ホルモンが発育に的確な指示を
様々なホルモンがヒトの総ての機能に的確な指示を与え生体が正常に機能するように働いています。ホルモンは胎児の性発達を促進し、神経系や免疫系の成長に作用、さらに肝臓、腎臓などの臓器や血液、筋肉等の機能に性差が生じる器官や組織を司っています。正常な脳の発育も神経の発達や配置に的確な指示を与えるホルモンに左右されています。生体機能が正常に機能するには、適量なホルモンが的確(適量、適時、適所)に届けなければならないのです。総ては正しい指示と時期によるもので発育の重要な時期にホルモンが攪乱すればその影響は後々まで影響を与え続けることになるのです。外部からの生体ホルモン様の合成化学物質の暴露はまさにこの危険性を秘めているという事になる訳です。
Date: 2015/10/21(水)


人や哺乳類は基本的にはメスになる
昨日の話のようにヒトや哺乳類では基本の生がメスとなっていますので胎児はすべて、男性ホルモンが当初の予定を無視して暴走しない限りは女性になるわけです。性分化はホルモンの伝達により性体系が形作られていくという事になります。発育を導く科学メッセージが阻害された場合、生物学的には男性でありながら体つきと脳は女性そのものといったケースや深刻な事態に至ることもあるわけです。これが合成化学物質が環境ホルモンと呼ばれる所以でもあるのです。
Date: 2015/10/20(火)


性別を決めるのは遺伝子か?
性別を決めるのは遺伝子であると考えている人が多いのではないかと思います。人の場合はX染色体が2つ備えると女の子になりX染色体とY染色体を備えると男になる方向へと行くのだがその役割も一時期で本来の性分化はその後のホルモンの刺激によって性分化が進んでいくという事になります。鳥や人は一方の性を基本としてもう一方の性が造られる仕組みになっています、鳥類は雄が基本で、ヒトや哺乳類はメスが基本となっています。ホルモンというのはかなり厳密に分析しなければ測定不可能な程の低濃度でも影響を及ぼす訳ですから環境ホルモンと呼ばれる合成化学物質の影響は大変大きいものであるということなのです。
Date: 2015/10/19(月)


ホルモンが発育に及ぼす多様性
生体には極々微量のホルモンにも想像を絶するぐらい鋭敏な感覚機能が備わっているということです。これにより同じ遺伝子情報から生まれた子供にも驚くほどの多様性が生じるのです。環境ホルモンといわれる合成化学物質も同じようにレセプターと結びつくことにより生体内で男性ホルモンや女性ホルモンと同様な働きをすることが知られている。生物学的には男性であるが体つきと脳は女性そのものという人々が増えてきたのもこの環境ホルモンと呼ばれる合成化学物質によるものだという事を気づいておく必要があります。なぜならその状態を作りだしたのが我々人間自身であるという事を気づきながらその対策を整えておかなければならないからです。
Date: 2015/10/18(日)


ホルモンはppt(1兆分の1%)レベルでも影響
胎内で発育途上の哺乳類は極微量のホルモンによって影響を受けます。両性の発育にはホルモンが要の役割を果たしているというものです。出生前に細胞や器官、脳、その個体の行動を作り上げるのは遺伝子情報ではなくホルモンの影響でホルモンの暴露を受けたその時の様々な状況によって個体の将来も決まってしまうのです。その時、影響を及ぼすホルモン濃度は極微量でppt(1兆分の1%)レベルでもその個体に大きな影響を及ぼすという事です。したがってその胎児の将来は性格も行動も胎児期の環境つまり母体の状態によって決まるという事です。
Date: 2015/10/17(土)


身体の中から負荷を取り除く方法
化学物質過敏症や電磁波過敏症の方といつもお話しすることは今まで身体の中に蓄積された負荷を取り除くことから始めて下さいという事です。どのように対処療法を施してもその時は少し症状が治まったように見えても体の中の負荷はかかったままですからすぐに同じ症状が出てくることになります。新陳代謝により身体の汚染物質が少し排出されてもまた新たなる汚染物質が閾値を超えて入ってくると症状は再発しその繰り返しでさらに汚染物質の蓄積が進むにつれ症状の悪化方向が継続するという事になります。ですからまず体の中の汚染物質をできるだけ細胞の中から排出・分解する手立てを取る必要があります。以前にもお話したことがありますが冷えは万病のもとというのがありますが体を温めることによって細胞のチャンネルを開いてやって細胞内の汚染物質を排出し細胞内の負荷を下げ細胞が正常に機能するようにします。総てはベース、基本が最も大切です。いくら先端で対処してもベースがしっかりしていなければ治癒したことにはならないという事です。その場限りの対処法を続けるより身体の根本的なところを改善することが健全化の基本となるのです。
Date: 2015/10/16(金)


眼球運動の異常
昨日は化学物質過敏症の患者さんは自律神経機能の異常として瞳孔反応が正常ではなく小さくなる場合が多く、自律神経機能に異常が見られるという事でした。さらに化学物質過敏症の患者さんには眼球運動の検査によっても異常が見られるというのも特徴の一つになるといわれています。これは正常の目では動く目標に目がスムーズに追従することができるのに化学物質過敏症の方はこの機能が低下している現象が見られるということです。これは大脳から目を動かす筋肉に伸びている神経経路のどこかに障害があるのが原因です。ほとんどの化学物質過敏症の患者さんにこれらの異常が見られるということです。このように状態がはっきりわかる場合もありますが化学物質による神経経路の異常は多くの身体の機能に異常を来しホルモンや免疫機能に影響を及ぼすという事に繋がっていくという事になります
Date: 2015/10/15(木)


自律神経機能の異常
生体恒常性維持機能は神経系、免疫系、内分泌系、これらの3つの系統が相互に関連し機能しているというお話をしました。脳と免疫系、免疫系と内分泌系、内分泌系と脳の間には深い相互関係があり一つの機能に異常をきたすと他の機能にも影響を及ぼすという事でした。化学節過敏症であるという証明になる検査として瞳孔の反応を見るという検査方法があります。これは化学物質過敏症の患者さんは交感神経よりも副交感神経の方が優位に働いているという事で瞳孔反応が小さい場合が多く、自律神経に異常が多いという事によるものです。成人でもこのような化学物質の影響を受けるという事ですから出生前に胎児が母体から受ける影響は甚大です。
Date: 2015/10/14(水)


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