NPO法人住環境測定協会は、シックハウスの予防・改善を目的とする事業者の協会です。
■ 1Kアパート狭い新婚生活

 富山県の農家7人兄弟の3男坊として生れました。15歳で叔父をたよって上京し、3帖間の物入に住み込み、叔父の仕事を手伝いながら8年間過ごしました。その後23歳から27歳で結婚するまでは、6帖間の生活。結婚当時は4.5帖、3帖キッチン、トイレのアパートでした。家賃は11,000円位でした。家内は同郷の富山人で私たちが所帯をもった時、家内の実家から国鉄のコンテナで所帯道具を送ってくると言うので慌てた事があります。富山では、結婚すると自転車からつま楊枝まで持たせるといった文化があるものですから。荷物を送るのは部屋を見てからにして下さいとお願いしたものです。4年位して2人目の子供が生れる時、手狭になったので別のアパートを探し始めました。アパートの家賃も当時2万円したので、そんなに高い家賃を払うのだったらと思って命がけで貯めた140万円を頭金にして340万円の家を買いました。

■ 娘夫婦との同居を考えて建替え

 場所は池袋線上福岡市で約20坪の土地に16坪位の建物でしたが5年後、結構いい値段で売れる事になったので処分し、ここから車で約30分のところへ約40坪の土地を買い、家を建てました。閑静なロケーション、しかも角地で少し入っているので車の往来もあまりありません。土地と家で1,600万円位でした。今度は、約600万円の借金をし、現在まで28年位ここで生活しています。5〜6年前に娘夫婦(孫3人)と同居するということで建替えをしました。同居生活を楽しみにしていた家内は新しい家の計画途中でなくなってしまいました。本当に残念です。更地から家を建てるのは2回目ですが、いろいろ考えさせられることが多かったと思います。

■ 大変な買い物建築会社に物申す

 高気密・高断熱・外断熱で夏涼しく冬暖かい、そんなキャッチフレーズに魅力を感じ工務店を決定しました。注文建築とはいっても間取りはプロに任せ、間取りが決まるとあれよあれよと言う間に家がどんどん完成していきます。注文建築と言ってもその建築会社の指定された材料で建売で使っているのと変わらない材料・素材で家が完成していく。予算がなければ素材の選択余地がなく、自分の考えが反映されず、注文住宅とはいえないと思います。値段に応じた建材や素材・色の調和と言ったことなども考えておかなければいけないなぁと考えています。ともあれ娘夫婦はたくさんの借り入れをしてこの家を守っていかなければなりませんので、大変な買い物をしたわけです。建築会社にはそこのところも配慮して計画や工事を進めてもらいたいものです。
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