
■高度成長経済期の住宅事情 私のマイホームの思い出は35年前、結婚して杜宅に住んだことから始まります。当時は高度成長期にあたり、同じ杜宅に住んでいた方々は皆さんどんどんマイホームを買って1年位で杜宅を出て行かれました。分譲住宅や分譲マンションのニュースが流れると建設中のうちから販売が始まり購入希望者が殺到する有り様でした。私たちも例外ではなく近所に建設中だった3DKの分譲マンションの抽選に当たり社宅生活は1年くらいで転居しました。この頃はバブル現象の走りでもあり一緒に抽選で当たった友人は3DKのマンションを540万円で購入し、1年後には980万円で売却し移転されました。私達は5年間のマンション暮らしの後、1080万円で売却することが出来ました。そしてそれを頭金にし残りはローンを組んで実家の木造2階建ての家を建て替える事にしました。 ■不満の多い初めての我が家 当時私は26歳、主人は27歳で二人共家に関する知識がなかった為、専門の先生の勧めもあった関係でプレハブ系の住宅を建てました。母と同居することもあり1階を母の住まいとし、2階に私達の部屋を設けました。母が詩吟を教えていたので生徒さんの出入りも多く1階のトイレは男・女別の和便器にしました。プライバシーも考え2階への階段を外階段にしたのは、不便なことも多く後悔しています。何の知識も持たないまま建てた初めての家だったので、生活していくうちに、あちこち不満なところが多く10年経って大幅な増改築をしました。子供達も成長したので各々個室を増改築しガレージの下を母の部屋としました。クローゼットに付いていた観音開きのドアは機能性を優先して全部取り外しました。家族の成長や生活スタイルの変化に伴って増改築は必要なことだと思います。 ■20年経っても出ない太陽熱温水装置の湯 一番の失敗は太陽を利用した温水装置の出初めに電気代の節約を考えてこれに飛びついた事です。設置業者も経験不足でこの温水装置のことをよく知らず、こちらの思惑と違うメーカーの機種を付けてしまいました。その為配管がうまくいかずに20年経った今でも我が家の風呂に太陽を利用した温水装置のお湯が出ることはありません。強く苦情を言いました。太陽熱の恩恵にあずかることはありませんが我が家の屋根にはしっかり温水装置が据え付けたままです。その後リフォームすることも無く家もかなり古くなっています。今は取材や人形を置いておく為に別途マンションを借りています。プロとして人形遣いのお仕事をするとは思ってもみませんでしたが、今年5月にはホテルニューオータニで10周年記念公演を行いました。これも皆様のご支援のお陰と感謝いたしております。 |
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