河川水と土壌汚染
空気中の硫黄酸化物や窒素酸化物に基づく酸性雨、ドライクリーニングに使われる洗剤や電子部品・精密機械部品等の洗剤として使用されてきたトリクロロエチレン・テトラクロロエチレン、さらに各種農薬等による土壌汚染はすべて水に集約されてきます。 日本の水の約70%は地表水で、地下水が27%、その他が3%で、河川水の占める割合が大きいのですが、河川水は汚染されやすく、下水処理場やし尿処理場からの処理水、さらに工場廃水も流れ込みます。世界的にみても、これから水質はさらに悪くなっても、良くなるとは考えられません。仮に農薬や有機塩素系洗浄剤を今すぐ全廃しても、もとに戻るのには50〜100年はかかります。海水が太陽の放射エネルギーによって蒸発することだけを考えると,何も化学物質を放出しなくても約3200年の年月を経ねば元の状態に戻らないと考えられています。しかし自然の自浄作用を考えればもっと短期間に自然循環が回復するものと思います。自然の力はすごく人力が加えられなければあっという間に自然浄化力により回復します。これはヒトの自然治癒力と同じです。人のように自然にも閾値がありその負荷を超えると異常事態、疾病が発症するということです。
Date: 2016/09/30(金)


水の循環
地球においては水の循環作用が気象を支配します。現在の異常気象も人工的な温暖化と水の循環によるものといえます。人の体においても水は栄養運搬、細胞の働きをたすけ、老廃物の除去、体温調節等々様々な働きをします。 地球上の水は、太陽によって温められ蒸発し、上空の冷たい大気に触れ、雨や雪になって地上に落ちてきます。河川や海、湖沼に降りそそぎ、地下にしみ込んだ水もやがてまた河川や海などに戻っていきます。 地球上の水は、太陽によって温められ蒸発し、上空の冷たい大気に触れ、雨や雪になって地上に落ちてきます。河川や海、湖沼に降りそそぎ、地下にしみ込んだ水もやがてまた河川や海などに戻っていきます。この水のサイクルの中で、最もきれいで安全な水は蒸発したばかりの蒸留水で、ほとんど不純物が含まれていません。ところが、空気に触れたとたん空気中の汚染物質が水に溶け込みます。
Date: 2016/09/29(木)


地球上の水の総量
水は地球表層にさまざまな姿で分布しています。大気中には気体の水蒸気が、地表には液体の海水、河川水、湖沼水、地下水などが、さらに北極や南極には個体の形で雪氷が存在し、また動植物や土壌、岩石も水を含んでいます。現在の地球の水の総量はおおよそ14億k㎥と見積もられており、このうち海水が総水量の97.5%をしめ、地球表面のほぼ2/3を覆っています。通常,温水と水蒸気を除く雪氷,地下水,土壌水,湖冠水,河川水などを陸地球表層における水の分布と呼んでおり、その量は全体の約2.5%に当ります。しかし、陸水の大部分(1.75%)は両極地の氷河によって占められているため残りの約0.75%が地下水,湖沼水,河川水などに相当する。このうち,人間が生活用水などに利用できる水量は,浅層地下水(45万k㎥),湖沼水のおよそ半量(12.5万km㎥)と河川水などに限られており,地球上の総水量に対するこれらの比率はわずかに0.04%にすぎません。こんなわずかな水量で人類をはじめ、多くの生物が生命を維持できるのは,水の循環によるものです。
地域により水の循環にも格差があるために命を維持するために水のためにほとんどの労力を費やす地域もあります。私達の体も水の循環により成り立っていますので水が絶えると生物の命も絶えるということになります。

Date: 2016/09/28(水)


現代の人工的なストレスを解決する手法
空気や水・土壌汚染、人間と自然の乖離、今までに無い病気の発生、高密度な住居・住環境によるストレスが現代病の根底にあります。特に緊急を要する住環境の問題点として空気中の有害化学物質、電磁波(送電線・家庭電化製品・配線・携帯電話による電波・電場・磁場・マイクロ波)騒音・低周波騒音・超低周波騒音、微生物汚染、水への汚染や人工的な過度のエネルギーの消費による物理的な汚染があるといわれています。それらの反動として私達の源泉である「自然」と協調することを求め、時代に即した人間味のあるエコソーシャルな建築文化を構築しようと動き始めました。バウビオロギーや住環境学はそうした総合的な実践的学問です。住環境学では特に今現場でどのようにしてストレスのない商品を作り出していくかという現実的問題を解決することを目的としています

Date: 2016/09/27(火)


住環境学とバウビオロギー(建築生物学)
ドイツではすでに35年前から住環境に起因する総てのものを体系的に捉えそれを住環境の総合的な学問としてバウビオロゲー(住環境測定士)養成講座として体系的に教育指導しています。7年前からその教育について視察をし感じたことは総てにおいて計器を使用し数値や音によりストレスを体感あるいは観察できるようにしているということが理論科学的に行われているということでした。バウビオロギーとはバウ(建築)・ビオ(生物)・ロゴス(学問)・クルトゥア(文化)を表し生命体と建築の間に存在する全体的諸関係についての学問でありその課題は、全体を調整すること。バウビオロギーの学問的な背景として大都市における人口、経済、権力の集中化が環境破壊を起こしたことによる地球生命体に及ぼす絶滅的な危機感があります。住環境学では今現在起きていることを測定による数値で把握しどの様に改善していくかという実践未来志向的な学問を目指しています。
Date: 2016/09/26(月)


細胞と宇宙
環境は、住宅室内環境、都市環境、地球環境そして宇宙と連鎖し地球生命体、人とも干渉しあい、互いに影響を及ぼし合ってつながっています。現在の地球環境は人工的な汚染物質や人工的な物理的な電磁波等の様々なエネルギーによって近年、急激に変化しました。その急激な変化・環境汚染により多くの生物が犠牲となり絶滅したものもあります。、併せてその影響による気候変動が地球上の災害と更なる地球生命体の病を増加させています。現状を捉えるためには過去・現在・未来についてミクロの世界を考えるためにはマクロの世界も考えなければ本質を知ることはできません。
Date: 2016/09/25(日)


住環境と測定士
住環境に起因する疾病の原因として健康影響に関連ある環境因子を大別すると、化学的因子、物理的因子、生物的因子、社会的因子の4つに区分することができます。これらの検証方法として測定や分析があります。疾病の原因としてこれらの複合被曝や精神的なストレス等も検討しなければなりません。住環境測定協会はこれらの中の社会的因子を除く3つの分野の専門家として室内空気測定の専門家である室内空気測定士、電磁波に関する調査・測定の専門家である電磁波調査士、家庭内や近隣関係における一般騒音や低周波音、超低周波音等の特殊騒音が測定できる騒音測定士を育成しています。また人の年齢や体質、性別、経歴等によっても疾病の症状に差異が生じますので測定や分析、改善や予防の実施・研究・開発をする為には化学の基礎知識だけではなく具体的に人の細胞や組織の働き等に関しても科学的な基礎知識を学んでいく必要があります。
Date: 2016/09/24(土)


人間の化学物質に於ける許容量
許容量/耐用量(Acceptable Level/Tolerable Level)はある目的のための化学物質の使用に際し、安全性の観点から許容しうるとして設定される化学物質の人の摂取量、あるいは曝露量を許容量といいます。本来無い方が好ましいが、技術的なあるいは、その他の理由で混入が避けられない時、安全性の観点から人に影響を及ぼさないと考えてよいとして設定される有害物質、あるいは、汚染物質の量を耐用量といいます。しかしながらこれらについてはかなり長期にわたりその人を観察し続けなければ真の許容量は示すことはできないというのが実情ではないかと思います。短期間、ADI(Acceptable daily intake):一日許容摂取量、、TDI(Tolerable daily intake):一日耐用摂取量では推し量ることができると思いますが、以下の長期にわたるものはヒトも同様に考えるのは無理があるように思います。RfD/RfC(Reference dose/Reference Concentration)等、人が一生涯毎日連続して摂取しても毒性が現れないと推定される量です。RfDは経口曝露に関する参照値、RfCは吸入曝露に関する参照値で体重1kg当たりの摂取量mgで表されます。動物試験により得られた無毒性量(NOAFL)もしくは無影響量(NOEL)を、安全係数/不確実係数(通常、100)で割って算出されます。TLV(Threshold Limit Value):は許容濃度を示します。
Date: 2016/09/23(金)


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