水素原子核が含まれている。通常では様々な方向に向いているこれにある周波数の電磁波を加えその前後の動向で体内の健康状態の把握をしようというがMRI(核磁気共鳴映像法である。このような微細な体のメカニズムを攪乱するのが化学物資や電磁波となる。体の中には人体の機能を支える様々な物質が活動している。温度が高くなるほど物質の動きが活発になるケースが多いので夏は体調を整える絶好に時期でもあるが体内の細胞を活性化するにはその媒体である良質な水の介在が不可欠である。したがって体を動かし老廃物をしっかり放出するとともに良質な水分補強も不可欠となる。夏はしっかり水分補強をするとともに自力で体を動かし新陳代謝を高める絶好の機会と考えよう。
Date: 2023/07/24(月)


自然と人の恒常性
現在農場では世界的に作物が人によってっ管理され農機具や化学肥料、農薬等を使用し栽培されていると思いますが数十年前、目にした自然農法では化学肥料も病虫害に対する農薬(消毒剤)等も一切使用せず、米と麦の二毛作で最高の収穫量を得ているとのことでした。自然総てに言えることですがその地に住む人々は地域の土地や川、湖、海から豊富な作物や魚介類を豊富に得ることができました。その意味では豊富な自然の恵みを得て現在よりとても豊かだったといえます。人工的な様々な化学物質はそれらの豊富な恵みのみならず地球上の様々な生物種を絶滅させつ続けています。自然農法では稲のあるうちに稲の頭の上から麦をばらまき稲を収穫したときにその藁をその上にばらまき麦を刈る前に麦の上から米をばらまき刈り取った麦わらをそのまま振りかけておくだけ、草取りもしない耕すこともなく最高の収穫量を得るというのです。本来地球が元気であれば地球は自然の恵みであふれているのです。人も自然のままが一番いいということです。できるだけ人工的な負荷を避け地球の循環に沿った自然な生き方をすれば病気にもならないということです。
Date: 2023/07/17(月)


カビとアレルギー
梅雨の季節、今まさに真っ最中ですが室内でカビの繁殖が活発になる時期でもあります。室内の掃除が滞っていると様々な場所でクロカビ(クラドスポリウム)、アカカビ(フザリウム)、ツチアオカビ(トリコデルマ)、ススカビ(アルテルナリア)が繁殖し壁等に1平方センチメートル当たり10億個の胞子が付着するといった状況になることもあります。胞子はエアコンやわずかな空気の流れで表面から飛び散り空気中を浮遊し住人が吸い込むと喘息やアレルギー症状を引き起こすことになります。アレルギー感受性の強い方は皮膚や目が腫れて苦しむこともあります。この時期特に結露に気を付けることまた掃除をしてカビが発生しにくいように気を付けましょう。
Date: 2023/07/10(月)


VOC(揮発性有機化合物)の揮発
VOCは温度の上昇とともにその放散量が増すことになる。冬期中には気温が低いのでVOCの放散速度が極端に遅くなるため感じなかったものが春から夏にかけその揮発量の上昇により室内のVOC濃度が増すことになる。春、初夏ではまだ窓もオープンにしている状況が多いため問題にならないこともあるが盛夏になると冷房を入れ締め切った状態が長く続くことになる。特に最近の住宅は断熱気密性が高いために換気が重要となる。だが夏季の換気は注意しないと結露の原因となる。現代の住宅では電磁波や化学物質も注意点が異なることを意識してほしい。
Date: 2023/07/03(月)


寝室の電磁波環境
寝る場所に影響を与えるのは、寝室の電気回路だけではなく、バスルーム、屋根裏部屋、地下室、廊下、階段の吹き抜けなど、他の場所にも影響を与えることがよくあります。壁内のケーブルからの電界がそれぞれの場所に影響を与えることを知っておくことが重要です。その他、補償効果についてです。寝室の電気回路が純粋に予防措置として、特別な測定を行わずにオフになっている場合、隣の部屋を含む隣接する部屋の電界が就寝エリアでさらに顕著になる可能性があります。就寝場所の電界の状況は、スイッチがオフになることによって悪化する可能性もあります。この場合、複数のアイソレータを設置する必要があります。あるいは、壁、床、天井の遮蔽が保留中です。どのヒューズをオフにする必要があるか、またそのような措置がまったく意味があり十分であるかどうかを判断するには、現場での計量検査が必要です。エレクトロスモッグ測定については、当協会にお問い合わせいただくか、お住まいの地域の電磁波調査士 にご連絡ください。
Date: 2023/06/26(月)


自然の中から発電
総ての物質に電気的特性があることは理論的に知られていることだが先日、某テレビ局で土を数多くのボックスに入れてそれぞれに電極を入れて大きなビルディングの照明を賄うぐらい(全面が透明なガラスで覆われた大きなビルの照明)の発電量を実際に供給している実験が放映されていました。川辺から水中に電極を入れるだけで豆電球のライトがついた状態や薄いたくあんの切れ端に両電極をつなぐだけで豆電球が灯るなど様々な物質で実験をしてくれていました。宇宙の振動とエネルギー循環の法則と生命のかかわりが具体的な形で見えてくる日も近いのかもしれません。
Date: 2023/06/19(月)


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