海の汚染浄化には3000年以上
地球の循環システムから考えると海の水をすべて入れ替えるとしたら3,200年くらいかかるといわれています。天然ホルモンは体内で分解され、体外へと排出されます。しかし合成化学物質の場合にはなかなか分解されずに体内に蓄積されていきます。その結果、地球の総ての生命体は長期にわたり多くの人工合成化学物質に曝され続けることになります。このような多種多様な慢性ホルモン暴露というのは、人類進化においても前代未聞の出来事であり、したがって生物にとっても人類においても通常、この新たな危機への適応や対応には数千年単位の時が必要となるかもしれない大仕事なのです。

Date: 2015/11/18(水)


自然ホルモンと人工ホルモン(環境ホルモン)
近年、ホルモン作用を攪乱する合成化学物質が山のように製造されてきました。植物ホルモンと違い体内で生体の存続作用である生殖ホルモンのレセプターと結びつき生殖能力や胎児に致命的なダメージを与えるこれらの化学物質はその数が確認されることなく現在も新たなるものが次々と生み出されています。どのくらいの数の化学物質が地球上の生体内で体内の生存システムのメッセージを攪乱しているのか解っていません。地球上の生命体の多くが絶滅しているのもこれら地球上で蔓延する人工的に作り出された合成化学物質の影響が大きいといえます。この絶滅の連鎖、循環を生み出した人間がそれをくい止める手立てを考えなければならないのですが果たして私達にはどのくらいの時間が残されているのでしょうか。

Date: 2015/11/17(火)


動植物の進化と自然ホルモン
自然ホルモンは地球の生態系の変化に伴い長い時を経て地球上の生命のバランスをとりながら変化し生み出されてきました。しかしながら合成化学物質である人工ホルモンは近年多種大量に製造され地球上の隅々まで蔓延し微生物から大型動物、植物など総ての生命体の体内に入り込み地球生命体と地球上を循環しています。一方植物が自らを守るために捕食動物の数を減らすために産出した疑似ホルモンのような天然のものは生物によっては体内の他のレセプターと結びつき吸収し、無害化したり疾病の治療になりうることもあるのです。植物と動物は長い進化の道程を何世代にもわたって分かち合ってきたといえるのです。
Date: 2015/11/16(月)


年齢・性別によって異なる効果
環境による生体への影響は年齢、性別によってその影響は異なってきます。疑似ホルモンに関しても同様で年齢、性別、ホルモンの状態によって同じ摂取量でも全く異なる効果が生じます。特に胎児期には脳の性分化に異常が生じメスのオス化、反対にオスのメス化が生じます。反対に胎児や乳幼児の発育を阻害する食物でも成人期には乳がんや前立腺がんを抑えるなど成人病対策に役に立つ場合もあります。
Date: 2015/11/15(日)


植物の疑似ホルモン
植物は進化の過程で自らの身を守るために捕食動物の過多な繁殖を妨げるために捕食動物のメスを標的にして食べるとメスの動物に様々な生殖障害を及ぼすホルモンを産出するようになったものがあります。疑似ホルモンはそれを摂取した動物の体内で様々なレセプターと結合し標的臓器や免疫機能・神経系に影響を及ぼしていくことになります。人工的な化学物質・特に農業用や雑草駆除・害虫駆除のために膨大な殺虫剤や農薬が散布され続けこれが地球上のすべての生物の中に入り込み自然のバランスや循環をも撹乱し続けているのが現在の地球の状況ということになります。
Date: 2015/11/14(土)


植物の護身術
植物は動物のように移動したり俊敏に動くことも出来ません。捕食動物から自分自身を守るために様々な護身術を身に着ける必要がありました。草原には多くの植物が生えそれを数多くの動物が食べて大量に繁殖します。大量に繁殖した動物はそのエリアの植物を食べつくします。そうした環境の中で動物と捕食される数のバランスの中で植物の中にも自分自身の種を守るために護身術を身に着けていった種もあります。植物は自己防衛の戦略として、雄ではなく雌を標的にしたのです。捕食動物の繁殖力は雄ではなく雌の繁殖力によって左右されます。ある種の植物には避妊薬のような効能がある疑似ホルモンを産出するものもあります。
Date: 2015/11/13(金)


基本と進化
人も環境の変化に伴い生態的に対応できるように進化してきた反面、カメが2億年進化していないように全く変化していない一面もあります。内分泌系のような基本デザインは一切変化していないのです。多種多様な動物のホルモン・レセプターも数百年の間一切変化していません。生体のシステムは私が20年前、足の親指が圧断でつめと指が変形し数か月前の圧迫で手の中指が変形し続けているようにすぐに変化してしまうものもあれば生体の基本作用のように変化しないようにデザインされているものもあるのです。天然エストロゲンは1ppm(1兆分の1)の濃度で体内に存在し、レセプターと結びつき作用するという生体の基本的なデザインは一切変化っしていないという事で、何事も基本的な事が最も大切なことです。ほんの微量で生体の基本的な事が行われるメカニズムの中に同様な作用をもたらす人工的な疑似ホルモンが人体にしかも胎児期に大量に入ってきたらどのようになるか、考えるべきことです。
Date: 2015/11/12(木)


遺伝子の変化
子宮内でどのようなホルモンの暴露を受けるかによりその子の一生を左右するような影響を及ぼすという内容が研究の成果によって明らかにされているという事を説明してきました。また天然ホルモンよりはるかに効果的な影響を生体システム全体に及ぼす合成化学物質である疑似ホルモンがあること、さらに疑似ホルモンは天然エストロゲンを吸収しホルモン調節機能を持つタンパク質にも反応せずにその裏をかきほとんどの総てが機能してしまう事等も明らかにされています。これらは生体の成長に刷り込み作用を及ぼし生体の遺伝子にも影響を及ぼし成長に伴いその刷り込まれたものが発現されていくと考えられます。私も足の親指に重量のあるものを落としその重量でつめと親指が切れ切断してしまうところだったのですが数十年経ってもその爪が変形されたまま再生されます。さらにその後別の指では強力な力で圧迫されたところそのつめはその時の圧迫された形状を記憶したまま再生され続けているものもあります。これは何を意味しているかと考えると遺伝子は生体が受けた環境によって変化するという事を表しています。成人になってもさらに老人になってもこのような遺伝子の変化があるという事は胎児の時期、その生体が受ける影響はいかばかりかという事になります。さらに胎児が生まれる前のその両親の遺伝子に刷り込まれているものがその子供にも影響を及ぼすということになります。
Date: 2015/11/11(水)


現行ログ/ [1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [36] [37] [38] [39] [40] [41] [42] [43] [44] [45] [46] [47] [48] [49] [50] [51] [52] [53] [54] [55] [56] [57] [58] [59] [60] [61] [62] [63] [64] [65] [66] [67] [68] [69] [70] [71] [72] [73] [74] [75] [76] [77] [78] [79] [80] [81] [82] [83] [84] [85] [86] [87] [88] [89] [90] [91] [92] [93] [94] [95] [96] [97] [98] [99] [100] [101] [102] [103] [104] [105] [106] [107] [108] [109] [110] [111] [112] [113] [114] [115] [116] [117] [118] [119] [120] [121] [122] [123] [124] [125] [126] [127] [128] [129] [130] [131] [132] [133] [134] [135] [136] [137] [138] [139] [140] [141] [142] [143] [144] [145] [146] [147] [148] [149] [150] [151] [152] [153] [154] [155] [156] [157] [158] [159] [160] [161] [162] [163] [164] [165] [166] [167] [168] [169] [170] [171] [172] [173] [174] [175] [176] [177] [178] [179] [180] [181] [182] [183] [184] [185] [186] [187] [188] [189] [190] [191] [192] [193] [194] [195] [196] [197] [198] [199] [200] [201] [202] [203] [204] [205] [206] [207] [208] [209] [210] [211] [212] [213] [214] [215] [216] [217] [218] [219] [220] [221] [222] [223]
キーワードスペースで区切って複数指定可能 OR  AND

**HOME**
000134
[TOP]
shiromuku(u2)DIARY version 2.72