食品保存と環境浄化に貢献する細菌
酢とお酒は発酵食品ですがお酒を酢酸にするのは酢酸菌(アセトバクター・アセチ)で食酢の醸造に古くから亜使用されています。酢は雑菌の細胞膜に浸透しやすく雑菌の働きを抑制できるので食品の保存に利用されています。同じ発酵食品の納豆を発酵させる納豆菌(パチルス・サチルス・ナットー)は大豆を発酵させるだけでなく納豆菌が作るあのねばねばにはわずか500グラムで100トンの水質浄化能力があるとのことで水質浄化にも利用されており他にも消臭、カビ取り、植物害虫防除機能もあるとのことです。
Date: 2017/09/27(水)


酸性の環境で生育できる細菌
発酵食品の製造に多く利用される細菌に乳酸菌があります。乳酸菌は多くの食品に自然に付着し、ヨーグルトやチーズなどの乳製品や漬物などの発酵食品に利用されます。乳酸菌が食品を発酵させると乳酸ができ乳酸は食品を酸性にして腐食しにくくします。ヤクルト菌は元々腸に生息している乳酸菌群を取り出し腸内まで届き元気で生育できる菌にしています。
Date: 2017/09/26(火)


化粧品の製造にも細菌が活用
化粧品や美容液に保湿成分として使用されるヒアルロン酸は巨大分子で抽出したり製造するのはなかなか困難でした。鶏のトサカからの抽出や微生物による製造も病原菌の感染が懸念されていました。その後乳酸菌の仲間であるストレプトコッカス・ズーエピデミカスの発見によりヒアルロン酸の量産化ができるようになり安価で大量に供給されるようになったのです。このように自然に生息する生物には自然循環にはなくてはならぬ様々な能力と役割を担っていますがそれを殺すような人工的な化学物質が生体系をゆがめ多くの生物を絶滅に追い込んだり人類に危険な生物を作り出すことにもなっています。
Date: 2017/09/25(月)


味の素も細菌によって作られている
うま味成分であるグルタミン酸は穴あき細菌によって発酵生産され商業的に生産され味の素として販売されています。この穴あき細菌は人工的にある物質が不足した状態で培養しアミノ酸を細胞外に分泌するよう穴ぼこだらけの細胞膜をもつ細菌を作り漏れ出したうま味成分を集め不純物を取り除いたものが発酵生産によるグルタミン酸で味の素というわけです。グルタミン酸を大量に生産する細菌で工業的に利用されるのは数種類の細菌です。
Date: 2017/09/24(日)


水素やメタンガスを産出する細菌
地球温暖化の原因となる二酸化炭素排出削減に向けては太陽光や風力発電によるクリーンエネルギーが活用されているところですがバイオ燃料電池を応用し次世代クリーンエネルギーとして水素を細菌によって生産し電気を得ることが研究されています。細菌に関してはさらに家畜やペットの糞尿などの有機物からメタンガスを発生させ発電に利用することも考えられています。
Date: 2017/09/23(土)


発ガン抑制と細菌
ヤクルトにも通称ヤクルト菌(ラクトバチルス・カゼイ・シロタ)が使用されこれらは実験動物を用いた発がん誘導剤による膀胱がん、や悪性腫瘍などを抑制する効果があることが報告されています。またピロリ菌が胃がんを発生させる可能性があることは周知のとおりですが反対にピロリ菌が食道がんの抑制効果があるかもしれらにということが示唆されています。
Date: 2017/09/22(金)


細菌の様々な活用
昨日は細菌とアレルギーの関係についてでしたが、その他にもガン予防、感染予防等の健康に関するものや衣食住に細菌が活用されていることについて触れていきたいと思います。まず腸内細菌は外部からの病原菌から守る役割をしています。腸の表面の腸内細菌は病原菌が腸に付着するのをブロックし病原菌に栄養分を与えない、病原菌を破壊する物質等も出しています。またコレステロールを低下する作用を持つものもあり人の健康に寄与している部分を大いに活用できそうです。
Date: 2017/09/21(木)


アレルギーと腸内細菌
小児アレルギーの子供達にはアレルギー反応抑制効果のある腸内細菌群が少ないという研究報告があります。そこでこれらの働きのある腸内細菌を投与する実験がなされ投与された乳児のアトピー皮膚炎の発症率がそうでない子供たちの半分まで抑えられたとのことです。腸内細菌群は生後1か月で形成されているといわれ腸内細菌群の構成とアレルギーは密接に関係しているとの推察によりその予防も可能になるということです。腸内細菌の動向はガンや様々な病気とも関係しているということになります。
Date: 2017/09/20(水)


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